特撮の聖地、須賀川市。観光スポットや地元ならではの雑貨、テイクアウトグルメも満喫♪

特撮やアニメといった世界に誇るジャパニーズカルチャーに触れられる須賀川市を、aruku表紙モデルのあやなちゃんと一緒に街あるき！百年以上に渡って愛されてきた老舗や感度の高いショップが並び、ここでしか手に入らないアイテムもいっぱいでした〜♪

須賀川市民交流センターtette【テッテ】

近年の須賀川の街の盛り上がりは『tette』の誕生がきっかけだったのかもしれません。開放的な館内には、市民以外でも気軽に利用できる図書館や、子どもたちがのびのび遊べるわいわいパーク、豊富な種類のレンタルルームなどがあり、須賀川市民の「こんな施設が欲しい！」という声にやさしく寄り添っています。また、「特撮の神様」と称される円谷英二監督のミュージアムは、特撮ファン必見の注目スポット！街の中心部に位置し、街あるきの拠点としても打ってつけです。

ゆったりとした空気が流れる図書館。大半の席にコンセントも完備され勉強や仕事をするのにも◎。

ネット遊具やなみなみ床など広々とした屋内遊び場は子どもたちに大人気！無料で利用できるのも嬉しいポイント♪
※現在は新型コロナウイルス感染症拡大防止のため、未就学児と保護者のみ利用可

今後、須賀川で自分のお店を持ちたい人を応援するチャレンジショップも展開。現在は世界のこども服を取り扱うセレクトショップなどが出店しています。

すかがわ観光物産館flatto【フラット】

『tette』のすぐそばに2020年の10月にオープン。須賀川特産の農産物やご当地銘菓だけでなく、贈り物にも喜ばれる最新の須賀川土産や思わず手に取りたくなる手しごと品まで、須賀川の良いものがここ一カ所で揃うのが魅力です。

(左上)老舗菓子店の手作りクレープ 220円、(左下)ジューシーなシャインマスカットが丸ごと入った大福 200円、(右)地元企業が開発したドライフルーツ 216円

須賀川ならではのウルトラマングッズも充実！

須賀川特撮アーカイブセンター

円谷英二監督が活躍した時代から最新の話題作のものまで、実際の撮影に使用されたミニチュアや模型など1000点を超える収蔵資料の一部見学や特撮短編映画とそのメイキングムービーの上映など、特撮の魅力を五感で体感できる人気のスポット。子どもだけでなく、大人たちが童心に帰って夢中になること間違いなしの特撮ファンの聖地です。

あやなちゃんが怪獣に!?須賀川の街をイメージしたというミニチュアのセットを使って特撮に挑戦！

特撮アーカイブセンターのオリジナル怪獣「スカキング」が目印。

翠ヶ丘公園

街なかにあるとは思えないほど緑に囲まれた公園。市民の憩いの場として、街歩きの休憩地点として癒しの時間を与えてくれます。

11/3(木・祝)に素敵なカフェもオープン！

久保木畳店 東町店

伝統の畳を現代のライフスタイルに融合させることで、新たな楽しみ方を次々と提案している『久保木畳店』。畳の縁を使ったオリジナル雑貨は、縁のバリエーションの豊富さや自由度に圧倒されます。また、日本の伝統模様にウルトラマンや怪獣をさり気なく組み合わせた須賀川ならではのアイデア商品にも注目！

ヘアゴムかバッジづくりの体験も500円でできます。

カネゴンの畳縁コインケース3,300円、ヘアゴム550円、ブックカバー2,200円

日用商会

明治元年に塩やタバコを取り扱う専売公社として創業し、測量機器や大型コピー、文具やオフィス用品と時代に合わせて変化を遂げてきた『日用商会』。時代は変わっても人々の暮らしに寄り添うお店の形は変わらず、ここでしか買えないオリジナル商品やクスッとくる可愛いアイテムも数多く揃っています。

日用商会デザインのウルトラマングッズの数々。靴べら 980円、3色ジェットストリーム 693円

片や見た目は文具なのにハンドクリーム!?片や見た目は食べ物なのに文房具!?
ハンドクリーム 495円、クリップ1個 220円、マーカー 864円

すかがわDemo

注目はここでしか買えない人気アウトドアブランド「mont-bell」製品を使ったウルトラマンのオリジナル商品。キャンプグッズやファッションアイテムなどジャンルも多岐にわたります。前のページで紹介したウルトラ怪獣印の販売店にもなっています。

デザイン性にも優れていて、タウンユースにも重宝できそう♪Tシャツ 5,500円、パーカー 8,470円

遊び心のあるデザインにほっこり。実用性も抜群です！クリアボトル 1,760円

hinata anih【ヒナタ アニュウ】

“日々の暮らしに心温まる上質なもの”をコンセプトにしたセレクトショップの2号店が須賀川に！ガーゼ素材の心地よいタオルや、ゆっくりと時間をかけて作られた風合い豊かな洋服、食卓に安らぎを添えてくれる会津本郷焼の器など、作り手の思いが込められた良品たちと素敵な出会いが待っています。

独特の肌触りと職人による縫製技術を兼ね備えた革小物。須賀川店限定の商品です。

Petit a Petit【プティタプティ】

土日限定で営業している小さなお花屋さん。予算や用途、好みに合わせた生花やドライフラワーのアレンジが、とにかくオシャレで可愛いと評判！日常にさり気なくお花を取り入れるアドバイスももらえます。

360°花に囲まれた素敵な店内。お花の飾り方のアイデアもそこかしこに♪リースにブーケ、フラワーボールとドライフラワーのアレンジだって自由自在！

かみしめ屋

天保７年（1836年）創業とその歴史の深さもさることながら、店名でもある「かみしめ」が江戸時代からの手法を守って作られていることに驚かされました。夏の間にもち米を天日で干すため夏季は製造できず、その日の天気や湿度にも左右される繊細なお菓子だというからありがたみもひとしおです。

お店自慢のかみしめ(140円)。素朴な見た目とじんわり広がる自然な風味に伝統菓子の底力を感じます。

庄司菓子店

直径は何と32cm！

須賀川駅のすぐ近くに開業以来４代続く『庄司菓子店』。名物はお客様の声に応える形でどんどん大きくなっていったという特大のどら焼き(3,240円)。大きさにもびっくりしますが、このサイズまでなら予約なしで購入できるというのにもびっくり！あんこの優しい甘さにマーガリンの塩気がちょうど良く、世代を問わずに親しまれています。

他にも昔懐かしのお菓子がずらり！

井桁屋本舗 大黒亭

お土産用のかっぱ麺も販売(1袋690円)

明治10年に乾麺の製造専門店として創業した『井桁屋』。併設の食堂では須賀川名物のキュウリを使った個性派グルメのかっぱ麺(1,200円)が楽しめます。キュウリの絞り汁と乾燥したキュウリの皮を練り込んだ麺は、美しい翡翠色とほのかに広がるキュウリの風味が特徴的。たっぷり野菜とゴマだれ、大葉味噌を加えて召し上がれ♪※11月以降は前日までに要予約。

これからの季節に恋しい鍋焼きうどんなど、テイクアウトも充実。

自社工場と一体になった趣のある店構えにもぐっときます。

パン工房 カギセイ

特大サイズもオーダーできる！※要予約

須賀川で最も古い歴史を誇るパン屋さんである『カギセイ』。人気No.1のフルーツパン(172円)はレトロなパッケージもこだわりの製法も昔のまま。中にはたっぷりのバタークリームに、カラフルな乾燥ゼリー、レーズンが詰まっていて初めて食べてもどこか懐かしい味わいです。同じくロングセラーのカステラパン(205円)もクセになる一品！

新しい商品にも意欲的！　(左上)アーモンドボックス 172円、(右上)あんマーガリン 194円、(下)アップルケーキ 210円

午後には品切れの商品も多く、午前中の来店がおすすめです。

Patisserie La Bon Belle【ラ・ボンベル】

東京やフランスでも修行を積んだパティシエの横田さんが今年の5月に開いた『ラ・ボンベル』。イチオシは軽いくちどけのクリームとざくざく食感の生地の食感が楽しいモンブラン(540円)や、ふんわり食感のスポンジとこだわりの生クリームがたまらないショートケーキ(486円)。

駅の近くにありながら閑静な雰囲気。イートインコーナーもあります。

AND ROLL【アンドロール】

看板商品のロールケーキは、ぎっしり入った旬の果物とこだわりの3果物の甘さを引き立てるこだわりの3種のクリームを、ふかふかの生地が優しく包み込む感動の美味しさ！11月からは待望の苺の季節を迎えます。当日販売は数に限りがあり売り切れることも多いため、前日までの予約がおすすめ。(おざわロール3,200円)
※2021.11.04追記：aruku11月号で掲載しましたおざわロールの金額が変更になりました。

鏡石町に隣接した農園の一角にある『アンドロール』は朝どれの果実をすぐに仕入れられるよう農園内にお店を構えたのだそう。

その場で味わえる手巻きロールも評判。こぼれんばかりにフルーツとクリームが盛られていて本当においしい！※写真の3種のぶどうの手巻きロールは販売終了。

※この記事はaruku2022年11月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材時のものです。