自粛が続く中、この状況で葬儀をするのはどうなのでしょうか?何か解決策があるのですか?というお悩み。郡山にある「家族葬のみやび」にお話を聞いてみました。
福島県は5月14日に緊急事態宣言は解除されましたが未だ問題解決には至らぬまま、今なお多くの皆様が「三密」を避け新しい生活様式の中お過ごしのことと思います。
イベント・行事の自粛が続く中で、私たちが避けられないのが大切な方とのお別れになります。近年、皆様は「家族葬」という言葉を耳にする機会が多くなったと思います。東日本大震災以降、近親者で葬儀を営む「家族葬」が増え葬儀の規模は縮小化の傾向がありましたが、今年に入ってから新型コロナウイルスの感染拡大が起こり、さらに縮小化が加速しています。
今回はこの自粛の中でのお葬儀についてお話しいたします。
この自粛の中でのお葬儀って?
どうしてもお葬儀というには先延ばしにすることができないため、亡くなったことをお知らせしますが、県をまたぐような遠方のご親戚は参列を辞退してごく限られた人数でお葬儀を執り行っているというのが今の現状です。
新聞でのお知らせも、事前にお知らせしたいが多くの人が集まるのを避けたいという葬家様に考えで葬儀の後に掲載する「事後掲載」や従来の「通夜・告別式」という項目に「家族葬」という言葉がプラスされました。
一般の人(友人・会社関係)は、通夜・葬儀には参列せずに御香典を上げて帰られることが多くなっているようにみえますね。
解決策は?
お葬儀というのは大切な方とのお別れの儀式なのに自粛で見送りにも行けないという辛い思いをしている方がたくさんいらっしゃると思います。
ただこういう時だからこそ、最近私は遺族の方にこう申し上げます。
「これ(コロナウイルス感染拡大)が終わったら、一周忌とか三回忌など、節目の法要で呼んであげられなかったご親戚の方を呼んで故人様と逢わせてあげてください。そこであらためてお別れ会を開いてあげても良いと思いますよ。」
この言葉が解決策になるかどうか、まだ先の予測につきませんが…
喪主様はじめご遺族の方にはこのように前向きに目標をもっていただきたいと思いお声がけしています。
みやびとしての新型コロナウイルス感染拡大防止策
4月に愛媛県の葬儀社でクラスター感染の報道があったことは皆様の記憶に新しいことと思います。この報道をうけ当社では
①消毒液の設置
②入場者マスク着用の徹底
③式場・会食場だけが一定の間隔で座って頂くことの案内
④料理はオードブルではなく個別に包装した御膳に変更
⑤葬儀後、ドア・椅子・テーブル・トイレ等館内消毒
等の防止策をとっています。
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