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公開日:
2024.7.16
更新日:
2024.8.16
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ここがすごい!「浅川の花火」。花火大会をもっと楽しむために知っておきたい雑学5選

ここがすごい!「浅川の花火」。花火大会をもっと楽しむために知っておきたい雑学5選

イベント開催日

  • 2024年8月17日(土)19:00打上げ

夏といえば花火大会!福島県でも各地で様々な花火大会が開かれていますが、中でもひときわ強い花火熱を感じるのが、毎年8月16日に行われる「浅川の花火」です。人口6,000人余りの小さな町に、人口の5倍以上の人が押し寄せるその賑わいもさることながら、他の花火大会にはない深い歴史や花火熱を感じるエピソードは必見!知れば「浅川の花火」がもっと楽しめる、とっておきの花火雑学を5つ紹介します。

令和6年「浅川の花火」について

8月16日(金)に開催を予定しておりました「浅川の花火」につきましては、台風7号の接近により、花火打上げの安全性が確保できないため、下記の通り日時を変更いたします。また、プログラム内容が一部変更となります。
【変更後の開催日時】
日時:2024年8月17日(土)19:00~打上げ予定。
観覧場所:浅川町民グラウンド(福島県石川郡浅川町浅川古語宮字134)

【プログラム変更箇所】
・17:30 大からくり出発式 中止
・19:02 №2 両町青年会仕掛花火 大からくり 中止
・19:05 №3 浅川の滝 中止

「浅川の花火」雑学1
県内最古の歴史を誇る

浅川町で花火大会が始まったのは江戸時代のこと。その起源は、「農民一揆の犠牲者を供養するため」「浅川城落城の戦死者を弔うため」「仙台伊達藩に対する軍事デモとして」など、諸説ありますが、お盆の伝統行事として地域の人々に親しまれてきました。また、町内の各家々には先祖より伝承された特徴ある手づくり花火の秘伝書が残されて、昭和の初期までは実際に打ち上げられていたのだそう。それだけ人々の暮らしに花火が身近だったことがうかがえます。

「浅川の花火」雑学2
町民が供養のために花火を上げる

供養や慰霊を起源とする説が有力な浅川の花火。その名残りは現代にも受け継がれていて、「浅川の花火」で打ち上げられる花火の大半は、町民自らお金を出して打ち上げる供養花火だといいます。中には個人で二尺玉を上げる人もいるのだとか!

「浅川の花火」雑学3
町民が花火の専門家

「浅川の花火」を主催しているのは、町の市街地を二分する荒町と本町の2つの青年会。以前は、「両町に居住する本家の長男」か「両町に三代居住する家の長男」でなければ青年会への加入が認められず、花火大会の時に着る青年会の法被は町の若者の憧れだったといいます。現在は青年会への加入条件は緩和されていますが、それでも青年会の会員は全員が花火を打ち上げる免許を取得しているというから、それだけ花火にかける熱意が伝わってきます。さらに、実際に花火の運搬や打上げの一部も行っているのも“花火の里”らしいエピソードです。

「浅川の花火」雑学4
年に4度も花火が上がる

実は浅川町で花火が上がるのは夏だけではありません。春には桜と一緒に楽しむ「夜桜花火」が、秋には収穫を祝う「豊秋花火」が上がり、除夜の鐘の替わりとしても花火が打ち上げられます。季節ごとに違った花火の楽しみ方ができるのは、浅川町ならではの大きな魅力!そんな“花火の里”でも別格の注目度を誇る「浅川の花火」は必見です。

「浅川の花火」雑学5
ここでしか見られない花火がたくさんある

大地雷火
「浅川の花火」を締めくくる「大地雷火」。他の花火とは打上げ場所も打上げ方法も全く違う、ここでしか見ることができない花火です。最大の特徴は、花火玉を打ち上げるのではなく直接地上で破裂させること。大きな爆発音とともに扇型に花火が広がる姿は、まるで町を見下ろす城山が噴火したような圧巻の光景です。

浅川の慰霊花火
東日本大震災の犠牲者の慰霊と復興を願って毎年テーマを変えながら打ち上げられる慰霊花火では、県内最大級の二尺玉も打ち上げられます。スケールの大きなその姿は息を飲む美しさです。

大からくり
太い丸太を組み合わせ、青竹を結び付けて製作する大からくり。文字通り様々な仕掛けが凝らされていて、絵柄や文字が浮き出たり、七色の閃光が飛び散ったり、爆裂音を響かせたりとワクワクしながら楽しめます。

浅川の滝
大からくりから連続点火され、会場を一気に盛り上げるのが全長200mに及ぶ名物のナイアガラ花火。


※この記事は2024年7月に制作したものです。内容は取材当時のものです。