親子で行きたい夢の図書館！郡山市の「クローバー子供図書館」と福島市の「福島県立図書館」

クローバー子供図書館

木のぬくもりが感じられる館内。昔読んだ絵本を開けば、きっと新鮮な感動があるはず。

昭和初期の古い絵本たち。色使いやデザインなどがステキ！

自由に本を読んだり、親子で絵本を開いたり。蔵書数の8割は絵本や児童書。大人向けの本や雑誌もあり。

子どもから大人まで、郡山市外の方でも誰でも無料で利用可能です。

お話を聞いたのは、40年以上勤務する館長の中島 京子さん。「子どもの時間は短い。その間にたくさんの良い本に出合ってほしいと思います」。

本を読む、本を借りる。図書館は、本と仲良くなれる場所。

クローバー子供図書館は今から約60年前の1952年に開館。親子3代で利用する方もいるそう。”子どもたちがたくさんの良い本と出合えますように“と個人宅で始めた私設図書館からはじまりました。

―小さいうちから本を読ませる　ことはやはり必要ですか？
子どものときに本に親しむことはとても大切なことだと思います。本によって、いろんな世界を経験できます。不思議な魔法を使ったり、動物の世界に入り込んだり…。それが夢や希望、生きる力に繋がるのではないでしょうか。ここでは子どもがよい本と出合えるように、毎月本の選定会も行っていますので、どの本も安心して読んでいただけます。お子さんの読書感想文におすすめの作品もたくさんありますよ。

―この図書館をどんなふうに　利用してほしいですか？
お子さんはもちろん、ぜひ大人の方にも来館してほしいです。大人向けの本や雑誌も置いていますので。大事なのは”親子で一緒に本と親しむ時間を持つこと“。絵本を読んであげるのもいいし、一緒に読書時間を設けるのもいいですね。毎週絵本の読み聞かせなどのイベントも開催しているので、この図書館をどんどん利用して、親子で本と仲良くなって欲しいです。

ドーム型のログハウスは子どもの夢を育む図書館にぴったり！

こんなとき、こんな本 心に残る思い出の1冊。

クローバー子供図書館 館長　中島京子さん

「大きな森の小さな家」ローラ・インガルス・ワイルダー
「大草原の小さな家」でおなじみの森の丸太小屋に暮らすローラとその家族の物語。続編も含め、ワクワクしながら読みました。

福島県立図書館

福島県民なら誰でも利用できる、福島県立図書館に行ったことはありますか？遠くてなかなか行けない、近くの図書館で十分、というのはあまりにもったいない。館内には100万冊を超える蔵書があって（もちろん県内一）、閲覧席も150以上。また、一般の閲覧室とは別に、子どものための本を揃えた「こどものへや」も。さらに子育て中のパパ、ママのための本や雑誌は「子育て支援コーナー」で読むことができるので、ぜひ利用してみては？お話し会などのイベントも開催しているそう！

※この記事はaruku2015年11月号に掲載したものです。