願いを叶える秘訣は神様選びにあり!?ご利益で選ぶ福島県内初詣スポット

新しい年の幕開け。素敵な一年になることを祈願して、神社やお寺へ “福さがし”に出かけてみませんか？
神様や仏様からご利益を授かれるだけでなく、厳かな雰囲気に心が洗われたり、悠久の歴史に思いを馳せてみたりと、寺社仏閣の楽しみ方は実に奥深い！
他にもご利益別で訪れたいパワースポットに、是非とも受けたい授与品や御朱印、お正月ならではの縁起ものの祭事まで。
福島にはたくさんの“福”がありました。

「日本には八百万の神がいる」と言うように、神社で祀られている神様は多種多様。どこの神社でも幅広くご利益は授かれますが、何としてでも叶えたい願い事を神頼みするなら、今年はご利益で初詣先を選んでみては？

平和・安泰のご利益

福島縣護國神社(福島市)

福島市のシンボル・信夫山公園内にあり、平和と繁栄を願う県ゆかりの英霊と天照皇大御神を祀る護國神社。境内にはみんなの願いを受け止めてくれるような巨大な絵馬が掛けられ、「恋みくじ」や「子どもみくじ」など14種類のおみくじを引くこともできます。

寅の親子が描かれた巨大絵馬。どこにあるか探してみよう！

※この記事はaruku2022年1月号に掲載したものです。

交通安全・商売繁盛のご利益

木幡山 隠津島神社(二本松市)

ゴムバンド付きの水引お守り。御朱印帳や髪留めに。(1,000円)

※この記事はaruku2022年1月号に掲載したものです。

学問・合格祈願のご利益

梁川天神社(伊達市)

学問の神様・菅原道真公を祀り、受験や入学シーズンになるとたくさんの人が参拝に訪れる梁川天神社。1/8(土)～16(日)は悪いことをウソに替える神事「鷽替えまいり」が行われ、人気の「鷽どりさん」が授与されます。１月中は縁起の良い鷽どりさん特別御朱印も受けられますよ。

天神さまの鷽どりさん。左が特別限定。(初穂料1体2,000円)

※この記事はaruku2022年1月号に掲載したものです。

小平潟天満宮(猪苗代町)

一説には「太宰府天満宮」「京都北野天満宮」と並び、日本三大天満宮に数えられる受験生のパワースポット。野口英世ゆかりの神社としても知られています。目の前に猪苗代湖の天神浜が広がるロケーションにもエネルギーをもらえそう！？

「五角絵馬　500円」合格に掛けて絵馬も五角形で。

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

西根神社(福島市)

一年間の災いを全て嘘に変え、良いことにしてくれる「うそかえ祭」で有名な西根神社。境内には高畑天満宮も祀られていて、合格祈願の地としても多くの人が訪れます。他にもハート型の石門をくぐってお参りすると願いが叶うと言われる「叶門」は、心願成就や縁結びにご利益大！

叶門

「落ちないリンゴ」から、学業・受験・各試験・スポーツなどの勝負ごとに。ふじりんごお守り(700円)

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

縁結び・恋愛運のご利益

磐椅【いわはし】神社(猪苗代町)

磐梯山の麓にある小さな神社。元々は山の神様を崇拝するために建てられたこの場所が今、縁結びに絶大なパワーを発揮すると注目を集めています。その理由は「えんむすび桜」。神社の鳥居の前に立つ巨大な杉の御神木の中からヤマザクラが宿るように生えていて、春になると神秘的な景色が楽しめます。御神木に回されたしめ縄にはご縁＝五円玉を結ぶことで、杉と桜のご縁にあやかることができるのだそう。

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

南湖神社(白河市)

白河藩主松平定信公を祀る神社として大正11年に創建された南湖神社。言わずと知れた白河市のシンボルで、定信公が会津の女性と白河の男性の仲を取り持ったことから、縁結びのパワースポットとしても知られています。また、期間限定の御朱印も登場！令和になってはじめてのお正月とあって、素敵な幸運を授かれる予感!?

限定御朱印(書置きのみ)栞・由緒書付き　500円
期間/2020年1月1日(水)～1月19日(日)

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

伊佐須美神社(会津美里町)

この世で初めて夫婦となったイザナギノミコトとイザナミノミコトの夫婦二神が祀られていることから、縁結びにも縁が深い伊佐須美神社。本殿の傍には二本の幹が一本の幹として結合した「縁結びの紅葉」があり、縁結びのお守りを持って幹にあるコブを撫でることで様々な縁が結ばれると言われています。

※この記事はaruku2022年1月号に掲載したものです。

金運・仕事運のご利益

開成山大神宮(郡山市)

県内最多23万人もの初詣客が訪れる開成山大神宮。郡山市民にとっては身近な存在ですが、実は日本総氏神である天照大御神を祀り、最も格式の高い神社である伊勢神宮から唯一御分霊を受けたスゴイ神社だったんです。拝殿は伊勢神宮に似せて作られており、本殿にも伊勢神宮の材木が使われています。その背景には明治時代、安積開拓や疎水を成功に導きたいという想いがありました。時を経ても商売繁盛や厄除けに強いご利益があるのは変わりません。

2020年の干支でもあるネズミの張り子。(400体限定、1,200円)

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

福島稲荷神社(福島市)

創建は永延元年(987年)。朝廷に重用された陰陽道博士「安倍晴明」が福島の地を将来有望な場所だとして社を建てたのが始まりとされる福島稲荷神社。厄除けや商売繁盛、家内安全など様々なご神徳が受けられますが、少し変わったところで「競馬勝ち守り」に注目。過去の名馬の姿と競馬場のスタンドのデザインを西陣織で再現し、神様のご利益が吹き込まれています。勝負運を上げて競馬に挑めば一攫千金だって夢じゃないかも⁉

左：フルーツ王国福島にちなんだ「桃守り　800円」。魔除けに、子授かりに、果樹豊作に、女子力UPにとご利益も充実！
右：全国でも珍しい「競馬勝守　500円」※全5種

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

安積国造神社(郡山市)

坂上田村麻呂もこの地に軍旗と弓矢を奉納したという伝承も残る安積国造神社。郡山の中心部にあるとは思えないほど、森の中に悠然と鎮座する佇まい、いかにもパワーを感じます！実際、武神として信仰から転じて仕事運にご利益がある八幡様や商売繁盛に効くお稲荷様が祀られおり、仕事運UPの期待大！

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

健康・安産祈願のご利益

國魂神社(いわき市)

大同元年(806年)にこの地を治めていた菊田国造が出雲大社より勧請したのが起源の古社。安産、縁結び、厄除けなどにご利益があり、特に特大サイズの安産守りは遠方からこれを目当てに訪れる人も多い話題の授与品です。神社としては珍しく鐘も残されていて、大晦日や三が日には実際に撞くこともできます。また、お正月には初日の出と初満月をモチーフとした「夜の守、日の守」も授与。両方揃えれば夜も昼も神様のご加護を授かれるのだそう！

特大安産御守　1,000円
約17cm！！

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

滑川神社(須賀川市)

日本を国として一つにまとめるために活躍し、厄除けや出世開運にご利益があるヤマトタケルノミコト、学問の神様である菅原道真公、八幡様として親しまれるホンダワケノミコト、特に目の病気の平癒にご利益があるとされるタイラノカゲマサノミタマと、4柱の御祭神を祀る滑川神社。大事な試験の当日に神職が成功をご祈祷する合格祈願で受験生を応援してくれます。

月替わりの御朱印も素敵！

※この記事はaruku2020年1月号に掲載したものです。

※この記事は過去記事をまとめたものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。