いわき市ゆかりの詩人の文学館でアートなひと時を
蛙の詩人としても知られるいわき市出身の詩人、草野心平の功績を記念して建てられた文学館。文学館と聞くとちょっとお堅く感じるかもしれませんが、訪れてみて最初に圧倒されたのが館内のロビーから一望できる阿武隈山系の雄大な景色。実はコレ、心平が16歳まで暮らした故郷の情景なのだそう。さらに、常設展示室に並ぶ作品の展示方法もなんとも独創的。作品とともに心平の人生の歩みが反映されていたり、光や音を利用した五感に訴える作品たちに、気づけばすっかり草野心平の世界観に引き込まれてしまいます。
アートな気分が高まったら実際に詩の創作にもチャレンジしてみては?
館内の文学プラザでは自由に詩作ができ、後日保存された作品をタッチパネルで閲覧することもできます。また、夏休み期間中「名探偵コナン」で知られる漫画家・青山剛昌の企画展を筆頭に、バルーンワークショップ、サマーナイトコンサート、文学館ふれあい祭など注目イベントが目白押し。子どもから大人まで一緒になって楽しめること間違いなし!
草野心平の生家も一緒に訪ねてみるのがおすすめ!(文学館から車で約5分)
※この記事は2014年7月号に掲載したものです。内容や価格は取材当時(2014年6月)のものです。