新しい生活様式が少しずつ定着しつつありますが、葬儀の場でも「リモート葬儀」を行う施設が増えてきました。「家族葬のみやび」でも導入したということで、詳しくお話しを聞いてみました。
Q.リモート葬儀とは?
A.リモート=「離れた・遠隔の・間接的な」等の意味をもちます。ITの分野では離れた場所にある二者(人か機器)が、通信回線やネットワークなどを通じて結ばれていることを表す(IT用語辞典より)ようです。葬儀の場合ですと、お葬儀の様子を撮影しながら配信し、遠方の方に見ていただくことです。
Q.なぜリモート葬儀を始めようと思ったのですか?
A.コロナ渦になってからのお葬儀は、人を呼べなくなるような自粛傾向にあります。喪家様からも「故人様のお子様やお孫様が遠方にいらっしゃってこっちに来れないんだ。」というお声をよく耳にするようになりました。何とか大切な方との最後のお別れができないものか調べていたところ、会議アプリ「zoom」を利用したリモート葬儀というものがあると聞き、私どもも導入をしてみようという流れになりました。
Q.誰でも簡単に利用できるのですか?
A.はい、ネット回線に繋がっているPCかスマートフォンがあれば大丈夫です。葬儀打合せ時にリモート葬儀をお申込みいただきます。(※現在無料で提供しています。)配信ご希望の方には配信時間とID,パスコードを送りますので「zoom」をダウンロードしていただき観るという流れになります。現在は導入しているのは無料サービスであるため受信側の台数制限があります。
Q.リモート葬儀を行う際、気を付けることなどあるのですか?
A.新しいサービスのため個人情報の保護と、配信してよいか宗教者との打ち合わせ等も必要になると思います。最後に一つだけお話させていただくと、リモート葬儀というのは、あくまでもコロナ渦の応急措置ですので、この波が過ぎたら大切な方との最後のお別れは直接お顔をみてしていただきたいと思います。
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