板前“いさじぃ”の万能だしが決め手!かんたん和食のススメ 第4回和食をもっと手軽に、もっと楽しく!五十嵐さん直伝の万能だしを使った料理を紹介します。
部位によって使い分ければ、いつもの食卓が本格料理に!
姫皮(先の部分)・・・最も柔らかい。刻んで食べると◎
穂先・・・比較的柔らかく、オールマイティに利用しやすい
中央・・・崩れにくく、煮物に重宝する
芯・・・佃煮など。
※下部は硬いので、隠し包丁を入れると食べやすくなります。
鮮やか緑が春っぽい♪ 木の芽の和え物
・筍の水煮 3~4枚
A出汁 1カップ
A砂糖 大さじ1
A薄口醤油 大さじ2
・ほうれん草 1袋
・木の芽または大葉 5~6枚
B白みそ 200g
Bみりん 大さじ2
【作り方】
1. 一口大に切った筍をAに入れて下茹でし、3~4時間置く。
2. ほうれん草と木の芽を細かく切ったらフードプロセッサーでペースト状にする。
3. ②にBを入れて混ぜたら、筍と和える。お好みであられを乗せて。
【POINT】
工程②で作ったペーストはパスタと合わせてもGood!冷凍保存がオススメです。
筍の田楽風グラタン
・筍の水煮 80g
・エビ、イカ、ホタテ 適量
・木の芽ペースト 適量
・牛乳 少々
・チーズ、オリーブオイル 適量
【作り方】
1. 筍は好きな大きさに切り、海鮮と一緒にグラタン皿に盛る。
2. 木の芽ペーストに牛乳を混ぜたら1に回しかける。
3. チーズを乗せ、オリーブオイルをかけたらオーブンで焼いて完成。
筍のお吸い物
・出汁 200ml
・白身魚(すり身) 50g
・筍(姫皮の部分) 1~2cm
・菜の花、にんじん、ゆず お好みで
【作り方】
1. 筍を細かく刻み、白身魚と混ぜてしんじょうを作る。
2. 出汁を熱し、1を入れて煮立たせる。
3. 菜の花やにんじんで飾りつけたら完成!
【POINT】
しんじょうの変わりに豆腐を使い、筍はそのまま入れてもOK!
若竹煮
・筍 80g
A出汁 100g
Aみりん(似切ったもの) 大さじ2
A薄口醤油 大さじ1
・わかめ 適量
【作り方】
1. 筍は薄切りにする。
2. 鍋にAを入れて熱し、筍・ワカメを入れてひと煮立ちしたら出来上がり。お好みで木の芽を添えて。
【教えてくれた人】
五十嵐 公(いさお)さん
※この記事はaruku2017年4月号に掲載したものです。