きちんとケアしているつもりなのに、いつもパサパサになってしまう髪。パーマやカラーをしているから?クセがあるから?いいえ、実はスタイリストの遠藤さん曰く「髪は何もしなくても傷む」のだそう。空気中の汚れや紫外線、暑さや湿気、汗や皮脂など髪のダメージ要因は常にまとわりつくので、だからこそ毎日の習慣が大事になってくるのです。これだけはやってほしい手順は4つ。①シャンプーやドライヤー前のブラシ、②シャンプー時の洗い方、③化粧水代わりのミスト、④ドライヤーの順番。普段やっていることにちょっと加えたり手順を変えたりするだけで1年後の違いがハッキリ出てくるのだとか。
使うシャンプーやミスト選びに迷ったら、髪のドクターである美容師さんに聞くのが一番の近道。どんな髪になりたいか、どんな悩みがあるかで選ぶシャンプーも変わるので、いつも通っているサロンで聞いてみましょう。
①使うブラシは目の粗いやわらかいもので。シャンプー前に髪を整えて洗いやすくしたり、トリートメントやミストをなじませたりと、ブラシはヘアケアのマストアイテム。
②シャンプーは手のひらでなじませてから髪全体になじませ、泡立てる。洗う際はガシガシ強く洗うのはNG。歯ブラシで細かく磨くように、指をやさしくあてて小刻みに動かしながら細かく洗い、水でしっかり洗い流します。
③肌に化粧水をつけるように、髪もそのままだと潤いが逃げてパサパサに。なのでドライヤー前にヘアミストを髪全体にシュッ。ドライヤーの熱から髪の毛を守ってくれるタイプや、トリートメント成分を多く含んだタイプなどもあるので、上手に活用しましょう。
④ドライヤーは乾きにくい襟足~耳裏からあてて。顔まわりを最後にすると当てすぎず、オーバードライになりにくいそう。
Blanc blanc遠藤さん
※この記事はaruku2019年9月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。