郷土料理やお蕎麦、日本酒だけでなく、かわいくて美味しいカフェやスイーツも多くある七日町通り。街歩きにはかかせないグルメをご紹介します。
會津壹番館
野口英世が火傷の手術を受け、書生となって青春時代を過ごした「旧会陽医院」の1階。自家焙煎コーヒーと手作りケーキセットに定評のある、アンティークな喫茶店です。
2階が、「野口英世青春館」。英世が学んだ文机や椅子がワンコインで見学できます。
自家焙煎コーヒーと手作りケーキセット840円
菓子司 熊野屋
120年続くという、伝統ある和菓子屋さん。手焼きのしっとり皮に、ふっくらつぶ餡と生クリームが入った「生どらやき」が人気。抹茶やキャラメル味・チーズ味もあります。(各種150円)
末廣酒造 嘉永蔵
威厳ある高い吹き抜けのホールを通り、30分程で日本酒を仕込む道具や工程を見学できる嘉永蔵。新米が獲れる11月からは、仕込みの作業を間近に見ることができます。蔵酒ショップでは、蔵で造られたお酒の試飲もOK。味の違いが良く分かります。
末廣は、野口英世が父と呼んだ小林栄先生の親族にあたり、英世本人も訪れたとか。
「カフェ杏」では仕込み水で淹れるコーヒーが絶品。さわやかな甘さの中にお酒の香りがほのかに香る、純米吟醸「末廣」を使った酒ゼリーもおすすめ。
SHOP INFO
末廣酒造 嘉永蔵
福島県会津若松市日新町12-38
営/8:30~17:00(見学最終受付18:30)
見学無料/予約不要(団体は予約必要)
あいづ桐屋・権現亭
会津産の玄ソバにこだわり、自家製粉・手打ちで提供してくれる会津そばの有名店。野菜も、自社菜園で無農薬の有機野菜を育てています。10月下旬には新そばが出始め、さらに香り高いおそばが楽しめますよ。
こだわりそば三種盛 そば三昧1,650円。見た目も風味も食感も違う3種、飯豊権現そば・会津頑固そば・会津のかおりを食べ比べられます。自分でおろす生わさびもさわやか。
SHOP INFO
あいづ桐屋・権現亭
福島県会津若松市上町2-34
営/平日11:00~15:00、17:00~Lo.21:00、日・祝日11:00~Lo.19:30
休/水曜
大正浪漫 渋川問屋
かつて海産物問屋だったという「渋川問屋」さんでは、明治・大正時代から続く建物の中で、本物の郷土料理を味わえます。上品な味わいの小づゆに、香りのいいニシンの山椒漬。家庭料理とはひと味違うもてなしのお膳は、どれも絶品!
奥座敷を備えた「大漁の間」で食事していると、明治人になったような気分。蔵を改造したという「渋川問屋別館」は宿泊もできます。
こちらも素敵!洋風レストランの「開化亭」(写真左側が入口)
食彩アトリエあいづ家
ギャラリーを併設したレストラン。ギャラリーに飾られていた赤べこ小鉢がかわくて、突撃取材させていただきました。
料理のテーマは、「会津再発見」。フレンチをベースに、会津の食文化や地元素材をアレンジ。メインを5種類の中から選べる、こだわりランチコースは1,575円。
クラシックな和室もいい雰囲気。
看板にも創意が光ってます。
SHOP INFO
食彩アトリエあいづ家
福島県会津若松市七日町2-51
営/11:30~14:00(Lo.13:30)、17:30~21:00(Lo.20:00)
休/日曜ディナーと月曜終日(月曜祝日の場合火曜振替)
※この記事はaruku2012年10月号に掲載したものです。価格(税込表記)は内容は2012年10月時のものです。
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