ゆべし独特のこの形は、鶴が翼を広げたように見えます。三春城主の祖先 坂上田村麻呂が鶴に育てられたという故事に由来しているとか。1860年の創業以来伝承される味です。
①今回お邪魔したのは、郡山駅のおみやげ館。ここでは毎日、職人さんが、手作りのゆべしを蒸しあげています。今回は特別に手作り体験をさせてもらいました!(※通常は体験を行っていません。)職人さんの制服を貸してもらって、やる気十分です!
②この道30年の橋本さんに作り方を教えてもらって、手作りスタート!
③上新粉に砂糖など10種類の素材を加えてつき、寝かせた皮に、きめ細かい餡を乗せて包むシンプルな作業。皮をつぶさないよう、でもしっかり口を閉じます。
④30分ほど蒸して出来上がり。出来立てのゆべしは、皮がふっくらして、お餅のように伸びるほど。
⑤職人さん手作りのゆべしも販売されています。工場のゆべしより、餡がちょっと多めで、ぽてっと丸い形。
※この記事はaruku2013年5月号に掲載したものです。
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