福島県には、豆の選定から焙煎、抽出方法までこだわり抜いたカフェ・コーヒーショップがたくさん!今回はそんな中から、arukuおすすめの5店舗をご紹介します。
[会津若松市]PLAY TIME CAFÉ(プレイタイムカフェ)
かつて安高通りに店を構え、郡山のカフェ文化に明かりをともしたPLAY TIME CAFÉ(プレイタイムカフェ)。マスターの丹治さんはいま、焙煎機のある会津若松市の天寧寺倉庫を拠点に、県内外のイベントでコーヒーを入れています。
静かに、少しずつ湯を注ぎ、1杯におよそ5分をかけるドリップを、丹治さんは「僕とお客さんの、最大公約数を探す時間」と表現します。丹治さんのコーヒーはどこか優しい味わいで、入れてもらっている時間も含めたコーヒー体験であることに気づかされます。
(左奥)パンプリン 500円
(右手前)フレンチブレンド 550円
深煎りの「フレンチブレンド」は優しいコクがあり、じっくり時間をかけて味わいたい。じゅわ&ぷるの甘いやわらかな食感にビターなカラメルが効いた「パンプリン」と一緒にどうぞ。
SHOP INFO
PLAY TIME Coffee & Roaster(プレイタイムコーヒーアンドロースター)
福島県会津若松市天寧寺町7-38 ヒューマンハブ天寧寺倉庫内
営/11:00~17:00(L.O16:30)
休/水・木曜
※木曜は丹治さん不在の営業
※イベント出店の情報はInstagramをご確認ください。
P/32台
[福島市]SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES(セキヤコーヒー)
福島大学からほど近い田んぼの側。店内の直火式焙煎機を用いてストレート・ブレンド合わせて20種類ほどを提供しています。マスターの齊藤さんは15歳でコーヒーに出会い、20歳で焙煎をスタート。「コーヒーの魅力は焙煎の度合いで幅広く味が変わること」と語ります。
グァマテラ・ファンシーサンタロッサ 750円
バーボンウイスキーを仕込んだ木樽で生豆を熟成した「バレルエイジド加工」のコーヒーは、バーボンと豆がそれぞれ持つ豊かな香りを融合させた、新しい味覚の扉を開く一杯です。水出し(写真右)はウイスキーのまったりとした甘みを感じられます。
SHOP INFO
SEKIYA COFFEE&GOOD TIMES(セキヤコーヒー)
福島県福島市松川町関谷字藤窪6-1
営/12:00~19:00
※土・日・祝日は11:00~19:00
休/不定休
※InstagramまたはHPよりご確認ください。
P/5台
[郡山市]喫茶店 粒
店主の佐々木さんは20代前半で理想の物件と出会い、開業を決意。「冷めてもおいしいコーヒーを目指している」と佐々木さん。いすやテーブル、照明も古道具でしつらえた空間でお気に入りの席を探したい。
粒コーヒーhot 600円
「粒」のコーヒーは、布のネルドリップで淹れるブラジルベースのオリジナルブレンドのみ。深煎りビターながらも滑らかな飲み口で、冷めても味の変化を楽しめる。素朴でおいしくかわいい「おやつ」とともに、根強いファンが多い一杯です。
ぷりん 550円
トップに乗るフルーツは季節によって変わります。シャインマスカットは郡山市で新規就農した友人が生産したもの。
[郡山市]wave coffee(ウェーブコーヒー)
甘さと酸味の調和がとれたスペシャルティコーヒーを扱う、ブレンドはないストレートの専門店。タイプの異なる豆を15種ほど用意し、好みや気分のまま気軽においしいコーヒーに出会える店にしたいといいます。そんな店主・浪岡さんの探求に惹かれ、コーヒー好きが学びを求めて足を運ぶラボのような場所にもなっています。
(左)ハンドドリップコーヒー 500円~
フード持ち込み可なので自分なりのペアリングを楽しんで。
(右)カフェモカ 850円
浅煎り×チョコレートですっきりとした甘さが特長です。
[須賀川市]珈琲と菓子 佳日(かじつ)
那須、福岡、東京…。「佳日」のコーヒーメニューに並ぶ、焙煎所の場所です。共通項は、店主の鈴木さんがおいしいと感じて、想像通りに淹れられる。そして、サステナブルなプロセスで生産された豆を扱っていること。「嗜好品だからこそ、地球と共存して生産する配慮が必要だと思う」と鈴木さん。
(左)アップルパイ 520円
(右)イツモノブレンド 500円
鈴木さんのお母さんが生産するアップルパイには、那須塩原市『COFFEE ONTARIO』の「イツモノブレンド」がぴったり。
SHOP INFO
珈琲と菓子 佳日(かじつ)
福島県須賀川市中町4-1 須賀川市民交流センター tette 1F
営/10:00~18:00(土日祝は~17:00)
休/不定休
P/72台(2時間無料)
※この記事は2024年11月に制作したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。