今年は一本桜巡りしてみない？福島県内の「一本桜」＆グルメスポット

数多くの木々が連なる桜並木もいいけれど、神々しいまでの存在感を感じる一本桜も見応え十分。最近は「一本桜巡り」にハマる人も急増中なのだとか。福島県は一本桜好きにはたまらない名桜の宝庫！今回は全国に名を馳せる三春の滝桜以外の知っておきたい一本桜をフィーチャーします。
※見ごろは目安の時期です。気候によって時期は変動します。開花の詳細は各自治体までお問合せ下さい。

芳水の桜(福島市)

福島市松川町、国道4号線南バイパス沿いに立つ芳水の桜。個人所有の桜ですが、開花期間中に限り一般にも開放されています。群を抜く立ち姿の美しさは必見！別な角度から見ると傍の池に移る逆さ桜の姿も望めるのだとか。

秋山の駒ザクラ(川俣町)

ソメイヨシノの親とされるエドヒガンザクラの一本桜。3分～4分咲きの頃にはピンク色でそこから白色を帯びた淡紅色の小花をまといます。女神山を奥に携えたカットは、福島の原風景の素晴らしさをストレートに体感できる美しさ！

川俣町立ち寄りスポット！
グリムプラザ紫月庵

大人気パン屋さんが直営する和菓子店

福島や郡山でも人気のパン屋さん『ぐりむわーるど』が直営するお店。和菓子から洋菓子まで幅広いラインナップ。

瑞々しいみかんを丸ごと包んだ斬新な一品。ミカンジュース・生クリーム・ホワイトチョコを合わせたクリームが隠し味。(みかん大福　1ヶ180円)

ふんわり焼き上げたスポンジでチーズ味の特製クリームをサンド。絹の町として知られる川俣を代表するシルキーなお味♪(絹の月　1ヶ98円、10ヶ入り1,196円)

表面はカリっと香ばしく中はしっとりなめらか♪食感の違いを存分に楽しんで。(黒かりんとうまんじゅう　1ヶ110円、6ヶ入710円)

合戦場のしだれ桜(二本松市)

推定樹齢180年、三春滝桜の孫桜とも言われる二本松を代表する名桜。一見、一本の桜に見えますが、実は二本のしだれ桜が寄り添うように立っていて「夫婦桜」とも呼ばれているそう。桜と菜の花に青空と新緑が合わさる春のカルテットをお見逃しなく！

☆さくら祭り
2019年4月3日(水)～26(金)9:00～21:00
お問合せ/0243-65-2803(岩代観光協会)

越代の桜(古殿町)

林野庁の「森の巨人たち百選」と県の天然記念物にも指定されている、豪快なヤマザクラの大木。樹齢400年、高さ20ｍ、幹回り7.2ｍの壮大なスケールに圧倒されます。県内で最も遅い時期に咲く桜でもあるので、お花見シーズンの締めくくりにぴったり。

☆越代のサクラ祭り
2019年5月3日(金・祝)10:00～16:00
お問合せ/0247-53-4620(古殿町産業振興課)

上石の不動桜(郡山市)

幕末時代に寺子屋として使われていた小さなお堂を守るように枝葉を広げる巨大な桜。桜とお堂の赤い屋根、菜の花の黄色が絵になります。

中田町の桜ロード(郡山市)

中田町の宮城小学校付近には、あまり知られていない一本桜が他にも。上石の不動桜を見に行く途中でもドライブしながらお花見を楽しめます。

延命寺の桜(郡山市中田町)

荒神社の桜(郡山市中田町)

台の桜(郡山市中田町)

中井田の桜(郡山市中田町)

龍光寺の桜(郡山市中田町)

金毘羅桜(玉川村)

個人宅の敷地内に悠然とそびえる手入れの行き届いた穴場の名桜。夜にはライトアップされ、違った表情を見ることができます。

相応寺のしだれ桜(大玉村)

優美な枝ぶりの造形と美しい薄紅色の花に見惚れる相応寺のしだれ桜。桜めぐりと寺社めぐりを同時にできるのも春ならではの楽しみ方。

永泉寺の桜(田村市)

滝桜の姉妹樹と言われる樹齢400年の大木。根回りが4.1ｍもあり、県の天然記念物に指定されています。

※この記事はaruku2019年4月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものです。