2022年4月16日(土)~18日(月) 、国立磐梯青少年交流の家で福島成蹊中1年生がオリエンテーション合宿を行いました。入学して早々合宿!?と思う方も居るかもしれませんが、福島成蹊中では6年間の学校生活の良いスタートを切るため「成蹊生としての意識・習慣作り」と「仲間としての集団作り」を目的として行っているのだそうです。
合宿のしおりを見せてもらうと、5教科の学習時間、朝食前からテスト、そして工程3時間半の「貼り絵作成」!? …想像していた宿泊学習とは何か違う様子。その様子を少しだけお見せしたいと思います!
1日目
朝、学校に集合して移動し、宿舎に着いたらこの合宿での目標を開校式で一人ずつ発表。発表の後、英語学習を済ませて、1日目の目玉である所「野口英世記念館」の見学へ。福島が生んだ世界的学者の足跡をたどることで、自己実現へのモチベーションを高めていました。
宿舎に戻ってから、国語の学習やテストを終え、就寝。生徒みんな時間をしっかり守り行動している姿が印象的でしたね。
2日目
6時に起床し、朝食前に数学のテスト。そして午前中はがっちり学習をし、午後はいよいよ、arukuスタッフも気になっていた「貼り絵」です。聞くと、オリエンテーション合宿名物なのだとか!
見ていると結構細かい作業。それにコツコツと取り組む生徒たち。入学して10日ほどしか経っていないのに、「こっちの色かな?」「こっちの色の方が合ってるんじゃない?」とクラスメイトと和気あいあい相談をしながら進めていました。
36枚のバラバラな紙を貼り合わせて完成したのは、1.5m×2mを超える超大作![/caption]
一人では出来ないことも、みんなで力を合わせれば頑張れるし、大きな成果にたどり着くことができることを経験的に学んでいました。
3日目
合宿最終日。8時半のチェックアウトまでのんびりするのかと思いきや、しっかりと朝イチで英語のテストに取り組みます。パッとスイッチを入れ、勉強に取り組む姿勢は大人の私も見習いたいほど。
そして最終日のメインイベント「自然散策」がスタート。「猪苗代の自然」という大きな教室を校長先生が案内。以前、登山部の指導を行っていたこともある校長先生の話は今まで気付かなかった自然の魅力に気付かせてくれ、生徒たちも興味津々です。
ウグイスの声に耳を傾けたり、山桜とソメイヨシノの違いを見つけたり、実際に自分の五感で森全体を感じ、新たな発見をする喜びを感じていました。森に棲むリスの食痕「えびフライ」探しはみんなで夢中でしたね。
様々な地域から集まってきた14期生23名。この合宿を通して絆が早くも生まれたようです。これから6年間、福島成蹊中学校・高校で仲間と切磋琢磨し合いながら大きく成長していってほしいですね!
※オリエンテーション合宿は感染症対策に十分に留意しながら実施されました。
過去のオリエンテーション合宿で制作した貼り絵もチェック!
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