体験できる農園で実りの秋を楽しむ！郡山といわき、二本松の果物狩り

フルーツ王国を代表する旬の果実はこれから続々と収穫の時期を迎えます。果物狩りで、最高の美味しさとともに充実の収穫日和を楽しんでみませんか。

橋本農園(郡山市)

年に一カ月だけの贅沢なぶどう狩り

ぶどう狩りで味わえるのは、福島オリジナル品種の「あづましずく」

体験型の農園といえばやっぱり果物狩り！ということでarukuが訪れたのは郡山で唯一のぶどう狩りができる「橋本農園」。600ヘクタールもの広い果樹園には、福島オリジナル品種の「あづましずく」がたわわに実っていました。実の大きさもさることながら、驚いたのは想像以上に近い間隔でぎっしりと実っていること。駐車場から果樹園まで歩く時間すら気持ちがよく、実際に来てみないと分からないこうした空気感も果物狩りの楽しみなのかもしれません。

「ぶどうは雨に弱いから今年は特に苦労したよ」とこの道45年の寿一さん。
ぶどうにはひと房ごとに丁寧に袋がかけられ、その大変さが伝わってきます。

もちろん味だって格別！ひと粒食べればあふれんばかりの果汁と濃厚な甘み、爽やかな後味が口いっぱいに広がります。それでいて皮離れが良く、種もないため無限に食べられそう(笑)。ちなみに美味しいぶどうを見分けるコツは実がしっかり濃く色づいていること。試しにひと口食べ比べさせてもらうと、本当に甘さが全然違いました。ぶどうの旬は短く、ぶどう狩りができるのは9月の中旬頃まで。この機会をお見逃しなく！

販売用に作られている「安芸(あき)クイーン」など、スーパーなどでは見かけない品種も充実。
果汁が豊富で甘みが強く、酸味は控えめで香りがよい品種です。

贈答用やお土産用のぶどうも販売。9月までのシーズン中に8種類ほどが並びます。
毎年買いに来てくれるリピーターのお客様も多いそう。

マルハラ果樹園(二本松市)

10月になったらりんご狩り

二本松の高原にある『マルハラ果樹園』では、竹のパウダーを肥料として使用することで大きく甘く育ったりんごの果物狩りが楽しめます。1㎏500円のリーズナブルな価格で持ち帰りもできるので、収穫の喜びを家でも味わえるのも嬉しいポイント♪

マルウチ誓子梨園(いわき市)

いわき市唯一の観光梨園

たっぷりと果汁を含んだ地元特産の「いわきサンシャイン梨」は夏バテの疲労回復にも◎！9月上旬までは梨の王様と呼ばれる「幸水」が、それ以降には大玉で爽やかな酸味が特徴の「豊水」が登場します。その場でもぎたてを頬張ろう♪（持ち帰りは1㎏400円前後）

提供：(一社)いわき観光まちづくりビューロー

※この記事はaruku2020年9月号に掲載したものです。価格(税込)や内容は取材時のものです。