あぁ、憧れの回らないお寿司。福島・郡山市で感動の味に出会えるお寿司屋さん

「一番好きな料理は断然お寿司！」と言って憚らないarukuスタッフ1の寿司好きが自信を持ってオススメするお寿司の名店たち。美味しいお寿司が食べたくなった時にぜひ参考にしてみて！

鮨 神水(SHIN SUI)

寿司の激戦区、郡山駅前に2016年の5月にオープンした『神水』。メニューは握り・料理とも3段階のコースが大前提。分かりやすい料金設定に加えて、伝統と新しさが融合した注目店です。

おまかせ料理　牡丹10,000円

(先付け・刺身・茶わんむし・蒸し物・焼物又は煮物・握り10貫・吸い物・甘味)

刺身
刺身には素材のポテンシャルを楽しんでほしいものをセレクト。コリコリと活きの良い歯応えが光るクエ、珠玉の大間産本マグロのトロと赤身…。ネタの実力を示すにはこれ以上ないインパクト！

蒸し物 毛ガニ
今が旬の毛ガニはカニ酢のジュレとカニ味噌のクリームとともに。さっぱり＆濃厚の２つの美味しさを楽しめてなんだか得した気分♪

焼物又は煮物 牡蠣のしぐれ煮
ブランド牡蠣としても知られる北海道仙鳳趾産の牡蠣は、見るからにぶるんとボリューミー。それでいて甘みが強いのも特徴で、何気に赤ワインに合わせてもハマります！

握り(10貫)
熟成させて甘みを引きだしたり、寿司酢に赤酢を合わせたり…。握りに込めた技と工夫は挙げればキリがないほど。素材の良さにこれらが加わるのだから無敵の旨さもそりゃ当然！

このネタに注目「野菜」

『神水』の革新的な寿司を一番感じたのがこちら。桂剥きした大根の酢漬けに包まれた野菜たちの楽しい彩りに加えて、頂くタイミングがどんぴしゃ！料理全体の満足度にもひと役買っています。

来多老【こたろう】

郡山市桑野にあるカウンター寿司の名店。仕入れに、シャリに、全てにこだわったその味は絶品なのは当たり前！その先にある実直で気づかいに満ちた味わいはぜひカウンターの特等席で感じてほしいところ。

おまかせ料理　6,500円

(先付け・刺身・料理２品・握り6貫・お椀)

先付け 煮ダコ
この日の先付けは柔らかく炊いた煮ダコ。噛めばはむっと押し返す心地よい弾力と優しい甘みが溢れ出てきます。丁寧な仕事ぶりに今宵の宴の期待感が高まること間違いなし！

刺身
刺身は本マグロの中トロ・江戸前のサバ・カワハギ。中でも肝醤油でいただくカワハギは衝撃の美味しさ。淡白な身にクリーミーな肝がベストマッチ！これはお酒がすすみます。

料理 白子の茶碗蒸し
茶碗蒸しはひとつのお椀に3つも白子が入った冬ならでの贅沢仕立て。さわやかなポン酢の風味にぷるんと濃厚な白子の旨みが合わさり、これまた格別！

握り(6貫)
主役の握りは江戸前の仕事をベースにした熟練の技が施され、さながら食べる芸術品。口の中でほろりとほどけるシャリの量やワサビまでネタごとに微妙に変えるというから驚き！

このネタに注目「コハダ」

大将が寿司屋の代表格と話すコハダ。その理由は素材選びやシメ方で大きく味わいが変わるから。青魚本来の旨みをキリッとまとめるシメ加減がクセになります！

松喜鮨

各界の食通たちを虜にしてきた郡山駅前にある老舗寿司店。「本物のお寿司ってこんなに美味しいんだ！」と驚きの正統派カウンター寿司を嗜んでみて!?

店長特選にぎり 4,900円(9貫+巻物1本)

この日の店長特選にぎり
その日の仕入れによって変わる店長特選にぎりをオーダー。精鋭揃いの顔ぶれの中から特に印象に残ったものをピックアップ。

金目鯛
身がきゅっと締まっているのに脂もたっぷり乗っている。今が旬だからこそ味わえるいいとこ尽くめの美味しさを堪能できます。

本マグロ トロ
食べる前から美味しいことが伝わってくるトロ。すーっととろける口どけなのに、旨みの余韻は長続き♪お鮨の花形にふさわしい貫禄の美味っぷり！

ウニ
ウニは北海道産のバフンウニ。磯の香りを感じやすい鮨ネタですが、海苔を巻かずにしかも塩でいただけるところからも抜群の鮮度の良さが伺えます。

穴子
職人の腕の見せ所でもある穴子。ふっくら軽やかな身の旨みと上品な甘さのツメのバランスがお見事。少し時間差で上品なシャリの味が広がる美味しさの波状攻撃に、思わずお替り！

鮨 志乃ぶ(SUSHI　SHINOBU)

職人の技術が詰まった寿司に加え、30種にも及ぶ地酒も魅力の『鮨 志乃ぶ』は、福島市置賜町の人気寿司店。リーズナブルな値段に加え、店内はフローリングの個室も用意されていて、様々なシーンで大活躍してくれます！

握り 月(8貫+巻物1本)3,000円

(大トロ・ウニ・イクラ・鉄火巻き・ボタン海老)

大トロ
宝石のような艶のある姿に、出てきた瞬間に心惹かれたマグロの大トロ！サッパリとした良質の脂が、口の中で溶け出す感覚は今でも忘れられません！

ウニ・イクラ
あえてウニとイクラが苦手の方に味わって欲しい一品！特有の生臭さが一切せず、苦手意識があって、普段は絶対に手を出さないarukuスタッフも、初めてその美味しさが分かったと大興奮！

鉄火巻き
旨みが凝縮されたマグロの赤身に、甘みのある特製シャリ、さらにはピリッとくるワサビの風味が絶妙に調和され、脇役だと思われがちの鉄火巻のイメージを見事に払拭してくれます。

ボタン海老
大ぶりのボタン海老がまるまる一匹乗ったボリュームのある握りにも注目！プリプリの透き取った身が新鮮さを物語っており、口の中に入れた途端になくなるような感覚はなんとも楽しい。

刺盛1人前 1,800円
寿司と一緒に頼んで欲しいのが、旬の魚介類が盛り付けられた刺盛。寿司ネタとなるべく被らないようにネタはチョイスされており、店主にその日のネタを聞いてみるのも面白いかも！

※この記事はaruku2017年1月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものです。