蕎麦どころ福島県が誇る、この蕎麦がスゴイ14選

全国有数の蕎麦の産地でもある福島県にはおいしいお蕎麦が食べられるお店がたくさんあります。その中でもaruku選りすぐりの14店舗をご紹介！

新川(郡山市)

ヘルシーで栄養満点！夏バテ知らずのとろろそば

とろろそば　1,080円
つるつる系のお蕎麦は毎朝自家製粉した蕎麦粉を手打ちされたもの。つゆもすっきりとした味わいで、さっぱりとしたのど越しが際立っています。粘り・舌触りともに強い西会津産の厳選したとろろと合わせれば、これからの暑い季節にこれほど頼もしい食べ方はないかもしれません。〆にはもちろん蕎麦湯のほっこりタイムもお忘れなく♪

※この記事はaruku2017年6月号に掲載したものです。

富田茶屋(郡山市)

コシ◎のど越し◎風味◎三拍子揃った極上蕎麦

海老天ぷら盛りそば　1,300円
お店のこだわりは、北海道産キタワセ100％使用の十割蕎麦。キリッと角の立ったみずみずしい麺線からもその品のよさが伺えます。ひと口すすれば、小気味の良い歯ごたえとふわっと鼻から抜ける上品な風味が広がり、厳選した出汁を丁寧にとったつゆとの相性もベストマッチ！粉にも揚げる温度にもこだわった天ぷらは、時間が経ってもサクサクの食感が絶妙です。

紀州梅がアクセントのさっぱり系ぶっかけそば

ぶっかけそば　1,080円
ほんのりと甘い香りが特徴の蕎麦は、紀州梅を落としたぶっかけそばとも良く合います。
特に暑い季節にはもってこい！2014年10月のオープン以来、夏の定番人気として多くの人から親しまれています。

※この記事はaruku2017年6月号に掲載したものです。

くに屋(郡山市)

蕎麦の素材を活かした涼感たっぷりの冷やしたぬき

冷やしたぬきそば　780円
お蕎麦もうどんも両方こだわりを持って提供しているお店はなかなか出会えないもの。『くに屋』はそれを両立した数少ないお店です。蕎麦は徹底した品質管理により一年を通して安定した香りと風味で提供。夏のイチオシの冷やしたぬきでそのバランスの良さを味わってみて！たっぷり乗せた鰹節ともみじおろしのピリ辛が、絶妙な余韻のアクセント♪うどんへの変更も可能です。

※この記事はaruku2017年6月号に掲載したものです。

蕎麦処 なみき庵(郡山市)

ざるそば　840円
素材へのこだわりを感じる『なみき庵』のそば。蕎麦粉は日本一にも輝いた山都の生産者から仕入れ、さらにその中心部だけを挽くという徹底ぶり。透き通るような白さときりっとしたコシが特徴のそばをダシの効いた辛口のつゆにさっとくぐらせば、上品な香りがふわっと広がります。これから楽しめる新そばはもちろん、雪解けの季節限定の「寒晒しそば」の際立つ風味と甘みは大注目の逸品。

【メニュー】
・天ざるそば　1,365円
・ぶっかけそば　1,050円
・おかめそば　1,050円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

そば処 くらしき(郡山市)

もりそば 850円
※おにぎり・いなり・もちのいずれか(季節による)、小鉢一品、香の物がつきます。
北海道、福井、茨城、九州とその時期に一番おいしい玄蕎麦を取り寄せている『くらしき』。
蕎麦の実の中心部分だけを挽いて極細に切ったもりそばは、ぴんとした見た目どおりの食感の良さと、濃い目のつゆに負けない深い風味を両立。住宅地の中にある隠れ家で極上のお蕎麦を満喫してみて。

三味そばがき500円(あんこ、きなこ、・ごま・おろしじょうゆ)
同じ蕎麦を使ったとは思えないほどふわっふわの食感が楽しいそばがきは、ぜひ味わってほしい蕎麦料理の代表格。合わせる素材でがらっと表情が変わるのも魅力！

【メニュー】
・もりそばランチ　1,200円
・鶏南蛮そばランチ　1,350円
・辛み大根おろしそば　1,000円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

そば処 あじ半(郡山市)

にしんそば　800円
京都発祥のにしん蕎麦も忘れてはならない定番のお蕎麦の食べ方。『あじ半』では会津で学んだ甘さを控えた味付けで提供。よく味が染みて骨まで食べられる柔らかな身欠きにしんとコシの強い本格蕎麦がお互いの良さを上手く引き出し、毎日でも食べたい満足感を味わえます。お財布に嬉しい値段設定も◎！

【メニュー】
・ソースカツ丼セット　800円
・天丼セット　850円
・もりそば(2枚)　840円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

そば処 勇屋(郡山市)

鴨せいろそば　1,100円
信州産そば粉の一番粉につなぎを少し加えた蕎麦は、強烈な主張はなくてもしなやかで安心感を与える味わい。これを鴨汁につけていただけば、かつお節・宗田節・さば節をブレンドした出汁に鴨の旨みと葱の香ばしさが加わり、おいしさが一気に倍増します。

【メニュー】
・天ざるそば　1,400円
・天おろしそば　1,030円
・カレー南ばんそば　800円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

蕎麦処 こっとう屋(郡山市)

薬味蕎麦　1,250円
11種類もの薬味が目でも楽しませてくれるお店オリジナルの「薬味蕎麦」。石臼で挽いた素朴な蕎麦と化学調味料未使用のシンプルなつゆが薬味によってさっぱり系にもまろやかにも変化します。いろんな味をちょっとずつ味わったり、自分好みに薬味を組み合わせたりと無限の楽しみ方ができるのが醍醐味です。

【メニュー】
・板天蕎麦　並　　1,600円
・ミニ天丼セット　1,050円
・梅おろし蕎麦　　　950円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

胡々里庵(福島市)

遠方まで訪ねる価値あり！名水が引き出す蕎麦の美味しさに感動

冷やし天コロサラダ蕎麦　1,015円
石臼挽きにした会津地粉を吾妻山の伏流水で打ち上げた凜としたお蕎麦。シャキシャキ大根の食感を楽しみ、合間にひと口大の海老の天ぷらを口に運べば、のど越しの良さがひと際引き立ちます！洋食出身の店主による繊細な盛り付けも女心をくすぐり、豪快な印象のぶっかけ蕎麦の印象が変わるはず！他にも様々な蕎麦料理を会席風で頂ける『胡々里膳』もオススメ！

※この記事はaruku2017年6月号に掲載したものです。

手打ちそば よしなり(福島市)

手打ちそば＋天ぷら盛合せ　750円
女性１人でも気軽に入れるカジュアルな雰囲気とワンコインから本格蕎麦が味わえる魅力的な価格設定が嬉しい『よしなり』。値段は手ごろでも味と作りに妥協なし！県内各地で蕎麦打ちの指導も行う店主が手がける蕎麦は、のどごしの良さを重視したつるつる系。これに揚げたての天ぷらが5品もついて750円とは驚きです！

【メニュー】
・ざるそば　500円
・そばがきぜんざい　300円
・手打ちそば＋天丼　800円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

裁ちそば 紅葉亭(福島市)

皿蕎麦　840円(大盛1,260円)
桧枝岐に伝わる伝統的な裁ち蕎麦が楽しめる『紅葉亭』。つなぎを使わず挽きぐるみした蕎麦粉を薄く伸ばし、生地を何枚も重ねて布を裁つように切ったところから名づけられたこのお蕎麦。独特の細麺は冷水でキュッと締まっていて、噛むほどに広がる甘みと豊かな香りは蕎麦通をもうならせる味わいです。

裁ち蕎麦の刺身　470円
お店自慢の裁ち蕎麦を板状に切り、わさび醤油でいただくシンプルな一品。もっちりした食感といっそう引き立つ蕎麦の香りがわさび醤油とよく合います！

【メニュー】
・鴨南蛮蕎麦　1,150円
・あげそばがき じゅうねん味噌がけ
(エゴマ)2ヶ1皿　470円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

飯豊権現蕎麦 桐屋 権現亭(会津若松市)

蕎麦本来の味をそのまま味わう 味に自信があるからこそ出せる水そば

夢見そば　562円
古民家の古材を用いた趣あふれる店内で頂けるのは、蕎麦本来の美味しさに触れられるメニューの数々。中でも石臼挽きでつなぎを一切入れないこだわりの蕎麦を飯豊山の名水で味わう夢見そば(水そば)こそ、その究極形。「蕎麦って甘みや香りをこんなに感じるものなんだ！」と、ポテンシャルの高さに驚かされるはず。もちろん、味に自信があってこそ出せるメニューです。

蕎麦粉や挽き方でここまで変わる！ 3種の蕎麦の贅沢な食べ比べ

そば三昧　1,750円
3種類の蕎麦の食べ比べができる『そば三昧』にもご注目。一番粉のみを使用した透き通るような飯豊権現そば、蕎麦本来の味と香りを堪能できる石臼挽きの会津頑固そば、福島県オリジナル新品種でもある会津のかおり。食べ比べることでここまで違いが出るのかと、蕎麦の世界の奥深さを改めて実感できます。蕎麦通ならずとも一度は味わってみて！

※この記事はaruku2017年6月号に掲載したものです。

くいものや ラ･ネージュ(猪苗代町)

ざるそば　650円
地元産のそば粉の中心部分のみを使った完全手打ちの十割蕎麦は、つるっとしたのどごしとハリのある弾力が特徴の更科系。昆布とかつお節をブレンドしたやや甘めのつゆとの相性も抜群で、もともと喫茶店でありながら９割以上のお客さんが蕎麦を注文するほど人気があるというのにも納得のおいしさです。

【メニュー】
・ざるそば、ミニヒレソースカツ丼セット1,000円
・野菜天ざるそば　1,000円
・冷かけおろし納豆　850円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

そば処 おおほり(猪苗代町)

天盛そば　1,370円
蕎麦の定番パートナーと言えばやはり天ぷら。『おおほり』では、季節の野菜や山菜を中心に、自家製の菜種油でカラッと仕上げたボリューム満点の９種類もの天ぷらが味わえます。蕎麦も栽培から製粉まで全て自分で行うこだわりぶり。なめらかな口あたりと繊細な風味が見事に引き立てられています。

【メニュー】
・山菜そば　840円
・ぶっかけそば　800円
・にしんそば　1,160円

※この記事はaruku2013年10月号に掲載したものです。

今さら人に聞けない蕎麦のアレコレ ?

Q：なんで白い蕎麦と黒い蕎麦があるの？
A：蕎麦の実の挽き方に秘密あり！
色の違いは蕎麦の実のどの部分を挽いた粉を使うかで変わってきます。蕎麦の実の中心部分を使った白いお蕎麦は、淡い香りとのどごしの良さが特徴。実の外側を一緒に挽けば挽くほど、香りを重視した黒いお蕎麦が出来上がります。

Q：よく聞く十割蕎麦、二八蕎麦って何のこと？
A：蕎麦とつなぎのバランスがポイント。
十割蕎麦とはつなぎを使わず蕎麦粉だけで打った蕎麦のこと。香りも味もストレートに体感できる一方、仕上げるにはより高度な技術が要ると言われています。一方、小麦粉を２割程度加えた二八蕎麦は、するりとした食感が楽しめます。

Q：新蕎麦ってどう違うの？
A：これからが蕎麦の一番おいしい季節です！
実は蕎麦の収穫期は夏と秋の２回。中でも断然の甘みと香りを誇る秋の新蕎麦は、昔から蕎麦好きに愛されてきました。産地によって収穫時期は微妙に異なりますが、10月の終わりから12月にかけて食べられるので、ぜひご注目を。

Q：蕎麦湯のスゴイとこが知りたい！
A：シメの満足感×ヘルシーさに注目！
“低カロリーで栄養たっぷり”。食材としてのヘルシーさも、蕎麦が人気を集める理由のひとつ。〆にはその栄養素を効率的に摂取できる蕎麦湯をお忘れなく。つゆと合わせた滋味深い味わいに、ほっとひと息ついてみて。

※この記事は過去記事をまとめたものです。内容や価格(税込表記)は取材時のものですので、変わっている場合もございます。

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