石川郡にある私立石川義塾中学校。ここでは、自分で設定した目標に挑戦する大会「チャレンジカップ」に毎年参加しています。参加する生徒たちは、各々でテーマや目標を決め、どのようにすれば達成できるのか自分自身で考え、学校の授業や部活動と合わせて毎年努力されるそうです。今回は、その大会で2019年に最優秀賞を受賞した生徒3名に感想を聞いてみました。
4ヶ月でテストノート5冊以上、3人で2,000Kmをチャレンジ!
Q.チャレンジカップでは何をされたのですか?
関根君:僕たちは、10月1日から1月31日までの4ヶ月間で、1人につきテストノートを5冊以上、3人合計で2,000Kmを走る目標を立てて挑戦しました。
Q.きっかけは何だったのですか?
松下君:僕たち3人は陸上部に所属していて、昨年の陸上やテストで、なかなか思うような結果が出ず悔しい思いをしたことがきっかけです。
Q.どのようにチャレンジしたのでしょうか。
大島君:まず、目標を達成するために計算をして、週ごとに走る距離を設定しました。テストノートは、苦手教科や好きな教科などその日に自分の決めた教科を自主学習で行いました。もちろん宿題とは別に行うのですが、1人あたり毎日2.5ページのペースで進めて、ランニングは毎日5.6キロメートル走るようにしました。
Q.学校や部活があるのに、毎日続けるのは大変そうですね
松下君:そうですね。とても大変でしたけど、みんながいたので頑張れました。最終的には、テストノートは1人あたり6冊、3人合計で3,000Km走行で無事達成することができました!
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3人で協力したチャレンジカップ。そこから学んだこと
仲間と協力することの大切さを学びました。その都度3人で情報を共有し合い、目標を達成していない時は、互いにできない部分を補い合いました。チームでチャレンジカップを行ったからこそ、3人の団結力は高まり、絆も強くなったと思います。また、僕自身は、最後まで物事をやりぬく粘り強さが身に付きました。将来は、人に影響を与えられる存在になりたいです。
僕は、どんな事にもチャレンジする精神や、どんな壁も乗り越えられるねばり強さなどが成長できたと思います。壁にぶつかった時は苦しかったですが、その分達成した時はものすごく喜びを感じてチャレンジすることの面白さを学べました。また、チャレンジカップでは、授業で受けていた7つの習慣J®も参考になりました。「相乗効果」「自信貯金」「win-winの関係」「ポジティブ思考」の話が印象的で意識することができたと思います。
東京オリンピック・パラリンピックの郡山市のボランティアに参加することを3人で決めたのですが、それもチャレンジカップに参加したからこそだと思います。こういった経験を大切にして、将来は人を感動させたり、助けられるような人物になりたいです。
負けん気も強くなりましたし、チャレンジ精神や責任感などをもつことができました。以前受けた7つの習慣J®の授業も参考になったのですが、その授業では「相乗効果」「チャレンジ精神」「自信貯金」「win-winの関係」が印象的でした。冬休みや正月休みもあり、3人が直接会うことができなかった期間は「チームのために頑張らなくては!」という気持ちが強くなって、励むことができたと思います。僕も将来は人に影響を与えられるような人間になりたいです。今回学んだことを活かして、これからも色んなことにチャレンジしたり、社会に貢献出来るような人になりたいと思います。
―毎日の授業や宿題、部活をこなしつつ目標を達成するのは簡単な事ではありませんよね。でもそこから学べた仲間との繋がりや目標に向かって頑張る事の大切さは、これからの人生で大きな糧となりそうです。今日はありがとうございました。
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私立石川義塾中学校