去る2023年6月23日、2015年から始まった、JR東日本の観光列車「フルーティアふくしま」と、磐梯町のリゾートホテル「星野リゾート 磐梯山温泉ホテル」がコラボしたツアーにarukuスタッフが参加してきました♪
ツアー名は「福がくるくるフルーティア」。スイーツ列車としておなじみのフルーティアふくしまに乗れること、そして星野リゾート 磐梯山温泉ホテルでは会津ならではのお楽しみが待っているとあって、ずっと楽しみにしていたarukuスタッフ。そのツアーの全様を、余すところなくお伝えします!
13:30 コラボツアー仕様の「フルーティアふくしま」に乗車!
郡山駅から乗車したフルーティアふくしまでは、会津エリアを担当するJR東日本の職員さんや、可愛い赤べこさんに扮した磐梯山温泉ホテルのスタッフさんたちがお出迎え。乗車の際はウェルカムドリンク(桃のノンアルシードルでした!)をいただき、気分も上がります。約20名の参加者を乗せ、磐梯町駅へ出発!
座席は窓側に設けられたゆったりタイプ。「走るカフェ」をコンセプトにしているだけあって、とてもくつろぎやすいです♪
そしてお楽しみのスイーツ第1弾はこちら。風車を模したプレートには、会津の味を生かしたホテルシェフ特製の5種類のスイーツが。会津名物の山塩を使ったマカロン、蕎麦風味のクグロフ、武者煎餅の生チョコ、柚子と洋ナシのパートドフリュイにあんぽ柿のバターケーキ。どれもホテル仕様の上品な甘さと口当たりに唸らずにはいられない美味しさ…!
そしてもはや全国的に知られる縁起物・赤べこが背中に運んできたのは季節のタルト。この日は苺とアーモンドクリームのタルトで、甘酸っぱさとアーモンドの香ばしさがマッチした贅沢な一品でした。
車内では半被を着て撮影できる写真スポットや、お好みのフル-ツティーを作るコーナー、スタッフさんたちによる「いっぷくトーク」など内容盛りだくさん。会津では風車は“くるくる”回ることから、福を呼び込む縁起物とされているそう。だから車内に風車のモチーフが多いんですね!最後は記念乗車証と、喜多方のお煎餅をお土産にいただきました。
15:37に磐梯町駅に到着。あっという間の乗車時間でした!車内を盛り上げてくれたJR東日本の職員さんと、星野リゾート 磐梯山温泉ホテルのスタッフのみなさんがお見送り。目一杯のおもてなし、ありがとうございました!
16:10 星野リゾート 磐梯山温泉ホテルへ到着
フルーティアを楽しんだ後は、次なる目的地・星野リゾート 磐梯山温泉ホテルへ。本日はこちらで宿泊します。星野リゾートといえば、その地域の特色を活かした様々なコンテンツを提案する宿泊施設。この磐梯山温泉ホテルでも、会津ならではの食やイベント、アクティビティが用意されていました。
この日だけでも、これだけのイベントがラインナップ。なんとヘリ遊覧飛行まで!(これは乗りたい…!)そのほかも、朝市やワークショップ、日本酒まで会津名物を体験できるものばかり。ホテル滞在中もお楽しみが満載です。
夕食までの時間の間、特別にスイートルームを見学させてもらいました。最大5名まで宿泊できるメゾネットタイプのモダンスイートは、勾配天井がロッジ感を演出し雰囲気満点。クッションには会津木綿のカバー、ニッチには絵ろうそくの飾り、テーブルは会津塗りのちゃぶ台など、細かい所にも会津らしさを感じます。しかも、宿泊者には会津の日本酒(3本)付き!グループ旅行にはもってこいのお部屋ですね。
こちらはシンプルなモダンツインルーム。磐梯山側、猪苗代湖側それぞれのゲストルームには、各部屋ごとに異なったインテリアを使用。落ち着いた雰囲気なのでゆったり滞在時間を過ごせそうです。
「いつかスイートに泊まってみたい~」と夢みながら夕食会場「kisse・kisse」に到着すると、スタッフさんがおすすめの料理や、コーナーなどを紹介しながら席まで案内してくれました。手打ち蕎麦や小づゆなど会津の郷土料理、ライブキッチンで作られる天ぷらやステーキ、野菜コーナーにデザートコーナー…どれも全部美味しそう!
ビール(別料金)をお供にいただきます!新鮮で、揚げたて、作りたてのお料理ばかりだからどれを選んでもハズレ無し♪arukuスタッフは、そばのリゾットやてんぷらが特にお気に入りでした。
夕食を堪能し、お腹を抱えながら(ビュッフェってなんで食べ過ぎちゃうんでしょう…)、この日最後のイベント「あいばせ!踊らんしょ」に参加。福島ではおなじみの民謡「会津磐梯山」のお囃子にのってみんなで踊ります(歌は地元会津の音楽ユニットの方々、太鼓はホテルスタッフさん!)
小原庄助さんや蒲生氏郷公、白虎隊剣士など会津のスター(に扮したスタッフさん)たちと一緒に踊りあかし、最後はみんなで記念撮影♪楽しかった~~!最高の夜で一日を締めたのでした。
ホテル滞在中は、期間限定で開催されていた会津地酒の飲み比べ「会津ノムリエ品評会」や、薬研でお茶作りをしたり、絵付け体験をしたりアクティビティを体験したarukuスタッフ。
※絵付け体験は赤べこのほか、小法師や白虎刀など選べます。
<絵付け体験費:①赤べこ/1,600円、②起き上がり小法師/750円、③白虎刀/1,300円>
※赤べこは在庫がない場合があります。
2日目~会津若松を観光
ホテルをチェックアウトした後は、会津若松市へ繰り出し名勝「御薬園」へ。始まりは会津守護職・葦名氏の別荘地、保科氏になってからは大名庭園から領民のための薬草園に、戊辰戦争時は傷病者の治療地として、会津の歴史舞台になった苑内を、ボランティアガイドの成田さんに説明を受けながら散歩しました。貴重な御種人参(朝鮮人参)の畑や、特別に重陽閣(※)の中まで!
(※)昭和天皇の弟宮秩父宮雍仁(やすひと)親王殿下とご婚約された、アメリカ大使(当時)松平恒雄氏の長女 節子姫ご一家の来若を歓迎するため、東山温泉に建てられたもの
旅の締めには七日町にある味噌蔵「満田屋」で、味噌田楽コースのランチ♪こんにゃくや里芋、厚揚げにしんごろうもちなど、お腹いっぱい堪能し、会津を後にしました。
列車からホテル滞在、会津観光まで、会津づくしの旅は、企画スタッフさんのおもてなしやアイディアで料金以上の満足を得ること間違いなし!今後は秋に合わせたイベント等も企画中とのことで、期待が高まります♪皆さんも今年で姿を消してしまうフルーティア福島にのって、会津づくしのツアーをぜひ満喫してはいかがでしょうか。
福がくるくるフルーティア開催は9月・10月・11月の第4金曜!10月は第2金曜も!
運行日:2023年9月22日(金)、10月13日(金)・27日(金)、11月24日(金)
「福島の福」をテーマに、9月以降はフォトスポットでの写真サービスやオリジナルのお土産、ブドウをふんだんに使った季節のタルトが堪能できます。2023年12月をもって運行終了となる「フルーティアふくしま」で特別な旅を楽しんで見てはいかがですか。
※この記事は2023年7月に制作したものです。内容は取材当時のものです。