東北の入り口、ふくしま。本展覧会では、福島が歴史的・文化的に「こちら」と「あちら」の境界の場所=「この世とあの世」の間にある「あはひ(=間)のクニ」とし、妖怪や幽霊の出現する「あやかしのクニ」であると捉えてみます。
県内の様々な怪異・妖怪・幽霊に関する資料から、福島・東北の人々が抱いてきた異界や死への恐れ、不安、好奇心の現れ方を紹介します。様々な怪異は我々の生きる世界と断絶した存在ではなく、すぐ隣にあり、少しのきっかけで両者の境界はあいまいなものになってしまいます。そんな、すぐ隣にある不思議なモノたちを通じて、福島の文化の独自性に迫ります。
日時/2021年7月17日(土)~9月26日(日)9:30~17:00(最終入館16:30)
※毎週土曜は企画展に限り観覧時間を19:00まで延長(最終入館18:00・8/21、9/18は除く)
※月曜(8/9、9/20は開館)、9/21休館
会場/福島県立博物館(福島県会津若松市城東町1−25)
観覧料/1,200円(高校生以下無料)
お問合せ/0242-28-6000(福島県立博物館)
HP/https://general-museum.fcs.ed.jp/