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公開日:
2023.9.1
更新日:
2024.7.29

投資、資産形成、NISAって何から始めたらいい?プロに教わる「はじめてのマネ活」

投資、資産形成、NISAって何から始めたらいい?プロに教わる「はじめてのマネ活」

毎年続く物価高に、将来への不安…。お金のことは気になるけれど、投資?資産?にーさ??とわからないことだらけ。そんなあなたに、初めての方こそ知っておきたい、マネ活の基本をプロに聞きました!

教えてもらったのはこの方々!


(左から)有限会社FP研究所 橋本さん、有限会社シンプルプラン 宍戸さん、有限会社エンドーフィナンシャル 横山さん

いま資産運用(投資・保険・債権等々)が必要といわれるのはナゼ?

理由はインフレ対策。
入ってくるお金はなかなか増えないのに、出ていくお金は増加傾向(インフレ)。銀行にお金を預けていてもほとんど増えないため(普通預金金利は0.001%…)、将来家を買う・車を買う・子どもの教育資金などお金が必要な時に物価が上がって買えない・足りなくなってしまうかもしれません。そのため、適切な資産運用をすることで、インフレの影響を緩和したり、それを上回るリターンを目指すことができます。


(有)FP研究所 橋本さん
モノの価値が徐々に上がってきている今。だからこそ、将来の大きな出費に備えて、かしこくマネ活することが大事です!

FP研究所・橋本さんによるマネーセミナーはこちら

NISAとiDeCoは初心者でも始めやすいって、本当??

手軽さはあれど、デメリットも考慮しよう。
NISA・iDeCoの最大のメリットは、資産運用で出た利益を減らさないための税金優遇制度があること(※株式・投資信託の売却益や配当・分配金には通常20.315%の税金がかかる)。また、NISAは金融機関によって100円から、iDeCoの掛金は5,000円からと、どちらも小額からできるので初心者の方も始めやすいと言えます。

NISA/積立NISA 株や投資信託など多様な金融商品に投資することが可能。2024年1月からは、年間投資上限額・最大利用可能額が今よりも拡大します。ただし運用がマイナスの場合は補填がないので、リスクまで踏まえた運用が大事。

iDeCo 個人型の年金制度なので、60歳になるまでお金をおろせないなど制限がありますが、老後資金としては掛金全額が所得控除の対象にもなります。

他にも外貨預金や、変額保険、公社債など初心者でも始めやすいものがあるので、色々と調べてみるのが◎!


(有)シンプルプラン 宍戸さん
最初から大きく始めず、自分なりのルールができるまでは無理のない金額がオススメです。

シンプルプラン・宍戸さんによるマネーセミナーはこちら

結局、自分に合ったマネ活選びはどうすれば良いの?

資産運用の方法や選択肢は様々あるため①~③のステップが不可欠!
①まず何のために資産運用するのかを明確にする。
②投資や運用、リスクなど、基本的な知識や情報を収集する。
③自分に合った方法を見つけてから始める。リスク分散のため用途を分けて資産運用もOK。

例えばNISAをはじめるにしても、結局はその制度を使って投資信託や株などを購入することになるので、きちんと仕組みを知っていないと損をする可能性も。そのためしっかり情報収集することが重要なのです!


(有)エンドーフィナンシャル 横山さん
マネ活は誰かに勧められるまま始めるのもNG。自分で調べるのが大変であれば、信頼できる専門家やアドバイザーに相談してみてくださいね。

エンドーフィナンシャルが開催するマネーセミナーはこちら

※この記事はaruku2023年9月号に制作したものです。内容は取材当時のものです。