こおりやま広域圏(※)とarukuのコラボ企画!それぞれの市や町の「良いとこ」を17市町村と一緒にご紹介します。今回は、世界遺産を有するマチュピチュ村の友好都市・大玉村。環境の良さや暮らしやすさで、毎年住む人が増えている注目の村です。
郡山市、須賀川市、二本松市、田村市、本宮市、大玉村、鏡石町、天栄村、磐梯町、猪苗代町、石川町、玉川村、平田村、浅川町、古殿町、三春町、小野町の17市町村で構成される連携中枢都市圏のこと。
野内与吉(のうち よきち)メモリアルポケットパーク
これぞ、ザ・大玉村の景色!
東屋がポツンとある小さな公園ですが、名峰・安達太良山とのどかな田園風景の眺望はまさに村の原風景!2022年3月、マチュピチュ村の初代村長となった大玉村出身の野内与吉さんの功績を称え「小姓内ポケットパーク」から改名されました。実りの季節には黄金色に輝く田んぼを一望できます。
1917年(大正6年)、契約移民としてペルーへ渡り、農園勤務の後に南米各地を放浪。その後ペルーの鉄道会社に勤務し、結婚を機にマチュピチュ遺跡の麓にある集落に定住。集落に水を引き、畑を作り、水力発電を作り、郵便局や裁判所も兼ねたホテルも建てるなど、地域の発展ために尽力しました。集落の最高責任者である行政官を務め、正式にマチュピチュ村となった7年後、1948年に初代村長に任命。この縁により、2015年10月に大玉村とマチュピチュ村の友好都市協定が締結されました。9月にはマチュピチュ村の現村長を招いて交流事業を行う予定です。
あだたらふるさとホール内大玉村歴史民俗資料館にて、「マチュピチュ村を創った野内与吉」展示コーナーがあります。(安達郡大玉村玉井西庵183 村外居住者は入館料大人100円、高校生以下50円)
あだたらの里 直売所
地元産の食材からペルーのコーラまで!?
新鮮な野菜や果物から、漬物、調味料、スイーツまで揃い、隅々まで見て回りたくなる直売所。店内には高級米「福、笑い」コーナーや、マチュピチュ村の展示コーナーなども。隣接する「お食事処たまちゃん」の蕎麦は遠方から訪れるファンも多し!
地酒「田植おどり」「十二神楽」
お家飲みに♪大玉村産「天のつぶ」を使ったお酒
しっかりとした米の香りとコクのある味わいの「田植おどり」、昔ながらの手作り製法にて醸造した辛口タイプの「十二神楽」。五穀豊穣を願う伝統文化の名にピッタリなお酒を、秋の夜長に味わってみませんか?
※この記事はaruku2023年9月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。