脈々と続く猫ブーム。どうして人は猫に惹かれるのでしょう。本展では、美術や文化に表された人と猫との気になる関係に注目しました。美術では、アーティストが猫の美と愛らしさをそれぞれの見方で表しました。一方、民間信仰では、養蚕が盛んな一部の地域で、鼠を駆除する猫を「猫神さま」として祀る習慣が生まれました。
第1部では福島県立美術館の収蔵品から猫が題材となっている作品を約30点展示。第2部では民間信仰として川俣町の猫稲荷神社に奉納された猫の絵馬群をご紹介します。アーティストによる猫の自由な表現と猫神さまへの庶民の信仰心、猫に対する双方の温かな眼差しを感じとってみてください。
日時/2022年7月23日(土)~8月21日(日)9:30~17:00(最終入場時間 16:30)
会場/福島県立美術館(福島県福島市森合字西養山1)
入場料/一般・大学生280円(20名以上の団体は220円)、高校生以下無料
駐車場/約70台
お問合せ/024-531-5511(福島県立美術館)