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公開日:
2015.8.3
更新日:
2020.1.22

鈴木農場の鈴木光一さんがつくる郡山ブランド野菜とは?

鈴木農場の鈴木光一さんがつくる郡山ブランド野菜とは?

生産者さんを訪ねる【郡山ブランド野菜】郡山の土を知り尽くしたプロが選ぶ野菜

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鈴木農場さんのナス畑。取材した7月中旬は「佐助ナス」の収穫が始まったばかり。ナスは背の低いうちからなりはじめ、8月にかけて徐々に背丈を伸ばしながら、次々に実っていくのだそうです。他にも、フレンチで使う白茄子や、蒸して美味しい「京万頭」、カレーに合う縞模様の「ガンディア」など市場に出ない珍しいナス達が実りを迎えていました。

突飛な品目ではなく、地元で食べたくなる野菜を。

住宅地から少し離れると、様々な夏野菜が花を咲かせる青々とした畑。「郡山ブランド野菜」発起人の鈴木光一さんの農場を訪ねました。「ブランド野菜は、郡山に自慢できる特産物がもっとあればという声を受け、2003年から生産者達で始めた取組みです。大事にしているのは、それぞれの野菜らしいおいしさと栄養価。突飛な品種ではなく、子供達や地元の方々が日常的に喜んで食べてくれるものを作りたかった」とおっしゃいます。人参だけで何百もある品種の中から、野菜のプロである生産者さんや野菜ソムリエさんが、実際に育て、食べ比べて、年1種類を目標に品目を増やして来られました。

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①郡山ブランド野菜は今11品目。8月は「佐助ナス」「ささげっこ」「グリーンスウィート」、夏ネギ「ハイカラりっくん」が旬。

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②「生で食べてもさすけねぇ」と命名された「佐助ナス」を、畑で試食させていただきました。生なのにアクがなく、実はふっくら甘くて、皮までやわらか。強く握ると果汁がしたり落ちるほどのみずみずしさに感激!

郡山の豊かな土で育った、日本屈指のおいしい野菜です。

郡山は野菜づくりに適した土地だと、鈴木さんは言います。「まず土がよく肥えています。これは地元の農家が何十年もの間丁寧に土づくりから続けてきた成果でもあります。ミネラル分が多いので、野菜が必要な栄養分をきちんと吸収しますし、昼夜の温度差がある気候だから色んな野菜がおいしく育つ。冬野菜では特にその差がはっきり出ます。」ブランド野菜の中には育て方が難しいものもあるそうですが、生産者さん達が研究を重ね、その品質は全国でもトップクラス。全国の目利きが集まる野菜ソムリエサミットでも「御前人参」「めんげ芋」「冬甘菜」が名だたる競合を抑えて上位入賞しています。

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①生でも美味しい佐助ナスはサラダや漬物に最適。鈴木さんのお勧めは、薄くスライスした佐助ナスにオリーブオイルと塩をかけるだけのシンプルな食べ方。ナス本来の甘みが際立ちます。オイルが浸みても美味!

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②夏ネギ「ハイカラりっくん」は薬味や煮て食べてもおいしいのですが、浅漬けで食べるのもおススメ。市販の調味料に15~30分漬けただけでおいしくいただけます。特に、葉の部分のサクサク感はヤミツキになりそう!!

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③枝豆「グリーンスウィート」は新鮮なうちに茹でるのが最強!サヤの両端をハサミで切り、塩で板ずりして味をつけ、たっぷりのお湯で茹で上げます。冷水ではなく、うちわなどで冷ますと、さらに香りが良く甘みも◎

郡山ブランド野菜が買えるお店

夏野菜は今が旬!これからの時期は、ホクホクと栗のようなおいしさの「おんでんかぼちゃ」も登場します。

JA農産物直売所 愛情館

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SHOP INFO

JA農産物直売所 愛情館

郡山市朝日2-3-35

営/9:00~18:00
休/毎月第1水曜、年末年始
P/あり

開成マルシェ
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月1-2回開催
会場/郡山市朝日1-13-5(開成柏屋中庭ガーデン内)10:00~15:00

※この記事はaruku2015年8月号に掲載したものです。