手間暇のかかる山卸で「もと」をつくる生酛室。乳酸菌を淘汰して酵母を育てるこの工程には、目に見えない微生物の力が大きく関わっています。大七さんが「微生物の森」と呼ぶ奇跡のような環境を新社屋に引き継ぐため、生酛室の壁に旧い蔵の壁面を移築。
4年がかりで引っ越し、最良の環境をつくってきたそうです。(非公開)
もろみの仕込室は驚きの広さ!
人が出入りしただけで味が変わってしまう繊細な工程なので、仕込みが始まると職人さん以外は社員でも立入禁止だそうです。
見学の後は試飲タイム!
醸造やお米の種類が違う5種類を飲み比べられます。「純米生もとは香り高い、箕輪門は強さがある、宝暦は空気にふれて味が変わる」どれもおいしい♪
4代当主が9代目丹羽公から譲り受けた樹齢200年の花梨。
落雷で生き残った木なので雷除けに。表に樫(貸し)を植え、内に花梨(借りん)のゲン担ぎも。
幅70m、21mもの高さを持つ3階建ては、建築物としても魅力がいっぱい。 入口の両側には狛犬が鎮座しています。