だからカフェが大好きなんだ!
皆さんはどんなときにカフェに出かけますか? 友達とおしゃべりに花を咲かせたいとき。一人でのんびりくつろぎたいとき。おいしいコーヒーや紅茶を飲みたいとき。カフェを訪れる理由は人それぞれで、もしかしたら自宅やファミレスでも同じような時間は過ごせるのかもしれません。でも、やっぱりカフェでしか味わえない魅力があるからこそ、人はカフェに足を運ぶのでは。きっとそれは、ただそこでぼーっとしているだけで心を満たしてくれる居心地のよさ。しとしと雨が降り続く長雨の季節に。晴れた日の午後の昼下がりに。毎日の仕事や家事の気分転換に。今日もカフェは一番身近なパワースポットとして、私たちに癒しの時間を与えてくれています。
カフェを訪れる理由が人それぞれなら、カフェでの過ごし方もまた十人十色。自由な時間が流れる場所だからこそ、自分が求める方法でよりリラックスした時間を過ごしたいものですよね。そこで今回の“たべあるく”では、こんな目的で出かけたい、「+α」のカフェの過ごし方をご提案。読み終えた頃にはあなたもカフェ巡りに出かけたくなるはず!
cafe narumari【カフェ ナルマリ】(三春町)
+Food&Music~おいしいご飯と心地よい音楽~居心地のいいカフェには理由があります。
郡山と三春の境に位置する『narumari』。ご夫婦2人で営む小さなお店ながら、お昼どきともなると多くの人でにぎわう人気のカフェです。お客さんのお目当ては、定食スタイルで提供されるランチ。飾らないおいしさなんだけどカフェのオシャレ感も満喫できる。そして「カフェのご飯は量が足りなくて…」というがっつりさんも大満足のボリュームが魅力です。
エスニックまぜまぜご飯780円
お店のもうひとつの魅力が、いつまでも居たくなるような居心地のよさを演出してくれる素敵な音楽たち。「その日の天気や訪れるお客さんに合わせて流す曲も変えているんです」と話す、おしどり夫婦の鳴尾さんご夫妻。お店の一番の魅力は、“ゆっくりしていってほしい”というお二人のあたたかい心づかいなのかもしれません。
お酒も楽しめる夜カフェも人気
和やかな笑顔が印象的な鳴尾さんご夫妻
レギュラー珈琲380円、揚げバナナ400円
SHOP INFO
cafe narumari【カフェ ナルマリ】
田村郡三春町大字上舞木字明部作38-29
営/11:00~22:00(Lo.21:00)、ランチ11:00~15:00
休/月曜
P/8台
juju 130 cafe(郡山市)
+Art ~アートな時間をプラスして~作品の余韻に浸れる至福の場所
郡山市立美術館内に併設されているカフェ。ガラス張りの開放的な店内からは、四季折々の自然と近代的な美術館の建物が一望できます。この風景すらどこか芸術的で、作品を鑑賞した後の余韻に浸るにはもってこい。富田町の人気カフェ『cafe juju』の姉妹店だけあって、カフェメニューのおいしさにも定評。本店にはないオリジナルメニューのブレッドサンドをはじめ、これからの暑い季節のおすすめは冷たいドリンクと自家製ケーキの組み合わせ。
館内には実際に手に取れる作品のレプリカも。
季節に合わせて内容が変わる常設展。
jujuケーキセット800円~
SHOP INFO
juju 130 cafe
郡山市安原町字大谷地130-2(郡山市立美術館内)
営/11:00~17:00(土日~17:30)
休/月曜
P/有(郡山市立美術館駐車場)
コーヒー&アンティーク 開成館(郡山市)
+Retro~レトロな空間が心を和ませる~日常を離れてタイムスリップ
明治時代の蔵を会津から移して造ったという『開成館』。大正ロマンの時代を感じるアンティークの内装が別世界に来たような不思議な気分にさせてくれます。磐梯山麓の湧き水で淹れたコーヒーは、深みがあるのに飲みやすい。また、ハンバーグやドリアなど、昔ながらの洋食が充実しているのも魅力。中でもここでしか食べられないパングラタンは、一度食べたらやみつきのおいしさ。
開成館オリジナルブレンドコーヒー480円、パングラタン980円~
茶処 せいざん(福島市)
+Japanese~たまには和カフェで気分転換~隠れ家和カフェで自然を満喫
本場京都から取り寄せた上品でやさしい味わいのお抹茶や京菓子が味わえます。他にもぜんざいやおだんごも人気。池に流れる水のせせらぎや季節の植物に囲まれた和の空間で、静かな時間を過ごしてみて。天気の良い日はそんな自然に直に触れられる縁側が特等席。
教会や雑貨屋さんなどが軒をつらねる福島市の人気スポット、アンナガーデンの一番奥にひっそりと佇む『茶処 せいざん』は、観光地にありながら知る人ぞ知る穴場の癒しカフェ。
抹茶セット(抹茶、京菓子、ほうじ茶)680円
※この記事はaruku2012年6月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。