持病があっても入れる医療保険『引受基準緩和型』と『無選択型』とは?
通常の医療保険に加入できない人であっても加入できる保険を『引受基準緩和型』や『無選択型』と呼ばれています。
引受基準緩和型は、持病のある人や、過去に入院・手術をした人でも告知項目に該当しなければ申しこめる医療保険です。
無選択型は、医師の検査や告知なしで加入することができ引受基準緩和型より加入条件がさらに緩和された保険です。通常の医療保険と同じく、入院給付金と手術給付金が基本保障になります。
持病がある前提の加入者を引き受けている引受基準緩和型の保険は、そのリスクが保険料に反映され割高になることは覚えておきましょう。
引受基準緩和型保険のデメリット「加入して後に保障が半減する“支払い削減期間”」は特に注意を!
保険料の高さ以外に、デメリットが「支払い削減期間」という制度です。
これは、例えば加入から一年間など、一定の期間は保険金の支払いに該当することが起きても支払われる保険金の額が小さくなってしまうという仕組みです。
最近では、契約した一年目から満額保障される商品も増えているので、削減される期間について確認してから加入をしたほうがいいでしょう。
健康に不安があってもまずは通常の保険から検討しよう。条件付きで通常保険に入れる場合も!
この保険は通常の医療保険に比較して、健康に不安がある人でも加入しやすい反面、保険料の高さなど注意点があります。
持病や入院・手術歴があっても保険会社によっては条件付きで通常の医療保険に加入できるケースがあるので、まずは通常の医療保険に加入できないか調べることが大切です。
緑川さんおススメの“持病がある方用の医療保険”は、オリックス生命のキュア・サポート・プラス!
医療技術の進歩で、入院治療より通院治療の割合が増えています。通院中心の治療が長引けば治療費や薬代、通院時の交通費など、金銭的な負担が大きくなります。
そうした、今の医療情勢に合わせたオリックス生命の『医療保険 キュア・サポート・プラス』は注目の保険です。
特長1:質問事項が3つ(特約によっては5つ)
特長2:加入後から満額の保障が受けられます。(先進医療給付金・一時金は責任開始日から12カ月以内は技術料に応じて所定の50%)
特長3:三大疾病(がん・心疾患・脳血管疾患)で入院した場合は、支払日数が無制限で保障されます。所定の七大生活習慣病(糖尿病・高血圧性疾患・肝硬変・慢性腎不全)で入院した場合には、1入院の支払限度が2倍の120日に拡大されるため入院が長期化し場合でもしっかりサポートされます。(七大生活習慣病入院給付特則を付加した場合)。
特長4:日帰り入院でも入院一時金を受け取ることが出来ます。(引受基準緩和型入院一時金特約を付加した場合)
特長5:退院後の通院費用を一時金で受け取ることが出来ます。(引受基準緩和型通院治療支援特約(一時金給付型)を付加した場合)
加入後からの満額保障、三大疾病で入院した場合の支払い日数無制限、日帰り入院一時金の受け取り、退院後の通院費用を一時金で受け取り可などかなり手厚い保障がつきます。
この記事のまとめ
①持病があっても加入できる引受基準緩和型・限定告知型にはデメリットもある
②保険の支払い削減期間には要注意!
③持病があってもまずは通常の保険の検討も重要
お話を伺ったのはこの方
1997年1月より外資系生命保険会社に勤務。その後、損保系生命保険会社、外資系生命保険会社でスカウト活動・コーチングを従事しマネージャーとして勤務し、現在はバリューライフコミュニケーション株式会社代表取締役。お客様の“人生″をサポートするため、ライフシュミレーションを通して将来のライフイベントに即した資金計画相談や保険相談に応えている。相談件数が1年間に500件以上ある人気のライフコンサルタントである。
【執筆実績】 最新保険ランキング監修委員・老後のお金安心ガイド監修委員・ガレージライフ(災害時の保険) ・お金BANKプロ
【セミナー実績】ライフプラン相談会・住宅ローン相談会・
こちらの記事もチェック↓
“何となく良さそう”で保険にはいると損をする!? 保険はライフコンサルタントと一緒にプランニングしよう!