畳を通して世のため人のために
私、五十嵐浩一は畳職人としてこの仕事に誇りを持ち、畳を通して世のため人のためになりたいと「本気で」思っています。 専門学校を卒業後、介護福祉士としてデイサービスの仕事をしていました。その時から、世のために人のためになりたいという気持ちで毎日働いていました。
久保木畳店会長の長女との結婚を機に転職して畳職人の道に進みました。長年の修業を乗り越えて国家資格である一級畳製作技能士を取得。 畳を通して世のため人のためになれるように日々努力を続けています。 そんな私が日々の仕事で心がけていることをご紹介します。
笑顔で礼儀正しく
畳業はお客様のご自宅に上がらせていただく数少ない仕事です。笑顔と礼儀を忘れず、誠実な心でお客様の畳作りを担当させていただきます。お客様に畳をご提案する際、その場の儲けに走るのは良くありません。お客様が求めることの本質と向き合わなければ、長続きしないことをわかっています。誠実に実直に、お客様のためを考え、丈夫で長持ち、そして美しい畳の提案を心がけています。
自分の家だと思って畳を作る
ご注文をいただいたからといって安心して手を抜かず、すき間・段差のない仕上がりをお約束します。「自分の家だと思って納品しなさい」は社内で徹底している教訓です。
子どもたちの未来へ
地元の小中学校や特別支援学校の子どもたちの工場見学、職場体験を積極的に受け入れています。どんなに忙しくても作業の手を止めて子どもたちに接します。 家庭では三人の子どもの育児に奮闘するひとりの父です。だからこそ、この仕事を通して地域の子どもたちの未来に少しでも役に立てることをうれしく思います。
畳職人を夢がある仕事に
畳離れが進む中で畳職人を目指す人も減ってしまっています。しかし私は畳職人を夢がある仕事にしたいと思っています。昨年はロサンゼルスで畳の手縫いを披露しました。来年はパリに行きます。 仕事を通して地元地域の方々に感謝していただき、子どもたちに夢を与え、そして世界へ発信する。この仕事に誇りを持ち、畳職人として更なる高みを目指してこれからも頑張ります。
(続く)
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【久保木畳店ストーリー①】使命は畳を後世に残すこと、夢は畳を世界へ広めること
SHOP INFO
有限会社久保木畳店 TATAMI VILLAGE(畳ビレッジ)
福島県須賀川市仲の町55
【畳のご相談・お見積りは無料】
営/11:00~17:00(畳の相談は8:00~)
休/水曜(電話でのご相談は可能)
P/20台
※この記事は2024年10月に制作したものです。内容は取材当時のものです。