インターンでも、社員の一人のように成長を期待してくれる
エンドウでは現在、3人の長期インターン生を受け入れています。このうち長く活躍しているのが、インターン歴2年の山川さんと歴約8ヵ月の杉内さんです。二人とも、大学院生で周囲が就職先を決めたタイミングで「社会人として自覚をもって仕事を体験したい」とエンドウの門を叩きました。
二人は情報工学が専門で、もともと水道工事の知識はまったくなかったそうですが、工事に必要な書類の作成は山川さん、役所などへの申請は杉内さんが担当。専門用語を勉強しつつ社員の皆さんに確認してもらいながら仕事を進めています。
「社員の皆さんはインターン生である私のことも、いち社員のように真剣に育てようとしてくれます」と山川さん。社内にいるメンバーとは一日に一度は会話をする風通しのよさがあるといいます。2年間のインターンシップでは段取りを考えながら仕事を進められるようになったそうで、着々と社会人としての経験を積んでいます。
チャレンジしたいことは背中を押してくれる!
エンドウでは県内の公共工事を中心に、受注件数おおよそ300件程。二人も大量の書類の作成やスケジュールの管理で苦労しているそうですが、話を聞いていると、エンドウの現状に甘んじることなく業務の効率化を追い求める一面も見えてきました。
「書類作成の効率化など、社員のみなさんは新しいものを積極的に取り込む意識がすごく高い。そのことが、案件が多くても丁寧で安全な施工につながっているのだと思います」と杉内さんは話します。二人も、ご自身の専門分野を活かしてシステム構築の一部を任された経験があるのだそう。杉内さんは、インターン期間中に自らシステム構築を提案しエンドウの業務効率化に貢献したいといいます。
一方、山川さんは経理の仕事にも挑戦していて、スキルアップを実感したのだそう。インターン生でも社員でも、チャレンジしたいことがあれば背中を押してくれるのも、エンドウの職場環境の大きな魅力です。
女性の働き方のお手本を見ているよう
1級土木施工管理技士の資格を持つ女性社員の田邊さんも、事務として入社した後に上司からの声掛けをきっかけにキャリアアップし、現在は現場の第一線で活躍しています。
そうした女性社員をそばで見てきた山川さんは「女性の働き方のお手本を見ているようです」と話します。「私自身、理系で女性の先輩が少ないこともありますし、卒業後も男性の多い開発職での就職が決まっています。ここでは皆さんが子育てしながらフルタイムで働いて、資格も取ってキャリアを築いている。自分もこうなりたい!と思える社員の方の姿を見せていただけることはとても良い経験になっています」
田邊さんのお仕事はこちらの記事でもご紹介しています。
土木施工管理技士|プロフェッショナル夢名鑑
杉内さんはエンドウのインターンに参加して、蛇口をひねって水が出ることの重みを知ったといいます。「水道は絶対に生活になくてはならないもの。インフラを支える仕事をしている社員の方はかっこいいし、業務の一部に携われていることがうれしいです」と話します。
インターン生には社員と同じように成長を期待し、チャレンジできる環境があるエンドウ。こうした環境はどのように実現されていったのでしょうか?次回は2023年に就任した遠藤大輔社長にお話を伺います。
※この記事は2024年12月に制作したものです。内容は取材当時のものです。