2013年大河ドラマの舞台となり、更に人気観光地となった会津。
旧い街並みが残る七日町通りをaruku散歩。一日じゃ足りないほど、オススメが満載です。
会津若松市の七日町通り付近は、かつては会津五街道の要所として宿や料亭が栄え、楽市楽座にならった自由市が立つなど、会津一の繁華街だった場所です。今では、懐かしい風景にボンネットバスが走る、大正ロマンを感じるまち。歴史のあるお店や寺社が残る一方で、古い建物にお洒落なカフェやショップがはいっているところも多く、男女や世代を問わず、様々な楽しみ方ができそうです。実際arukuスタッフも、ショーウィンドウのかわいい雑貨に立ちどまり、風情のある建物や面白い看板に釘づけになったり、カフェか郷土料理かで悩んだりと、ロケの間中ハイテンション。ろうそくの絵付け体験や、資料館・酒蔵の見学など、時間をかけて見たいスポットも多くて、一日ではまわりきれないほどでした。10月には新そばが出回り、冬に向けてお酒の仕込みもはじまります。県内ではいち早く紅葉も見頃に。秋の小旅行に、温泉に泊まってバスでのんびり巡るのもよし。観光駐車場もあるので、ドライブにもぴったりですね。
スタートは七日町駅「駅カフェ」。カフェ+会津エリアのこだわり雑貨を集めたセレクトショップです。
観光名所を巡回するバス「ハイカラさん」と「あかべぇ」は30分おきに運行。1日フリー乗車券は 大人500円、小人250円。
b Prese【ビープレゼ】
b Preseは、会津に行ったら絶対訪ねたかった雑貨屋さん。GLOBE-TROTTERのスーツケースやiittalaのガラス器、さらに家具やキッチンツールなど、世界の優れたデザインで溢れています。
その中でarukuが注目したのは、ハイクオリティな会津のクラフト。伝統技術を守り、現代に価値あるデザインとして活きるかっこいい雑貨たち。
紀州屋1934BUS CAFE
セレクトショップには会津木綿のくるみボタンやカフェマット、会津木綿柄の文具、会津産のジャムや無添加手作り石鹸などなど、ほっとするナチュラル系雑貨がトコロ狭しと並んでいます。
1934の年号が残る建物の1階に、真っ赤なボンネットバスを発見!会津のソウルフード「べこの乳」の、ソフトクリームが激ウマです。
工房 鈴蘭
「かわいい漆器」をテーマに、オリジナルの器を生み出している工房鈴蘭。漆塗りのイメージを変えるセンスのいい食器が、お手頃価格で手に入ります。色ガラスのフリーカップ 1800円
店内の商品、全部が欲しくなっちゃう!一番人気は、下段の「お月見グラス」(小)2,400円(大)2,600円。プレゼントや引出物に、おすすめ!
ほしばん絵ろうそく店
貴重だった真っ白なろうそくがより映えるよう、色鮮やかな花の絵を書いたのが絵ろうそくの始まり。御用職人としてお城に上がっていた「ほしばん」さんは、今も手作りで伝統の技を伝える数少ないお店です。
絵ろうそく5匁1本750円、2本入1,500円/絵付体験もできます。大人1,500円、小中高生のグループ850円・1,400円
最初の柄は、「菊」と「牡丹」。
もめん 絲(いと)
素朴な縦縞模様、やさしい手ざわりの会津木綿を使った、手作り小物やバッグが並ぶお店。どれも愛情たっぷりで、値段がお手頃なのもうれしい。
豆のさやに納まったお手玉と小さいのはストラップ。
※この記事はaruku2012年10月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。
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