2017年11月18日、あるスポーツ交流イベントが郡山市で開催されたのを皆さんご存知でしょうか?
その名も「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピックa GOGO!」。
五輪出場経験のある元アスリートから今注目の人気選手、さらに金メダリストのあの人まで、郡山市総合体育館に集結していたのです。
実際に会場に訪れていたarukuスタッフが、当日の様子をお伝えします!
「ブリヂストン×オリンピック×パラリンピックa GOGO!」の会場である郡山市総合体育館に到着!まだ開会式まで時間があるのにも関わらず、多くの家族で賑わっていました。
そして待ちに待った開会式。
歴代オリンピアンのサッカー元代表の平瀬さんを始め、スキー元代表の荻原さん、新体操代表の畠山さん、郡山出身の元フィギュアスケーターの本田さんが登場し、これだけでも豪華な顔振れ!
さらに、現役アスリートではロンドンオリンピックの銀メダリスト、女子柔道の杉本選手や、女子アイスホッケーの青木選手&平野選手&小山選手、福島県出身のパラリンピアン、半谷選手。
そして!世間に感動を与えた金メダリスト、水泳の萩野選手も颯爽と登場!
今思い返してみても本当に豪華すぎる出演者です!
選手陣の挨拶が終わり、子どもたちとオリンピアンが一緒になって体を動かす運動会がスタート!それぞれが色別(赤・青・黄・緑・黒)にチーム分けされ、栄えある1位を目指して競い合いました!
運動会では3種類のゲームが行われました。ちなみに第一回戦は玉入れ競争!
オリンピアンと子どもたちが、夢中になって玉入れを楽しんでいました。
第二回戦はボールを使った鬼ごっこ!オリンピアンも必死になって子どもたちを追いかけて、なんだか楽しそう♪
ラストとなる第三種目は、ムカデ競争!オリンピアンを筆頭に列を組み、走ったりジャンプしたりと、なかなか大変そうでした。笑
全てのゲームが終わり、ついに結果発表!
見事1位に輝いたのは…
畠山選手&萩原選手がリーダーを務める黒チーム!
オリンピアンと子どもたちが一緒になって大喜びしていました♪
運動会が終わって子どもたちを見てみると、勝ち負け関係なく、みんな楽しそう。
短い時間でしたが、子どもたちにとってかけがいのない体験になったのは間違いなさそうです♪
運動会後はそれぞれのブースに分かれ、各オリンピアンの指導が受けられる体験プログラムが行われました。
水泳や柔道などのメジャースポーツから、普段馴染みのないアイスホッケーやカーリング、さらに視覚障害者競技が体験できたりと、多彩なコーナーが設けられていました。
その中で、今回は萩野選手が指導を行う水泳教室に密着。プールに到着すると既に多くの観覧者で盛り上がっていました。そして萩野選手が現れるや大きな歓声が!
レッスンが始まると、金メダリストの指導が受けられるということで、子どもたちも一気に真剣モード!萩野選手自らプールに入り、基本的な体の動かし方などを丁寧に指導していました。
レッスンも終盤にさしかかると、なんと萩野選手が個人メドレーを目の前で泳ぐという驚きのサプライズ!世界レベルの泳ぎを見て、子どもたちの中から「スゲー!」との声が聞こえてきました。
最後はみんなで記念撮影♪
そして全てのプログラムが終わり、閉会式へ。
「スポーツは勝ち負けが全てではありません。頑張ったかどうかが大切なのです。」そう話す荻原さんの挨拶に、胸が熱くなりました。
多くの拍手に包まれ、「ブリジストン×オリンピック×パラリンピックa GOGO!」は無事終了!
子供達の姿を見てみると、開会式の前に比べて、どこか頼もしく見えまた。
このレッスンをキッカケに、未来の金メダリストが郡山から誕生するかもしれませんね。
オリンピック選手に直接インタビュー!
どうすればオリンピック選手になれるの?
萩野 公介選手(水泳/競泳)
初めて郡山市に足を運び、このようなイベントに参加させてもらいましたが、僕自身凄く楽しい時間を過ごさせていただきました。体験プログラムに参加してくれた子供たちは皆センスが良く、難しいことを教えたのにも関わらず、すぐに出来るようになって驚きました。この調子で努力を重ねて、いつか同じ舞台に立ちましょう!
本田 武史さん(元フィギュアスケート選手)
子供の頃によく来ていた場所で、このようなイベントに参加することができて、本当に嬉しく思います。プロのフィギュアスケーターになるためには、好きな気持ちを忘れないことが大切です。例え今はジャンプが苦手でも、「好き」な気持ちを持ち続ければ、きっとできるようになります。難しいと思うことにどんどんチャレンジして、出来ることを少しずつ増やしてみてください。
畠山 愛理さん(元新体操選手)
私自身、小学生の頃からとにかく楽しむことに意識して、新体操に取り組んできました。そのおかげで次第に上達し、最終的にはオリンピックにも出場することが出来ました。競技に臨む上で辛いことだったり、悔しいと感じることは沢山あると思います。だけど、そんな気持ちに負けず、楽しみながら舞台に立って欲しいなと思います。
半谷 静香選手(視覚障害者柔道)
子供の頃は運動やスポーツが大っ嫌いで、絵を描いたり、あやとりをしたり。学校から帰宅したらすぐに計算ドリルをやるような子供でした。しかし、柔道に出会って「自分でも出来ることってあるんだ」って気づいたんです。もし、皆さんが何かに挫折しそうになったら、もっと自信を持って欲しいです。そうしたらきっと乗り越えられます。私も今まで以上に頑張って東京パラリンピックでは福島に金メダルを持って帰りたいと思います。
萩野選手、本田さん、畠山さん、半谷選手ありがとうございました!!これからの競技、または新たな目標に向けて。これからも頑張ってくださいね!
さて、来年には冬季五輪である平昌オリンピック、そして2020年には東京オリンピックが開かれます。
これから世界と立ち向かう選手の皆さんに、福島からも熱いエールを送って盛り上がって行きましょう!