【2日目】漆の体験&お土産ショッピング
2日目は、ちょっと早起き。朝ラーでお腹を満たした後、うるし銀座がある駅前エリアと、昔の町並みが残るおたづき蔵通りを散策しました。歴史を感じる町を歩いていると時間がゆったり流れるようで、知らなかった文化にも触れてみたくなります。
ラーメン うめ八
絶対外せない、本場の朝ラー。
待望の朝ラーは「うめ八」さんのしょうゆラーメン(600円)。淡麗な黄金色のスープに厚めに切ったチャーシューが美味。朝からおいしくいただけました。
木之本漆器店(うらの蔵・桐のこ人形館)
伝統の蒔絵を体験したら、桐のこにゃんこに心ときめく!
うるし銀座の木之本漆器店で、普段使いの漆器をお買い物。お店では、蒔絵の手描き体験もさせてもらえます。手鏡や小箱・本郷焼の風鈴などを選び、蒔絵の技法で自分オリジナルのひと品を作ってみませんか。
お店の2階には、桐のこ人形の「人形館」が。トンネルをくぐると、小さなにゃんこ達が元気に学ぶ「猫じゃらし学園」がありました。昭和43年9月3日の風景。給食にお掃除、授業中…と細かく作り込まれたにゃんこは、表情豊かでいつまででも見ていられそう!奥のスペースでは、縁日も繰り広げられています。ちびっ子も絶対楽しめます。
SHOP INFO
木之本漆器店(うらの蔵・桐のこ人形館)
喜多方市字天満前8859
営/9:00~18:00/体験は9:30~16:00
休/年中無休
P/10台
体験料/1,296~3,240円 ※絵付けする商品による
おくやピーナッツ工場
豆菓子を味見して、濃厚ソフトクリームを食べ歩き。
甘いの、辛いの、フルーティなもの、バラエティ豊かな豆菓子の専門店。お店では試食も可能です。注目は、会津産落花生を渋皮ごとペーストにした手作りの「ロイヤルピーナッツソフトクリーム」(380円)。濃厚な味わいです!
マルサ漆器製造所
強くて美しい本物の漆器。とろけるような透明感に感動!
木材の買い付けから、木地作り、漆塗り、蒔絵まですべてを一貫して作るというマルサ漆器は、100年以上の伝統ある工房です。大胆なデザインと繊細な技巧はまさにアート。一般的な漆塗りのイメージがガラリと変わります。本来、漆器はとても丈夫で、使い込むほど光沢が増すものだとか。修理も可能な一生モノなのです。(写真上)高坏 1個10,000円、(下)螺鈿の片口+猪口セット 220,000円
FryingPan【フライパン】
元気になるカフェ飯!4月上旬に再オープン。
おたづき蔵通りの「フライパン」は、友達の家みたいに気楽な、椅子のないお座敷カフェ。4月から日替わりランチと、旬のパフェで営業予定です。その名の通り、フライパンで出てくるランチは、カラフルでボリュームたっぷり。取材でいただいたエビのクリームカレー(880円)は、クリーミーで優しいのに、ほどよくスパイシーで飽きのこない味わい。朝摘み苺のパフェ(1,080円/ミニパフェ600円)は、しっかり甘くジューシーな苺のタワーに、アイス・ヨーグルト・ブルーベリーソースが隠れています。北塩原の生産者さんから毎日採りたてを仕入れているとか。食べるだけで元気になります。
SHOP INFO
FryingPan【フライパン】
喜多方市南町2866-1
【樟山珈琲店】
営/11:00~Lo.15:00
休/日曜・月曜
P/あり(馬車の駅駐車場右側)
社会福祉法人 啓和会 セレクトショップ&ギャラリー エーコード
駅前のセレクトショップで一期一会の雑貨選び♡
喜多方駅の目の前に爽やかなセレクトショップを発見!バッグやシャツやアクセサリーなどのハンドメイド雑貨は、カラーリングも素材の組合せも自由そのもの。(写真上)お弁当トート 各3,000円、手編みのペットボトルホルダー 各400円やイラストクッション 各800円と、どれもびっくりするほど良心的な価格です。作品は奥にある福祉施設で作られているとか。すべて1点ものなので、一期一会の出会いを楽しんで!
SHOP INFO
社会福祉法人 啓和会 セレクトショップ&ギャラリー エーコード
喜多方市町田8269-2
営/平日10:00〜16:30/土日10:00~16:00
休/年末年始
P/あり
酒蔵くらしっく 小原酒造
お土産はクラシックで育つ日本酒?ソムリエが選ぶワインも素敵!
おなじみ、喜多方で290年続く老舗の造り酒屋。モーツァルトを聴かせながら発酵した日本酒をお土産にいかがですか?(写真左)「蔵粋-クラシック-」 200ml 1,028円 (右)ヨーグルトみたいな味わいの「桜」720ml 2,214円
和飲蔵
明治時代の呉服蔵をワインセラーに改築した「和飲蔵」。店主はソムリエであり利き酒師!お店には常時250種類以上のワインが揃っています。毎月会員制のワイン試飲会も行っているそうです。
珈琲蔵ぬりの里・北見八郎平商店
市内の学校で使われている「給食椀」(小1,944円・中2,052円・大3,024円)など、普段使いの漆器が並ぶ北見八郎平商店。隣接のカフェでは、軽食やスイーツを漆器で食べることが出来ます。「蔵ワッサンとコーヒーセット」(750円)は、小豆が香る自家製つぶあんを、しっとりクロワッサンで包み、アイスクリームを添えたデザート。口当たりのやわらかい漆器でいただくと、一層美味しく感じるから不思議です。
日中線記念自転車歩行者道(しだれ桜並木)
4月下旬はしだれ桜が見頃!
1000本のしだれ桜が咲く約3kmの遊歩道。
TEL/0241-24-5200
※詳細・申し込みは喜多方市HPへ
ドライブしたくなる風景。夜景も美しい「恋人坂」
車で行くなら、ここまで足を伸ばしてみませんか?
喜多方から熊倉宿へと伸びる喜多方ロマンチック街道。その途中にある「恋人坂」は、眼下に清々しい田園風景が広がるスポットです。夜は、喜多方の夜景と吸い込まれるような星空のコラボレーションが美しい!
CacheCacheフランス菓子工房【カシュカシュ】
週末だけオープン
オーナーの小川さんが丁寧に手作りするケーキと焼き菓子のお店。春は新作「エタージュ」(460円/写真右)や旬のフルーツを使ったタルトが登場します。
SHOP INFO
CacheCacheフランス菓子工房
喜多方市岩月町橿野字菅原1518-2
営/毎週土・日10:00~18:00 ※平日は休み
P/5台
※この記事はaruku2017年4月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。