社員全員が戦力!女性の活躍が光る会社
ここは、美容クリニックではありません。株式会社エンドウの階段、制服です。制服も、写真で着用しているものすべて制服です(スカーフも!ブラウスも!)。驚きなのが、写真に映っていないパターンの制服もまだあるということ。自分の好きなスタイルの制服を着て、仕事できるなんてうらやましい!そしてさらに驚きなのが、女性スタッフのほとんどが有資格者ということ。1級・2級土木施工管理技士、1級・2級管工事施工管理技士、給水工事主任技術者など、多くの資格を取得しています。
丹内さんに話を聞くと、「はじめは事務職のつもりで入社しましたが、働いていくと勉強した方がスムーズに進められることが多い。自然と資格を取って業務をするようになりましたね。社員の多くは男性で現場に出て工事を担当していますが、私たちは工事が正常に進行しているかを調整・管理しています。図面も引きますし、現場に行くこともありますよ」と語ります。
建設業というとどうしても男性のイメージがあり、女性が能力を発揮する場面が少ないことがありましたが、エンドウはその風潮を確実に変えました。「最初は対応に私が行くと、不安に思われることもありましたが、今では田邊さんいる?って電話がかかってきますよ。女性ならではの視点や細かさが生きるんですよ」と1級土木施工管理技士の資格を持つ田邊さんも語ります。
建設業の3K(きつい・汚い・危険)のイメージを払拭していく
「私たちはかつて建設業の3Kといわれていたものを変えて、新3Kを体現していきたいと思っています。新3Kとは、かっこいい、休暇が取れる、希望が持てるです。近年ではAIに変わる職業が多い中、建設業はAIは導入されたとしても必ず人の力無しでは成しえない仕事。人の暮らしを守り、支えるものでありながら、その価値がイメージだけが先行し伝わらないのであれば、私たちで変えていきたいと考えています」と丹内さん。
エンドウには4つの工事班があり、班をリーダーがまとめています。そしてその班の工事や動きを社内にいる女性を中心としたスタッフが管理・サポート。一人ひとりの役割があり、人の暮らしを守る責任ある仕事をしているという誇りを持っています。社内もとてもきれいで、トイレはカフェのよう(シャワールームもあります)!現場の人が着る作業服もピカピカで、年に一度は必ず新調しているとのこと。週休2日制で年間116日の休日があると聞き、新3Kを全員の意識で実現しているのを感じずにはいられません。
デジタル化もコーチングも積極的に取り入れ変化を恐れない
水道管の工事を進めていく中でおこなう作業に写真撮影があります。デジタルカメラで撮って、データを会社に帰ってからパソコンでまとめる、または帰ってから事務の人にメモリを渡して整理してもらうなんてことは、エンドウではありえません。エンドウはiPadで撮影し、データはその場で専用のサーバーに仕分けし保存します。
他にも市などへ提出する書面はどこよりも早くデジタル化を採用したのだそう。管理職にはコーチングを学ぶ機会を定期的に設け、若い世代や新たに入った人、チームがより良い環境で仕事できように努めています。
若い世代や女性、管理する立場の社員、誰もが成長し、かがやける環境のエンドウ。取材を通して、これまでの価値観にとらわれず、進化をし続けるエンドウが見えてきました。Vol.2ではインターン生を取材!ぜひそちらもチェックしてください。
※この記事は2024年11月に制作したものです。内容は取材当時のものです。