かつての職場に再入職。自分と同じ子育て中のスタッフの存在も後押しに
伊藤さんが三部会計の法人事業部で働き始めたのは2022年5月のこと。しかし、彼女は以前もここで働いていた経験があります。最初の入所は2004年。事務職として3年ほど働き、結婚を機に退職。子育てが落ち着いてきたことから、新しい仕事を探し始めました。
「実は、最初は別の会社の事務職で仕事復帰したんです。でも、同じ事務でも何か違うなと感じ、他に良い仕事はないかと思って求人サイトを見ていたら、三部会計の求人を偶然発見。迷わず応募しました」
以前の職場に復帰するということは、それだけ雰囲気の良い職場であったということ。かつての仲間との再会もあり、スムーズに再入職できたそうです。また、子育て中の女性事務スタッフが多く活躍しているのも伊藤さんが安心できるポイントだったとか。伊藤さんは学生時代に簿記の資格を取得していましたが、資格を持っていない事務スタッフも多数活躍しているそうです。
会計事務所とは思えない? 明るく開放的な雰囲気
伊藤さんは普段、取引企業の試算表や決算書類の作成、給与計算などの業務にあたっています。現在担当する取引先の数は約30。といっても1人ですべての作業を担当するわけではなく、リーダーとなる「経営担当者」の指示を受けながら、チームのメンバーと協力して業務にあたっています。
三部会計のスタッフは現在約80名。グループ会社の社員も含めると約100名に達し、会計事務所としては県内屈指の規模を誇ります。各部署、各グループ会社の担当者がしっかりと連携し、スムーズに業務を進めているのが特長で、その理由を伊藤さんが教えてくれました。
「三部会計って、仕事中の雑談推奨なんですよ。もちろん仕事はきっちりとやりながらですが、雑談を通じてコミュニケーションをとることが円滑な業務につながるから。実際、とても話しやすい雰囲気です」
もう一つ、働きやすい雰囲気を生み出す理由となっているのが、オフィスの明るさ。洗練された外観や白を基調とした明るく開放的な室内からは、「会計事務所」という言葉のイメージとは異なる柔らかさや親しみやすさが感じられます。
家庭の子どもの事情に合わせて勤務時間を柔軟に調整可能
伊藤さんは当初、午前9時から午後3時までのパートとして入所しましたが、家庭の状況やお子さんの成長などを踏まえながら少しずつ勤務時間を伸ばし、現在は午後5時まで勤務しています。「子どもの行事でどうしても午後4時半には退社したい」という場合は30分単位の早出制度を利用できるなど、柔軟な勤務時間の調整が可能だそうです。
とはいえ、仕事と家庭の両立はやはり大変なもの。伊藤さんも、税制改正や社会の動向について隙間時間を使って学ばなければと思いながら、夜はやはり眠くなってしまうと言います。
そんなスタッフのために、三部会計では毎週金曜日の朝、1時間の研修の時間を設けています。講師は、同僚でもある所属の税理士。プロフェッショナルから直接研修を受ける機会はなかなかないもの。質の高い研修に働きながらにして参加できます。
三部会計には、働きやすさを実感できる環境だけでなく、スキルアップが叶う環境も整っています。伊藤さんはこの環境を活かし、「決算などの数字を作るだけではなく、経理担当者として、数字の報告や分析、さらに経営に関するアドバイスまでできる存在になりたい」と今後の夢を語ってくれました。
次回は、三部会計の業務の中核として活躍する女性税理士に、三部会計事務所の強みや実績、魅力についてお話をうかがいます。
※この記事は2025年3月に制作したものです。内容は取材当時のものです。