夏の花火のもうひとつの楽しみといえば、気軽な「手持ち花火」や「吹き上げ花火」。少人数で楽しむなら、こちらがポピュラーかもしれません。宵闇の中で楽しむ花火はやっぱりちょっと特別なイベント。家族で楽しむのはもちろん、線香花火に照らされる浴衣姿や火を分け合う距離の近さなど、ロマンチックなシチュエーションでもあります。
日本人が手持ち花火を楽しむようになったのは、今から360年も前の江戸時代だとか。こんな素敵な文化をこれからもずっと受け継いでいくために、安全に気を付けて、マナーを守って楽しんでくださいね。
念のためおさらい~花火のルール~
花火ってどこでやる?
自宅に庭がないマンションやアパートの場合、どこで花火をするかは意外に悩むところです。公園などでできれば良いのですが、公園を監理する自治体にはそれぞれ条例があり、花火禁止や時間制限のある公園が少なくありません。事前に、公園やお住いの地域に確認をとって、ルールとマナーを守って楽しみましょう。自宅で遊ぶ時も、煙や騒音で近隣に迷惑をかけないよう十分な配慮を。ちなみに、今回arukuが撮影をしたのは、郡山市の富田親水広場です。
火の時はバケツ・ろうそく
当たり前のことですが、基本を守るのはとても大事。必ず次のようなものを準備して、安全に楽しんでくださいね。花火をする時は、必ず大人がつき添うこと。火の始末や後片付けもしっかりと!また、誤った遊び方による事故を防ぐために、花火に書いてある遊び方はよく読んで。日本煙火協会のホームページも参考にしてくださいね。(www.hanabi-jpa.jp/)
●ゴミぶくろ
●ローソク
知ってる?線香花火の4段階
かつては仏壇の香炉に立てて楽しんだという「線香花火」。人の人生になぞらえた4段階を表現しているのだそうです。次はぜひそんな視点でも楽しんでみて。撮影に使ったのは、国産の線香花火。火薬が均等に詰まっているせいか、息が長く、美しい花火の一生を楽しめました。(三州火工 純国産線香花火「牡丹桜(20本入)」 970円/花火協力:株式会社 蔵場)
2.勢いを増して花開く「松葉」
3.光がしだれるように伸びる「柳」
4.力を振り絞って燃える「散り菊」
今回子ども達が遊んだのは、バラエティ豊かな国産花火。長持ちしてたっぷり楽しみました!
ウルトラ手持ち花火セット 1,760円、なが~く遊べる100変色セット 880円
花火協力
こんな花火見つけました
日本古来の線香花火の伝統を今に伝える、筒井時正玩具花火製造所の花火。線香花火も関東と関西では違うそうですよ。30年以上寝かせた宮崎産松煙を使った火薬は正確に0.08g。草木染の手すき和紙で縒り上げ、桐箱に納めました。
和火 炭火 216円、洋火 三色芒 162円、西の線香花火 スボ手牡丹 486円、東の線香花火 長手牡丹 486円、透花 540円、筒井時正 花 5,400円
花火協力
女の子なら、夏の間に一度は着たい浴衣!
モデルの綾奈ちゃんが着ている浴衣は、すべてレンタル品!「四季埜着付総合教室(レンタル部)」なら、浴衣+帯+着付が1,944円(税込)から!オプションで、髪飾り・バッグ540円〜、下駄・草履1,080円〜レンタルできちゃいます。サイズも女性は4L、男性は5Lまで揃っています。
SHOP INFO
四季埜着付総合教室
郡山市朝日2-23-6 KINOビル1F
営/10:00~19:00(水曜・土曜18:00)
※日・祝祭日はご予約で
★郡山駅ナカ2F 民話茶屋内 着付処 Tel.024-934-6644
※この記事はaruku2016年8月号に掲載したものです。
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