家内安全に商売繁盛、金運UPに縁結び♪願い事をかなえてくれる、“福探し”にいざ出発!
起き上がり小法師
倒れてもすぐに起き上がる姿から「七転び八起き」の縁起物。会津三縁起の中でも最もなじみのある起き上がり小法師。大きさは3センチほどと小さいのが一般的。「起き姫」と呼ばれることもあります。
「家族や財産が増えるように」「代わりに厄を背負ってくれるように」という願いを込めて、会津最大の初市「十日市」で、毎年家族の人数より1つ多く買うのが習わし。微笑んでいるように見えますが、見た人が自由に感情を込められるように本来は「無表情」や「素顔」を表しています。
最近ではカラフルや色合いのものは変顔をした小法師などバリエーションも多彩に!
伝統的な起き上がり小法師ができるまでの工程を見せてもらいました。実は1つの型から2体の張り子が作られることを知ってびっくり!
風車
くるくる回る様子から、「いつも元気で働けるように」という「商売繁盛」「家内安全」を表す縁起ものです。江戸時代の藩主だった蒲生氏郷公が無役の藩士に作らせ正月に売り出したのが始まり(起き上がり小法師も同様です)。
赤は太陽、黒は大地、青は空など、カラフルな色紙は自然を表しています。中でも縁起のいい色でもある赤を必ず使用するのが伝統的な風車の特徴です。中心の目の部分に使われているのは何と黒豆。「マメに働けるように」とここでも縁起物らしい、おめでたい意味が込められています。
ご夫婦の手作業でひとつづつ丁寧に作られています。起き上がり小法師同様、十日市で新しいものを購入し、神棚に飾ります。色紙に「寿」「福の神」の言葉を書いたり、「鏡餅」「宝船」などの切り絵を貼ったりすることでおめでたい気分が高まりそう。
初音(はつね)
まるでウグイスの鳴き声のような音が出る小さな笛、春の訪れとともに幸福がやってくることを願います。素材は竹で作られていて、赤や青の線が引かれているのがポイント。昔は大みそかの夜から元旦の朝にかけて、初音の音が市内に流れていたのだそう。
赤べこ
赤い体とゆらゆら首を振る姿にファンも多い赤べこ。厄除けや疫病除け、子育ての縁起物としても人気です。
(左)アニマル帽子赤べこ 1,320円
修学旅行生や観光客にも大人気!被るだけで七日町の街歩きがテーマパーク気分で楽しめそう⁉
(右上)赤べこガチャ 各種200~400円
神獣の姿をしたユニークな赤べこや、貯金箱として使える赤べこなど、ガチャだけでも充実のラインナップ。思わずコレクションしたくなります。
(右下)マグカップ 2,200円
本家同様、首が揺れるマグカップ。細部へのこだわりが光る一品です。
大堀相馬焼
青ひびや二重焼きと並んで左馬が描かれているのが特徴の大堀相馬焼。「右に出るものがいない」という意味から必ず左に向かって走っています。
(左上)馬箸置き/馬蹄箸置き 各660円
カラフルでポップな左馬と幸運のモチーフとしても人気の馬蹄型の箸置き。
(左下)KACHI-UMA 各3,960円
大堀相馬焼伝統の左馬を10人のクリエイターが「明日を駆ける馬」をテーマに書きました。
(右)ダルマカップ 大2,750円/小2,200円
新天地の白河のだるまをヒントにした、起き上がるマグカップ。そこには左馬のイラストが。
三春駒
黒いものは子どもの健康や安産祈願に、白いものは老後安泰や長寿のお守りとして。贈り物にも人気の三春駒。
(左・右下)三春駒くろすけ・しろまる。さくべえ(ぬいぐるみ) 各3,300円/(キーホルダー) 各750円
もちもち&丸っこいフォルムになっても三春駒らしさはそのまま!滝桜の季節限定のピンクは、家庭円満や恋愛成就のお守りにいいかも♪。
販売店/三春きたまち蔵TENJIN、三春の里田園生活館、三春なかまち蔵花かご
※さくべえのぬいぐるみのみ桜の開花時期限定販売です。
Decorico【デコリコ】オリジナル三春駒 各1,760円
白ベースに、模様を1色で描いたインテリアとしても◎の三春駒。ピンク、イエローなど全6色があります。
SHOP INFO
古民家カフェ140 Decorico【デコリコ】
福島県郡山市西田町高柴舘野163
営/10:00~16:00(ランチ11:00~14:00)
休/水曜
P/店舗前10台(大駐車場は50台)