郡山市内にあるアレルギー専門整体院 アレルコアの及川院長とphysicalpartner mozutto【もずっと】の佐藤院長。整体院の前は理学療法士としてそれぞれ総合病院での勤務経験もあるお2人ですが、実は昔からのお知り合いなのだとか。そこで、今回はそんなお2人に様々なお話を伺いました。
プロフィール
アレルギー専門整体院 アレルコア 及川先生
自律神経やホルモンの不調、アレルギー症状に悩む方の身体の偏りや固さのある部分を調整。血流を良くし、症状が出にくい身体へ導きます。
physical partner mozutto【フィジカルパートナー もずっと】 佐藤先生
痛みの原因がどこにあるのかを的確に判断し、力を加えずに触るくらいの優しい施術で身体をほぐします。その施術はまるで魔法のよう、と驚かれる方も!
― お2人とも理学療法士として経験を積み、現在は整体院で施術を行っているのですよね。
及川 はい。私は一般的な整体院にある肩こり・腰痛などではなく、アレルギー症状や自律神経の乱れ、婦人科系の悩みなどの相談を受けています。
佐藤 私は痛みやコリなどの身体の不調ですね。ただし、揉みほぐしていくというよりは、コリや筋肉が硬くなっている原因をゆるめてバランスを整える施術を行ったり、身体の使い方をサポートしています。
― 身体の使い方をサポートするとは、どのようなことをするのですか?
佐藤 痛みかコリを感じているということは、上手く動かせていない部分や負担がかかっている部分があるんです。あとは、筋肉の柔軟性が低いと痛みが出やすいなど。
及川 大人も子どもも、身体の使い方が悪かったり姿勢が崩れていたりすると、いろいろなところに影響が出るよね。
― 子どもでも身体の使い方が悪かったりするのですか?
及川 大人顔負けの肩コリの子どももいますよ。今は勉強でタブレット、遊びでスマホやゲーム機と手元ばかりを見る時間が増えてどうしても姿勢が悪くなりがちです。
佐藤 使い方ではないけれど、小学生だと、急激に身長が伸びたりして「成長痛」に悩む子もいます。オスグットと言って、膝下の骨がボコッと出て痛みを感じたり。成長期は骨が伸びてから筋肉が伸びます。急激に骨が伸びると、骨に付いた筋肉が引っ張られて痛みがでるんですね。時期が過ぎれば痛みは治まりますが、中には立ったり座ったりするだけでも痛い場合や、痛みで運動ができないなど生活に支障が出る子もいます。その場合は、筋肉の柔軟性をチェックしつつ痛みやライフスタイルを考慮して、その子に合った身体の使い方をアドバイスしています。
及川 サッカーや陸上などの運動クラブに入っている子なんかは、筋肉に負荷がかかって痛みが出やすいよね。
佐藤 そうですね。本当に痛いと病院に行く子もいます。ただ、そこまででもない予備軍の子も実は結構いる。痛みをかばって運動していると、身体の動きに変なクセがつきやすいですね。
及川 首や背骨に負担がかかると、肩コリなどの痛みだけでなく、自律神経のトラブルにもなりやすいんです。
― 子どもでも自律神経のトラブルが出ることがあるんですか?
及川 もちろんあります。起立性調節障害といって、朝起きれない・起きても朝ごはんが食べられない・午前中はボーッとしたままという子が多く、親御さんからすると「うちの子はどうしてちゃんとできないの」とヤキモキしてしまうのですが、決して子ども自身にやる気がないわけではないんです。休みの日も関係なく朝から頭痛や吐き気で起きられない、昼過ぎには途端に元気になる場合などは、自律神経トラブルの可能性が高いですね。
― 自律神経の乱れに整体でアプローチできるのですか?
及川 はい。自律神経の乱れている方のほとんどが、血流・筋・筋膜・関節・皮膚・骨の問題を抱えています。姿勢や身体の使い方も含め、整体にて、これらを改善していくことが自律神経を元気にしていく上で必要不可欠ですね。
― 自律神経が身体の動きにも関わっているのですか?
及川 自律神経は精神的な部分にかかわっているイメージが強いですが、身体の動きにも欠かせない神経なんですよ。自律神経はどんな人の身体の中にもありますから。
― 自律神経=精神的なものだと思っていました。そうではないんですね。
及川 そうです!ちゃんと存在しています。そっか、そこから勘違いしてる人も多いんですね。心にも身体にも影響する神経だから、身体からのアプローチもできるんですよ。僕がセラピストとして精神的な部分に関して状況を改善してあげることは難しいけれど、身体の状態を良い方向へサポートすることはできます。身体の状態を改善することで、精神面も上向きになるきっかけを作ることはできるんです。毎日の生活で身体に変な偏りや負担がかからず良い状態を保てるよう、簡単な運動の仕方もアドバイスしています。
佐藤 私も日々の生活に取り入れられる運動をアドバイスしますが、毎日必ずやることの中に自然に組み込めるようにしています。そして、動きもなるべく簡単なものにして、とにかく無理なく続けられることを意識しています。
及川 そもそも今まで運動習慣が全く無い人に毎日やってください!言っても続かない。だけど、「歯みがきしながらこの動きだけはやりましょう」だとハードルもグッと下がる。大人なら、この家事の時にはこうしよう、のように続けられる動きだと無理も少なくなります。
― 確かに、改めて運動と言われると重荷になります(笑)。
及川 そして続かない(笑)。
佐藤 続けられる人はそもそも僕らが言わなくてもやってるんですよね(笑)。
経歴では及川さんが先輩なのですが、佐藤さんが時折及川さんをからかったりと、和やかな中にも笑いがある対談でした。話していて心強いなと思ったのは、2人とも理学療法士の資格を持っているからこそ、理学療法の視点から原因を探ることができる点。肩こりと一言で言っても、要因はその人によって違います。さらには、ホルモンバランス、PMS、更年期障害、自律神経の乱れとも症状が似通っていることもあり、判断が難しいですよね。医療機関でしか調べられないこともありますが、そのハードルは結構高め。だからこそ、身近で頼れるお2人に、不調の原因を探ってもらいませんか?
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※この記事は2022年8月に制作したものです。