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公開日:
2021.5.7
更新日:
2023.3.15
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お店の顔はスープと絵本?!郡山市「Bakeryいずみがもり 桑野店」

お店の顔はスープと絵本?!郡山市「Bakeryいずみがもり 桑野店」

2020年12月にTSUTAYA桑野店の敷地内にオープンした「いずみがもり 桑野店」。すでにあったイオンタウン郡山店の系列店でもあり、新しい一面を持つお店でもあります。
「何が新しいの?」と思った方、最初は私も思いました。実はここ、パン屋さんだけどスープと絵本への熱量がものすごい!その理由がまた、面白いんです。

看板商品はスープ!?
もはやスープ目的で通いたいレベルの味

桑野店で提供している月替わりの3種のスープ。イオンタウン郡山店でも日替わりのスープがあるので、単純に種類が増えただけと思いきや、実は超本格的でした!

Nitcho.Laboとの共同開発


スープを出したい、という女性スタッフの声から始まった桑野店限定の月替わりスープ。実は、新作が登場する何ヶ月も前からNicho.Laboと打ち合わせを重ねて考案し、登場月が近づいたタイミングで再度打合せして決定するそう。チャウダー、ポタージュ、コンソメ系とジャンルを分け、見た目や使用する野菜のバランスも見ながらタイプの違う3種類を毎月作っているというのだから驚きです!

地元のものを、地元の人に

鈴木農場さんの野菜を使用した際には、いずみがもりスタッフも直接農場で野菜を味見したそう。


スープに使用する野菜は、旬のものや地元産のものを中心に使用。さらには、牛乳なら酪王牛乳など地元企業の商品も積極的に採用。これは、スープという食を通じていずみがもりとNicho.Labo、地元農家さんなどが繋がり、各々の役割を活かしながら「豊かさ」を伝えていきたいという想いからなのだとか。

クオリティは高く、価格は手ごろに

※写真は撮影時の月替わりスープ


ここまででいずみがもり桑野店がスープにかける手間と想いは伝わったと思います。実はこの本格スープ、量もたっぷり入ってすべて396円(テイクアウト価格)とお手ごろ!「スープ=家庭で作って食べるもの」のイメージが強い郡山にスープ旋風を巻き起こし、「スープを食する文化」を根付かせたいという想いからあえて試しやすい価格設定にしているんです。

合わせるパンは、パン・ド・ロデヴ!

スープセット 462円


スープセットのパンは「パン・ド・ロデヴ」。見た目はフランスパンのようですが、中の生地は水分量が多くてモッチリ。小麦本来のシンプルな味で、食パンとフランスパンの良いとこどりしたパンです。気泡が多くスープの旨味までをよく吸うので、ひたひたにして食べてみて。

はじまりが本屋だからこそ
今も昔も、絵本への想いは変わらず。

敷地内にあるTSUTAYAみどり書房桑野店と母体が同じ「いずみがもり」。本を通じて長年愛され成長してきた会社だからこそ、本には特別な思いがあります。

並ぶのは、お店がセレクトした絵本たち


地域の人にもっと絵本を身近に・親しみをもってほしいとの想いから、壁面にズラリと並んだ絵本。“心に寄り添ってくれる、元気をもらえる本”を中心にセレクトした本が並びます。上段には大人、下段には子ども向けとそれぞれの目線に止まりやすい場所に絵本を配置。読んだ後に心が温かくなり、毎日の生活を少し豊かにしてくれる絵本は、意外にも7割以上の購入者が大人なのだとか。

絵本が人と人を繋ぎ、心も豊かに


あえて絵本に絞ったのは、絵本は大人も子どもも関係なく、手にとった全ての人を温かく受け入れてくれるものと考えているから。さらには、物語の世界を知ることで自身のカウンセリングになることも。絵本を通じて親子や友達・仲間が繋がっていきます。確かに、幼いころに好きだった絵本が同じだったりすると一気に親近感が湧きますよね。

店内でじっくり読むこともできる!


さらに、いずみがもりのすごいところは、どれでも自由に手に取って席に座って読むめること!全ての本を試し読みできるからこそ、本当に気に入った本を見つけられるんです。もちろん、購入する場合は新品の絵本を出してもらえますよ♪絵本の発送もできるので、なかなか会えない人に絵本のプレゼントを贈るのも◎。スープやパンを買いに来たついでにどんな本が並んでいるのか見るのも良いし、絵本目的で訪れるのも良いですね。

地域に愛され、一緒に育っていく場所


どの地域にも存在するパン屋さん。郡山市内だけでも数多くのお店が存在しています。では、その中でパンと一緒にスープや絵本にも力を入れているパン屋さんってあるでしょうか?私はそんな面白いパン屋さんは知りません。でも、なぜでしょう?

これはイオンタウン郡山店にも通ずることですが、いずみがもりが最も大切にしているのは「地域の人たちに愛される場所」になること。地元の企業や農家さんと協力してスープの開発をするのも、コミュニティを作り横の繋がりを大切にしたいという想いがあるからです。

ドリンクのオススメは、いずみがもり珈琲。こちらも地元企業、二本松市に焙煎所がある「わかき珈琲」が作るスペシャルティコーヒーです。お店の他に、オンラインストアでも購入できますよ!


【Bakery いずみがもり×わかき珈琲】紹介動画

オンラインストアはこちら↓
https://izumigamori.stores.jp/

小上がりスペースは、子連れにも優しいポイント。


ちょっと変わった、居心地の良いお店「Bakeryいずみがもり桑野店」。パンを買いに行く場所という固定概念を捨て、スープや絵本目当て、あるいはちょっと一息をつきに訪れてみませんか?

新メニューはこちらからチェック↓
いずみがもり桑野店新メニュー

SHOP INFO

Bakeryいずみがもり 桑野店

福島県郡山市小関谷地23-1

営/8:00~19:00(カフェコーナー 〜18:00)
休/無休
P/300台

Instagram

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