今回教えてくれたのは…
【Kaisei紅茶館 加藤さん】
T.E.A認定マスターティーエキスパートの資格を持ち、紅茶教室も毎月定期的に開催。
アンチタイパだからこそ!な紅茶の魅力
お湯をきちんと沸かし、蒸らし、注ぐといった一連の工程に丁寧に向き合い、美味しく味わうことで心を落ち着かせる効果も期待できるとか。タイムパフォーマンスが重視される現代だからこそ、紅茶を通して頭と心を休めるティーブレイクが大事、加藤さんは話します。
そして、幅広い楽しみ方があるのも紅茶の魅力。インドのダージリンティーには旬があり、春は爽やかでほのかな渋み、夏は優雅な香りと成熟感、秋はまろやかで甘い香りが特徴です。美味しい淹れ方をはじめ、旬を味わったり、アレンジで紅茶の楽しみ方を広げたり、自分だけの至福のティータイムを見つけてみてはいかがでしょうか。
美味しい淹れ方の基本
①汲みたての水道水を強火で2~3分きちんと沸騰させる。
②ポットをお湯で温めてから茶葉を杯数分入れる。目安はティースプーン1杯(約3g)でティーカップ1杯分。

冷めないようにティー・コージーを被せると◎
③茶葉を入れたポットにお湯を勢いよく注ぐ。茶葉が熱湯対流による「ジャンピング」させ、蒸らす。(蒸らし時間は茶葉によって異なるので、パッケージ表記などで確認を)
④茶こしを使って別のポットに移し、最後の1滴(ゴールデンドロップ)まで注ぎきる。
※ポットや茶器は陶器やガラス製がおすすめ。カップは浅めで口が広いタイプだと、香りがより広がります。
今の時期はアレンジティーも楽しい!

春のフルーツティー
春の時期ならスライスした柑橘やいちご、りんごなどがおすすめ♪紅茶と合わせてちょっと時間を置けば、味がなじんでそれぞれのフルーツの甘みや香りを楽しめます。季節ごとに旬のフルーツを選んでアレンジを楽しんでみて。

桜のミルクティー
ミルクティーは桜の花を組合わせると、春らしさ満開に!
SHOP INFO
Kaisei紅茶館
福島県郡山市開成4-1-25 大桃ビル1F
営/11:00~18:00(ランチ11:00~15:00)
休/月・火曜、その他
※この記事は2025年3月に制作したものです。内容は取材当時のものです。