イオンタウン郡山内にある、青い石窯が目をひく建物。オシャレな外観に引き寄せられて中に入れば、北欧風の広い店内と、陳列された美味しそうなパン…。
きっと、「素敵なパン屋さん」というイメージを持つ人が多いはず。だけど、いずみがもりは決して新しさ・オシャレさを追求するだけのパン屋じゃないって知っていますか?
低価格で美味しいパンを、わかりやすく
お店の顔となるパンは、粉から仕込んで生地を作り、それを焼き上げるフルスクラッチ製法。その日の気温や湿度などを考慮し、生地を作ります。その後で、シンボルでもある青い石窯を含め、3台のオーブンをパンの種類によって使い分けて焼き上げます。
店内に並んだパンを眺めてみると、価格帯は意外にリーズナブル。製造直売だからできることで無駄なコストを省き価格を抑えています。実は「パッと見てどんなパンかわかり、手を出しやすい」を大切にしているいずみがもり。だから、商品名もわかりやすくて親しみやすさがガンガン伝わります。
ちなみに、約100種のパンのうち不動の3トップはクリームパン、カレーパン、塩パンの3種。スイーツ系と惣菜系のどちらも入っているとは、両ジャンル見逃せないです。
子ども連れで来やすい・過ごしやすい
いずみがもりという名前は、ベストセラーの絵本「からすのパン屋さん」の舞台になっている街が由来です。実は、いずみがもりを運営する会社がもともと児童書をメインに扱う書店だったこともあり、児童書への想いはひとしお。絵本の世界観を大事にしつつ、子ども連れでも利用しやすくなっています。
パンに関する絵本が多いのは、パン屋さんだからというわけではないそう。パンを実際に食べて、パンの絵本を読む。そうすれば、さっきのパンはこれだね、など読み聞かせがもっと楽しくなると思うからなのだとか。こんな知られざる工夫も、読み聞かせの大切さがわかるいずみがもりならでは。
イートインスペースの真ん中にキッズスペースを設け、ママも子どもが何をしているか、目の届く範囲で過ごせるようにと工夫がされています。キッズスペースにある木のオブジェは、いずみがもりの街をイメージしています。
小さい頃、親に連れられてきたパン屋さん。そこで食べた、あのパン。久しぶりに食べたいな、という場所になってほしいというのが一番の想い。だから、コミュニティとしての場にもなるよう、広い店内を作っています。
目指すのは「慣れ親しんだ街のパン屋さん」
いずみがもりがここまで居心地の良さを重視するのは、「ヒュッゲ体験」というコンセプトから。ヒュッゲとは、デンマーク語で「人と人とびふれあいから生じる、温かくて居心地のいい時間・空間、それらを大事にする精神的豊かさそのもの」ということ。パン屋さんという形を通じて、地域の人にとってほっとくつろげる、思い出の場所になればという願いが込められています。
席の間隔も広くて席数も豊富なイートインスペース。あえてゆったりとさせ、リビングのようにくつろげる場所に。
パンに関する様々な本や絵本の他、北欧ライフスタイルに関する本もセレクトされています。本棚に並ぶ本はまるで木の実のよう!お気に入りの本を見つけて、パンを片手に読書をするのもオススメ。
侮れないサービス、“Rebake(リベイク)”
希望すれば、購入したパンをBALMUDA製のトースターでリベイク(焼き直し)ができます。
感動の香りと食感を実現すると話題のトースターを試してみたい、という方はぜひスタッフに声をかけてみて。
本日のスープとともに。リーズナブルな価格でも、きちんとカップで提供されるのが嬉しい。野菜を使ったパンと合わせれば、即席のパンプレートランチにも早変わり!
食品・雑貨目当てに訪れるのも◎
店内には、オールフルーツで作るジャムやパスタソース、ワインなどの自然派食品を取り扱うサンクゼールと、和食文化を発信するため、全国のセレクト食品を取り扱う久世福商店の人気商品も販売。
どちらも商品自体県内で買える場所が少ないので、ここを目当てに来る方も。試飲・試食もできますよ。
パン屋さんだけど、パン屋さんでは終わらない。
そんな魅力がいっぱいのいずみがもりは、すでに学生さんから親子連れ、年配の方まで本当に幅広い年齢の方が男女問わずに利用しています。
新しいけれど、どこか落ち着く。お店を訪れれば、自ずと思うはずですよ。
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※店舗の営業時間や店休日が変更になる場合がございます。
SHOP INFO
Bakery いずみがもり イオンタウン郡山店
福島県郡山市松木町2-88イオンタウン郡山敷地内
営/8:00~19:00 ※イートイン利用は18:00まで
休/無休