郡山市の桑野と八山田にお店を構える『クリスパマハル』。本格的なインドカレーが手軽に味わえる大人気のお店です。ここで働くジャンガさんをはじめとしたネパール人のスタッフさんたちに、インドやネパールのカレーの魅力についてたずねてみました。
Krispa Mahal八山田店スタッフ ジャンガさん
インドやネパールのカレーと日本のカレーの大きな違いといえば、スパイスに求める役割の大きさ。意外にもインドカレーは日本や欧風カレーのように、長時間煮込んで素材の味を引き出すことはあまりないのだそう。スパイスの組み合わせ方とメインとなる食材の味わいで辛さや酸味、甘みなど味に変化をつけるのがインドカレーの考え方。「向こうの味を日本人の口に合うようにバランスを考えるのが大変でした」とオーナーのクリスナさんは話します。チキンやキーマなどの日本人にも身近なカレーから、インドカレー屋さんならではのエスニック感満載のカレーまで、メニューの一つひとつにそうしたこだわりが感じられます。また、ノーマル(甘口)からデンジャラスホット(大激辛)まで5段階から辛さが選べるのも、辛い料理の好き嫌いを問わずに多くの人から支持されているポイント。
カレーの脇を固める料理の存在もインドカレーの魅力を語るうえでは外せません。お皿をはみ出さんばかりのジャンボサイズのナンはその代表格。もちっとした食感と噛むほどに広がる甘さは絶品!カレーとの相性ももちろん文句なしでこの味を求めてお店を訪れる人も多いのだとか。他にもスパイスを使って焼き上げた香ばしいチキンティッカや豆を使ったせんべいのようなパリパリ食感が楽しいサモサなど、他ではあまり食べられないインドやネパールの料理がエスニック気分をさらに高めてくれます。
食べ応えもコスパも魅力的♪
ランチCセット 950円(写真はチキンとキーマの組み合わせ)
ランチのオススメは4種のカレーから2種類が選べるCセット。1番人気のチキンに、辛さの中に甘さを感じられるキーマ、ベジタブルはマイルドな味わいが特徴です。これにお楽しみの日替わりが加わって、どの組み合わせを選ぶか毎回悩んじゃいそう。ナンやライスはお替りも自由!チキンティッカにシークカバブ、サラダ、スープ、ヨーグルト、ドリンクまでついてこの値段は魅力的!
ディナーには一味違った本格のインドカレーを
ディナーにはランチセットでは選べない趣向を凝らした本格カレーを選んでみて!
①パラクパニール 850円(左前))
ほうれん草と自家製チーズのカレー。スパイスの香りよりまろやかさが際立ったおいしさ。
②シーフードカレー 950円(右前)
トマトベースのカレーにたっぷりのシーフードを合わせて。
③バターチキン 890円(左奥)
丸みのあるバターチキンは辛口にすると後引く辛さがクセになる!
④マントンドピアザ 950円(右奥)
たっぷり野菜とマトンが入ったドライタイプのカレー。
※この記事はaruku2014年8月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。