今年も残すところあとわずか。日々の疲れがたまっている人も多いのでは?元気をチャージするのにぴったりの場所といえば?そう!温泉です。お風呂に浸かっておいしいものを食べてのんびり。そのまま観光しても楽しい!なかなか時間が取れないなら、日帰りでリフレッシュするのも良し。寒い季節だからこそ、温泉でゆっくり温まりましょう♪
一泊二日の気軽な温泉旅へ
今回arukuが向かったのは、会津若松市の東山温泉。中通りから1〜2時間で行ける、プチ旅にはもってこいの温泉地です。その歴史は古く、開湯は約1300年前。名僧・行基によって発見されたと言われ、以来、竹久夢二や与謝野晶子などの文人・墨客にも愛されてきました。泉質は無味無臭でサラサラの硫酸塩泉。それほど長風呂しなくても不思議とポカポカが持続する、カラダを芯から温めてくれるお湯です。会津布引山から市内へと注ぐ湯川に沿って宿が立ち並び、どことなく山間の温泉街に来たような雰囲気が味わえますが、実際は中心地から車で10分ほどとアクセスの良さも魅力のひとつ。会津鶴ヶ城や飯盛山などの有名観光地に行くのもとっても便利!温泉とあわせて、ぜひまち歩きも楽しんでみませんか?
いろりの宿 芦名
「いろりの宿 芦名」は、築120年の古民家を活かした重厚な佇まいの宿。館内には漆喰の蔵の扉があったり、アンティークや会津を感じさせる民芸品が飾られ、旅気分をUPさせてくれます。接客スタッフは全員女性で、おひとりさまでも気兼ねなく過ごすことができます。
男女共に内湯・露天すべて源泉かけ流し。チェックイン後、20:30~23:10は部屋ごとに貸切時間となり、他のお客さんと会うことなくお風呂を堪能できます。スタッフさん曰く「到着後、お食事の後、就寝前と3回入ると翌朝肌が違いますよ!」。
男湯
女湯
お部屋は全部で7室。それぞれ趣が異なり、選ぶこともできます。冬はこたつがスタンバイ。これからの季節は山々の雪景色を見ながら、ぬくぬくするのもオツですね。
宿の名前の通り、芦名のお食事は囲炉裏端でいただくスタイル。冬限定の「会津地鶏鍋コース」をいただきます。プリプリでジューシーな地鶏にふわふわのつくね、自家菜園で採れたというおおきなかぶも入ってあったまる〜♪「これはうちで採れた野菜なの」「このイワナはね、天然物よ♥」と美人で気さくな女将さんとのおしゃべりも楽しんで。
会津名物「馬刺し」や「にしんの山椒漬け」、季節の素材を使った小鉢などどれも上品でほっとする美味しさ。自家菜園の採れたて野菜は会津若松発のオリーブオイルブランド「オルチョサンニータ」とお塩でいただきます。
御宿 東鳳
東山随一の規模を誇る温泉旅館。訪れる方のニーズに合わせたバラエティ豊かなプランが魅力です。おすすめは「おもてなし会席膳プラン」。リニューアルされたばかりの和モダンなお部屋に泊まり、個室の料亭で目にも鮮やかな懐石料理が楽しめ、ちょっと贅沢気分を味わいたい大人女子にぴったり。
写真は宙に浮いた三日月のような宙(そら)の湯。開放的な眺めの展望露天風呂でゆったり寛いでみませんか?色浴衣が選べたり、ロクシタンのアメニティが備えられていたり、女子にうれしいポイントが満載です。
お部屋は朱雀亭最上階の「彩」。窓からは城下町が一望できるほか、会津の伝統工芸品を使った小物が配されていたりと随所に“会津らしさ”が感じられます。
くつろぎ宿 新滝
旅行サイト「じゃらん」の「じゃらん OF THE YEAR 売れた宿大賞」(東北エリア)で9年連続1位に輝く「くつろぎ宿 新滝」の自慢は、それぞれ風情の異なる4種の源泉かけ流し風呂。姉妹館「千代滝」と合わせれば6種類の湯めぐりができてしまう、贅沢なお宿です。
「スタンダードプラン」では、会津の食材や郷土料理をアレンジした一番人気の創作会席をダイニングで堪能。和室やベッドのある和洋室タイプなど、お部屋が選べるのも嬉しい!
館内には会津にまつわる本や雑誌を楽しめる「ライブラリーラウンジ」も。セルフサービスのコーヒーや紅茶をいただきながらゆったりと過ごせそう。
一番人気!古民家風和室。
Amie
【ちょっと寄りみち】aruku女子にぴったりのお店を発見!東山温泉に行ったら、ぜひ訪れたいスポットです♪
住宅街にひっそりと佇む「Amie」は、普段使いにちょうどいいキッチングッズや身の回りの小物、洋服まで揃う雑貨店。ハンドメイドの品も多く、一期一会の出会いが楽しめます。
これからの季節に向けマフラーや手袋などあったかグッズも。プレゼントにも喜ばれそう。
波佐見焼などの食器も充実♪
※この記事はaruku2018年12月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。
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