何も塾に頼らずとも家庭学習だけで進学校に進学できる方法はないのか?
という率直な疑問を調べてみました。
「○○さんの子どもさんは進学塾に通わなくても安積高校に入学できたらしいよ!」という声を耳にしたことはありませんか?
事実、進学塾に通わなくても希望の高校に進学できる子はたくさんいるそうです。
では、その理由はなぜなのか、福島県の某進学塾にその真相を聞いてみました。
進学塾に通わなくても進学校に入学できる子は確かにいます
まっさきの回答はこうでした。
進学塾に通うメリットは生徒さんの限りある時間の中で効率的に学力を高めることができる、ということです。
確かに進学塾に通っている生徒さんのほうが進学率は圧倒的に高い。
しかし進学塾に通わずとも、希望の安積高校などに進学できる生徒さんは「自分で今何を学習強化したらいいのか、どこにつまずきがあるのかをよく理解していて自らの学習意欲がある」生徒さんだそうです。
なるほど、進学塾では受験問題の解き方、傾向や対策を教えてくれて、いわば効率的能率的な学習方を実践しているわけですが、そこを自己で解決できるだけの自主性を持つ子が希望校進学を達成しているというわけです。
家庭学習だけで進学高校に進学できる子の特長まとめ
・自分に何が足りないのか、何を勉強すべきかを理解している
私たちがそうであったように、中学生にもなると部活や友達との交流など、勉強のほかにもやること、やりたいことがたくさんあります。
部活と勉強とを両立しながら、自ら勉強に取り組めるように子供を指導することはなかなか大変です。
要は、どうやって子供の「やる気スイッチ」を入れるかという話にもなりますが、自らの意思で勉強に向かってやる気が出たとしても、わかるところだけを反復学習して満足するなど、間違った勉強の仕方をしてしまう危険性もあります。
自分で学習することの限界
何を勉強したいいのかを踏みはずさずに、自ら勉強ができればそれに越したことはないですが、間違った勉強の方法にならないように指導している塾を活用することは有効といえます。また、全国レベルの中、子供の立ち位置を知る、全国偏差値を知るということも重要になります。そこで偏差値上位を狙うには何をもっと強化しなければいけないかが見えてきます。
もしどこかにつまずいているならば、テストの結果にしっかり現れてきますので、お子さんの学力の立ち位置を知り、つまずきがある、なかなか点数が伸びなくなってきたというならば進学塾は相談も行っているので、聞いてみるのもよいでしょう。