「小学校に入る前から、いろんなことができる子になってほしい」。
お子さんの成長をしっかりと考えているご両親が選ぶ幼稚園が、福島県郡山市にあります。それが「ヒューマニティー幼保学園」です。
独自のカリキュラムに、「ヨコミネ式教育法」や「くぼたのうけん」、「右脳教育」といった指導法を取り入れ、一人ひとりの子どもたちが持っている能力を伸ばす教育を行っています。そんなヒューマニティー幼保学園の瓜生麻美園長にお話を伺いました。
3歳で「よみ・かき・そろばん」をはじめる!早期教育が子どもの可能性を引き出す
aruku:ヒューマニティー幼保学園では「よみ・かき・そろばん」、「絶対音感トレーニング」、「体育」など、さまざまなカリキュラムがありますが、なぜ、これらの指導を行っているのですか?
園長:私は「子どもはみんな天才なんじゃないかな?」と思っています。生まれた時に、子どもは可能性をたくさん持って生まれ、いろんな経験を通して成長します。
日本には、「三つ子の魂百まで」ということわざがありますが、子どもの能力というものもまさにその言葉通りで「3歳の頃に身に付いたものは、その人の一生を支える軸になる」と私は考えています。たとえば、私どもの幼保園では、0、1歳、2歳児クラスから、絵本の読み聞かせやカードを使ったひらがなクイズをはじめています。
3歳児クラスでは、文字のあてっこゲームをやったり、えんぴつで文字を書き始めます。「3歳からひらがな書けるなんてすごい!」と驚く方がいらっしゃいますが、当園の子どもたちはみんなできるようになるんです。
ヒューマニティー幼保学園では、「よみ・かき・そろばん」、「英語」、「音楽」や「体育」を中心にカリキュラムを立ていろんなことをやりますが、子どもたちはどんなことも吸収します。
それが子どもたちの能力です。能を刺激して、どんどん情報を入れてあげると、それが3歳ごろから溢れ出てくるのです。
ヨコミネ式や久保田式!出来ないことが出来るようになる成功体験の連続が子どもを夢中で取り組むきっかけに
aruku:指導方針として掲げていることは?
園長:私たちは独自のカリキュラム「DREMS(ドリームス)」を導入し、「頭と心と体のバランスのよい教育」を目指しています。
0~2歳児クラスでは久保田競・カヨ子夫妻が考案した「久保田式育児法」を実践する「くぼたのうけん」、3歳児からは横峯吉文氏が提唱する「ヨコミネ式教育法」、全クラスで「JUNKK(右脳教育)」を取り入れた指導を行っています。こうして幼児期の経験を積み重ねることによって、できることが増えることももちろんですが、その後成長していく中で、自分で考え行動する力、問題を解決する力のある人間になってほしいいう想いがあります。子どもたちの好奇心を引き出し、できないことができるようになる「成功体験」を、この幼児期にたくさん与えたいと考えています。実際、子ども達はできることが楽しくなり、「自分でやりたい!」「もっと知りたい!」「もっとできるようになりたい!」という次の意欲につながっていきます。
体育は人間の基本!跳び箱やかけっこ、柔軟、体操の時間を取り入れ、お子さんの体の成長を促します。
aruku:身体の成長のために子どもたちは、どのような一日を過ごしているのでしょうか?
園長:基本的に、0・1歳児、2歳児、3歳児、4歳児、5歳児のクラスに分かれ、それぞれの年齢に添った活動を行っています。
活動は0・1歳児クラスから積極的に取り入れ、次のクラスに向けて成長できるカリキュラムを組んでいます。3歳児クラスになると活動もさかんになります。子どもたちが集中力を保てる15分~30分のサイクルで、毎日楽しんでいろいろなことに挑戦しています。4歳児、5歳児クラスも、さまざまな活動をすることは同じなのですが、特徴としては、ひとりずつ机が用意されます。小学校の教室のようなイメージです。就学前に椅子に座って集中して学ぶ力が身に付きます。
そのようにして過ごした子どもたちは、卒園するまでに、ブリッジや倒立は簡単にできてしまいます。跳び箱は10~13段跳べるようになります。ピアニカで50曲くらい弾けます。小学校1年生の漢字を理解しています。親御さんもびっくりするほどできることが増えて、立派に成長していきます。
しかし、できることが目標ではないのです。何ができて、何ができないのか?ではなく、そこに至るまでに子どもたちがどのようにして心と身体を鍛えていくのか。私たちは、その過程を大切に見守ることが一番大切だと考えています。
無添加、無農薬の自園給食!子ども自身が盛り付ける「セミバイキング」で自主性を伸ばします
aruku:園活動の中で、子どもたちはきっと毎日の「おひるごはん」を楽しみにしていますよね。ヒューマニティー幼保学園のおひるはどのようにしていますか?
園長:当園は「自園給食」です。幼保園の中に厨房があり、そこで栄養士さんが考えた献立を丁寧に作り上げています。
「食は生きる力の源」と考え、無農薬のお米や野菜を使っています。昔から日本人の暮らしを支えてきた玄米や雑穀、魚介類や野菜、海藻や豆類が中心です。また、調味料もできるだけ添加物の入っていない自然由来のものを選んでいます。食は大切な子どもたちの身体や脳を形成する大切な要素だと考えています。
給食の時間は、セミバイキング式で、自分で食べられる量だけをお皿に盛りつけるよう指導しています。「苦手なものはちょっとだけ。好きなものはたくさん食べたい!」という子どもたちの気持ちを尊重してあげたいと思っています。
また、自家農園や契約農家さんの畑で、農業体験をする活動を行っています。季節の野菜はどのようにして育つのかを学ぶ良い機会です。自分たちで採った野菜を、給食でいただくことで、食の大切さに気づく人間性を育てていきたいと考えています。
ヒューマニティーで育てるのは『人間力』。どの時代でも生き残れる力の基礎を身に着けます。
aruku:園としてどのように成長していくことを願って、お子さんの指導をおこなっているんですか?
園長:「詰め込み教育の園なのでは?」と思っている方もいるかもしれません。私たちは子どもたちが「遊びながら学ぶこと、遊びを通して学ぶこと」が大事な事だと思っています。人間の基礎を作るのは乳幼児期といわれています。脳が発達する時期に、多くのことを体験することが大事だからです。そして、創業以来、知育(頭)、徳育(心)、体育(体)の3つの力を育てるよう心がけてきました。世界に通用する知識と人としての大切な心、どんな環境にも対応できる体力を身に付けて、将来、どんな環境においてもたくましく生きる人間に育ってほしいと願っています。
きっと、ヒューマニティーでお友達同士で遊びながら学んだことや先生と一緒に勉強したことも大切な宝物になると思っています。
「ヒューマニティーに通ってどうですか?」在園児の保護者にインタビュー!
ヒューマニティ幼保学園にお子様を通わせている保護者のお二人に実際にお話しをうかがってみました。
「たくましく、豊かな心」を育てる教育方針に共感。
お子様/長男4歳(RAINBOWクラス)、次男2歳(SEAクラス)
Q1.ヒューマニティーを選んだポイントは?
仕事をしているので子どもと接する時間が普段少なく、子どもの教育はどうすべきかを悩んでいましたが、自分たちではできない教育をしてくれるところに興味を持ちました。また、集団生活でお友達と関わり、異年齢の子への接し方や負けた時の悔しい気持ち、相手を思いやる気持ちも学ばせてもらえたら良いなと思いました。
Q2.お子様の成長を感じるのは、どんなときですか?
お兄ちゃんが幼稚部に入り敬語を使えるようになったときは正直驚きました。家でも弟に優しく接したり面倒を見てくれる、頼もしい子に成長しています。
Q3.ヒューマニティーの教育方針の中で、最も優れていることとは?
徒競走などで1番の子は名前が掲示されます。負けたら悔しい、次は頑張ろうという気持ちを育むのは、今の教育ではなくなってきているので、とても貴重な経験だと思います。また、英語は週2日ネイティブの先生が教えてくれるので、聞く耳が育ちます。
Q4.ヒューマニティーで良かったなと感じることは?
園に畑があり、野菜を作って給食に出すなど「食育」がしっかりしているところですね。息子は、自分の好きなことを自由にできる「フリーデイ」をとっても楽しみにしています。週末には先生から活動レポートが届きます。写真付きで日頃どんな活動をしているのかを見れるのが親としては嬉しいです。
思いやりを持ち、社会のために役立てる人に育ってほしい。
お子様/長女2歳(SEAクラス)
Q1.ヒューマニティーに通わせたいと決めたポイントは?
体操、音楽、英語、運筆、右脳教育等、たくさんのカリキュラムがあるので、その中で娘が好きになったり夢中になったりすることが見つかるといいなと思いました。
Q2.お子様の成長を感じるのは、どんなときですか?
家でブリッジをしたり、体操をしたり、体を動かすことが大好きな子になりました。また、英語で歌を歌ったり、物の名前や国旗をあてたりするするので驚かされます。
Q3.ヒューマニティーで良かったなと感じるときは?
何より子どもが毎日喜んで登園し、楽しかったーと笑顔で帰ってくることです。先生の名前も覚えていていて、大好きな様子が伝わってきます。園でたくさんのことを学んできてくれることはもちろんですが、優しい先生方のもとで、毎日安全に過ごせることを嬉しく思っています。
Q4.ヒューマニティーの教育方針の中で、最も優れているところは?
教育方針に「心の力 学ぶ力 体の力 子どもたちはたくさんの可能性を秘めています。それを引き出し、将来、世のため、人のために役立てるような…そんな立派な人になってほしい」という文言があります。子ども自身が賢くなったり、出来ることを増やすだけでなく、人のため、社会のために役に立てる人格の育成に力をいれている点に共感し、信頼を寄せています。
娘には、思いやりを持ち、人のために何ができるか考えて自ら行動できる人になってほしいです。
この記事のまとめ
① 早期教育で3歳から「よみ・かき・そろばん」を始め「脳」を育てる
② かけっこや柔軟体操、跳び箱で、6歳までに運動神経の基礎をつくる
③ 無添加・無農薬の食材を給食に。「食育」で心と体を鍛える