昭和から、いわきの街を見続けてきた老舗喫茶店「BREAK」の看板メニュー

今回arukuの昭和レトロ特集に合わせて、ふくしまFMの三吉さんがおすすめのお店をレポート！今回は、いわき市で創業45年の喫茶店「BREAK」をご紹介します♪

いわき駅前の商業施設LATOVのすぐ隣にある「BREAK」。LATOVができる一年前に現在地に移転したそうで、創業時はお店の前にはお団子屋さん、横にはお寿司屋さんと、小さな商店が並ぶ路地裏でBREAKも営業されていました。

BREAKと言えばコレ！創業当時から続く不動のメニュー「ミックス・グリル・サンドウィッチ」。サンドの中身は「きゅうり・卵・ベーコン」と「きゅうり・卵・トマト」のまま、こちらも創業当時から変わらない組み合わせ。パン１枚が、なんと食パン4枚切りよりも厚く、見た目だけでもボリューム感が伝わってきます♪

1枚のパンが薄いと、パンの耳のカリカリ感は出すことができても、中のフワフワ感は出すことができないため、この厚さになったのだとか。絶妙な焼き加減のパン生地と、フレッシュなきゅうりやトマトなどの具材のマッチ感。これは間違いないおいしさ！

そしてドリンクにも注目！喫茶店=コーヒーですが、BREAKのアイスコーヒーは一味違う美味しさ。「パッション(写真左)」と名付けられたアイスコーヒーは、上に生クリームがのっているスタイル。ストローを下まで刺して、まずは苦味を感じるアイスコーヒーを。次第に生クリームとアイスコーヒーが交わってくると、苦味と甘味が交わって絶妙の味わいを楽しむことができます。真冬でも、このパッションを目当てに飲みにくるお客さんもいるんだとか！写真右のバナナジュースも、モーニングの時間から多くのお客さんにオーダーされるドリンク。冷たい状態で、出来立てを楽しんでほしいドリンク。

「高校生の頃来ていたお客さんが、結婚して子どもができて、その子どもさんがまた子どもを連れて…。それと、もう顔と名前が一致しないぐらい、バイトをしてた子も沢山いました。その子たちももう立派な大人になっていわきを離れたりしていますが、地元に帰ってくると必ず顔を出してくれたりもしてます」。と、語るのはオーナーの志賀さん。お店と一緒に、お客様たちも時を重ねてきていると感じますね。

取材の様子や裏話は、ふくしまFM「RADIO GROOVE(夕方4:00～7:00放送)」でもオンエアされるので、ぜひチェックしてみて♪

※この記事は2022年5月に制作したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。