白河の歴史は古く、7世紀中ごろには陸奥国最大規模の白河郡が成立していました。鎌倉時代には、源頼朝のもとで活躍した結城氏が、約400年にわたり白河を支配し、白川城、小峰城を築城しました。
江戸時代、初代藩主・丹羽長重公が小峰城の大改修や城下町の整備を行います。その後、7家21代にわたる藩主が居城。その中でも、江戸後期の白河藩主・松平定信公の功績は偉大です。「士民共楽」の理念を掲げ、身分の分け隔てなく誰もが集える日本で最初といわれる公園(南湖公園)を築造。定信公が推奨した「白河だるま」や「白河そば」の栽培、茶道や和菓子の文化は、今も白河の街に伝えられています。
幕末の戊辰戦争では激戦地となり、白河城は落城。しかし白河の人々は、戦死者を敵味方分け隔てなく弔い、東軍・西軍どちらもお墓や慰霊碑を建てて手厚く供養しました。市内各地には、会津藩や新撰組ゆかりの遺跡など、戊辰戦争白河口の戦いの痕跡が残されています。
小峰城の三重やぐらからの風景
他にもいろいろ、白河の名桜
聯芳寺:聯芳寺の紅しだれ桜は樹齢約300年。白河には立派な桜がある寺社が多く、お寺めぐりをしながら各地の桜を楽しむのも素敵♪
龍蔵寺:大きなしだれ桜と少し若い八重桜が寄り添い、まるで親子のよう。
友月山:市役所からも程近い友月山の桜。街なかを散策すればいろんな桜に出会える!
おとめ桜:小峰城の桜の中でひときわ目を引くおとめ桜。その昔、小峰城の石垣が何度も崩れ、人柱として犠牲となった娘を悼んで植えられたという言い伝えがあります。
ご当地ヒーロー「ダルライザー」が白河をガイドする「すごろくガイド」!
ダルライザーがあなたのために街を案内する「すごろくガイド」。旅の行き先は、「すごろくマップ」で決まります。さいころを振って出た目の場所へ。ヒーローを独占して楽しくおしゃべりしながら、白河の魅力を発見してみては?
小峰城に到着で~す!三重櫓の上までのぼることもできるよ!
二ノ丸茶屋で、白河のおみやげをチェック。さすがダルさん、詳しく説明してくれます!
大正ロマン漂う白河駅の駅舎。ステンドグラスと赤煉瓦の屋根が印象的。
城下町の雰囲気が漂う中町商店街を、ゆっくり歩きながらガイド。
懐かしのアイスキャンデーに出会える「野村屋」に到着。10種類以上の味から、どれにしようかな~?
「白河の関」は東北の玄関口。関跡には巨木や歌碑があり、風情がある場所です。
白河結城氏の居城跡に残された感忠銘。丘陵を利用した山城で、現在は土塁や空堀が残っています。
すごろくガイド
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※この記事はaruku2016年4月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容等は取材時(2016年3月時)のものです。
ダルライザーへインタビュー!
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