長時間のデスクワークで座っている姿勢が悪くなって肩や腰に痛みを感じる…。運動不足解消のためにヨガやピラティスに興味を持ったarukuスタッフ。「ん？ヨガとピラティスって一括りにされることが多いけど、私に合ってるのはどっちなんだろう？」と相談しに行ったのは、郡山市朝日にあるSalud physical healthcare studio【サルー】代表トレーナーの鈴木さん。
トレーナー 鈴木さん
Q. そもそもヨガとピラティスの違いは何ですか？“こんな人におすすめ”などがあれば教えて下さい！
A. まず、ヨガとピラティスそれぞれの歴史をお話します。ヨガの起源は今から4500年ほど前のインダス文明にあると言われています。 ヨガとは「いろいろなポーズを行うもの」や「身体が柔らかくないとできない」といったイメージを持っている方が多いですが、本来のヨガは日常の1つ1つの行動に対しての自分の心のあり方を見つめ、自分自身と向き合うことが目的なんです。ヨガのポーズは自分の心と身体を見つめるための1つの手段で、ポーズに集中して取り組むことで、ストレスや雑念を取り払うことができたり、身体の不調や変化に気付きやすくなります。こうして心身の調和を深めていくことこそがヨガの最大の目的です。
【ヨガがおすすめな方】
①コミュニケーション能力を上げたい
②メンタルバランスを安定させたい
③ストレスを解消させたい、リラックスしたい
④筋肉や関節の柔軟性をあげたい
⑤自分自身と向き合う時間をつくりたい
それに対してピラティスは、1900年代初頭にジョセフ・H・ピラティスさんによって考案されたエクササイズです。第一次世界大戦で負傷した兵士たちをいち早く戦場に復帰させるためにベッド上でもできるエクササイズを行ったのが始まりです。
【ピラティスがおすすめな方】
①免疫力が高めて、病気の予防をしたい
②肌や筋肉にハリをもたせたい
③疲れにくい身体をつくりたい
④新陳代謝をよくしたい
⑤姿勢、スタイルをよくしたい
Q. そうなると、姿勢の悪さからくる不調を解決したい私のような人にはピラティスの方が合っているということですね？
A. そうですね！ピラティスは関節を正しい位置に戻し、身体の歪みを整えながら、身体の中心に一本の軸を作ることで身体のバランスを整えることができます。骨や関節、筋肉のバランスが整うことで、肩こりや腰痛といった身体の不調だけでなく、痩せやすい体質になったり、自律神経のバランスも整い精神的な安定にも繋がってきますよ。
Q. あと、ヨガってハタヨガとか陰ヨガなど色々な種類を耳にしますけど、どのような方におすすめですか？
A. ヨガにもいろいろな流派があり、瞑想を重視するものからポーズや呼吸に重きを置いて自分の内面と向き合うものなどもあります。
その中でもSaludで行っているヨガは、無理のない簡単なポーズ(アーサナ)を少し長い時間とり、「ここの筋肉が伸びてるな」とか「右に比べるとポーズがとりにくいな」といった、自分自身の身体に目を向けて、普段は気づかない自分自身の身体と向き合うような内容で実施しています。自分自身の身体と向き合う時間は自律神経の中でも副交感神経を働かせてくれるのでメンタルの安定にも繋がります。
Q. ヨガもやってみたいですが、身体が硬いわたしにもできますか？
A. Saludでのヨガは息を止めたり、痛みが出るようなポーズは取りません。また、初めに関節や筋肉の硬さを確認させてもらってから、できそうなポーズを選んでヨガを行っていきます。
一人ひとりに目的に合わせてプログラムを組んでくれるのは魅力的ですね！
他のトレーニングと同じように、好きな時間を選んで貸し切りで行うので、ジムのヨガ・ピラティスの時間が自分の空き時間と合わなくて参加を諦めていた人や、女性が多くて通いづらかったという男性の方もSalud【サルー】でヨガ・ピラティスをはじめましょう！
【メニュー】
・ヨガ(1回30分)4,000円～
・ピラティス(1回30分)4,000円～
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普通のジムとはここが違う！理学療法士のヘルスケアスタジオSalud【サルー】が伝授する健康のコツ
※この記事は2021年12月に制作したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。
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