普段食べる調味料やプレゼント、手作りだったらより愛着を持てますよね。そこで、伝統が息づく二本松市や、切り花の購入額日本一(※平成30年調査)の福島市でできる体験をご紹介!
※新型コロナウイルスの影響により、店休日や営業時間変更の可能性があります。紹介した体験は年間通して申込可能です。
味も格別!行程も見て学べる「手前みそ」/国田屋醸造
かつてはどの家庭でも手作りしていた味噌。いまは手軽に購入できるようになりましたが、どんな材料で、どう作られていくか知っていますか?それが体験できるのが、二本松市で江戸時代から味噌・醤油づくりを営む「国田屋醸造」。みそつきを体験しながら、日本の伝統や食文化を肌で感じてきました!
①創業1777年続く醸造店。千の花カフェも併設されているので、味噌や醤油づくりから食まで、トータルに体験できます。
②まずは原料である塩と米麹をよ~く混ぜ合わせます(米麹はあらかじめ用意されています)。全部で20㎏もあるので意外と力仕事!※みそつき体験では、塩7㎏・麹13㎏・大豆13.5㎏の分量で作ります。約50㎏の味噌が作れるから、グループで参加するほど割安に。
③次にホックホクに蒸しあげた大豆を機械でミンチにします。水分を含んで柔らかくなった大豆はほんのり甘く、栄養価もタップリ!最後に②と混ぜ合わせて攪拌(かくはん)すれば、味噌の完成。
④その年の気候、保存環境で味が左右されるのでオリジナルの味が出来上がります。10ヶ月程度かけて熟成させます。
【おすすめの味噌汁レシピ】
お椀に味噌、生姜、鰹節、梅干、刻んだネギを入れてお湯で溶くだけ。鰹のダシも効いて、後味もサッパリ!
※2週間前までの要予約。
※グループ参加可。
※エプロン、三角巾、長靴を持参してください。
伝統の”研ぎ出し技法”で作る、オリジナル「マイ箸」/橋本仏具彫刻店
研ぎ出しとは、様々な色の漆(うるし)や貝殻などを塗り重ねた”堆朱(ついしゅ)”を研いで、模様を作り出していく日本の伝統的な技法。約160年続く木彫刻・漆芸の橋本仏具彫刻店では、その技法を使って世界で一つだけのお箸づくりを体験できます。
①提灯祭りの太鼓台やお面等の修復も手掛ける職人さんから、研ぎ出しや削り方の説明を受けます。
②お箸を磨く紙ヤスリを木片にセットし、目の粗い紙ヤスリでお箸の表面を研いでいきます。だんだん模様が見えてきたら、目の細かい紙ヤスリで、さらにお箸の表面を整えます。
③コンパウンド(研磨剤)で仕上げて艶が出てきたら完成!お箸は持ち帰りできます。家族や夫婦で参加してみて。
※5日前までの要予約
サプライズ度120%!バルーンアートフラワー/花の店サトウ
インパクトを出したいならこんなプレゼントもあり!?花の店サトウでは、自分で選んだ花を好きにアレンジして、さらに専用のマシンでバルーンに包んでもらえます。母の日だけじゃなく、結婚祝いや誕生日プレゼントにも喜ばれそうですね♪
①まず1,500円程度のお花を選びます。
②吸水性スポンジを隠すように葉とお花を生けていきます。
③完成したら、バルーンアートの機械にそのお花を入れて…
④出来上がったバルーンアートにラッピングをして終了!
※③④はスタッフさんが行います。
※当日予約可。体験無しでバルーンアートフラワーを購入する場合は前日まで。
※この記事はaruku2020年5月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものです。