最長12時間の日帰り温泉が充実♪「いいざか花ももの湯」
至れり尽くせりの湯めぐりを日帰りの気軽さで
お泊りレベルの満足感を気軽な日帰り温泉で得られる「花ももの湯」。三本の源泉を一度に楽しめるのが醍醐味で、豊富なバリエーションの湯舟がお風呂欲をさらに満たしてくれます。
お風呂上りは和洋中の料理を味わえるランチバイキングを!目の前で出来立てを提供してくれるライブキッチンや季節感を大事にしたメニューなど、目移り覚悟のラインナップです。
無料休憩室で寛ぐも良し、貸切休憩室でプライベートの時間を過ごすも良し。最長12時間の宿泊顔負けの日帰り旅が楽しめます。もちろん、ワンランク上の温泉旅を堪能できる宿泊の旅もハレの日にぴったり!
施設情報
●入館料/
1,600円~
●利用可能時間/
10:00~22:00(最終入館21:00)
※宿泊情報については、飯坂ホテルジュラクHPをご覧ください。
全室ペットOK!専用アメニティやケージも完備の「おきな旅館」
アットホームなお宿でペットと楽しむ温泉宿
「ペットを飼っているから泊まりの旅行は難しい…」という方に朗報!『おきな旅館』は、全室ペット利用OKなだけでなく、ペット専用のアメニティやゲージ、キャットタワーまで準備されていて、愛犬家・愛猫家から絶大な支持を集めるお宿です。
館内移動時やお留守番させる時以外は、お部屋の中で自由に遊ばせることができるので、ペットもストレスなく旅を満喫できます。
また、訪れる人を癒してくれる4匹の看板猫の存在も楽しみのひとつ。肌に良い源泉かけ流しの温泉や、オーナーソムリエがおすすめするお酒と品数豊富なお料理で、心と身体、お腹も満たされる温泉旅を♪
施設情報
●宿泊料金/
1泊2食付き17,000円~
●チェックイン・チェックアウト/
・チェックイン/15:00
・チェックアウト/10:00
●貸切温泉/
あり(宿泊者は無料)
●日帰り入浴/
大人500円(土日祝10:30~16:00)
※2025年2月から料金変更予定
天保12年創業の歴史を誇る「吉川屋」
家族でゆったり過ごせる、おもてなしのお宿
飯坂の温泉街から摺上川を2キロほど上流へ。奥飯坂(穴原温泉)と呼ばれるこのエリアでは、街なかの喧噪を離れ、四季折々の自然に身を委ねる温泉旅が楽しめます。特に、天保12年創業と飯坂屈指の歴史を誇る『吉川屋』は、2023年に一部施設のリニューアルを行い、非日常のひと時を幅広い世代が満喫できるように進化!
ボルダリングコーナーを完備したキッズスペースに、ホリデーシーズン限定でオープンする温水プール、フルーツジュースが出てくる蛇口など、子どもたちも宿での時間を飽きることなく過ごせます。また、自身でも作品を描くほどマンガ好きだという社長選りすぐりの4,000冊のマンガが揃うブックラウンジも必見!
もちろん、東北の美味しい食材にこだわった豪華な会席スタイルの料理や、渓谷沿いの雄大な絶景を望む開放的な露天風呂など、何度も訪れたくなる温泉宿としての魅力にもあふれています。
施設情報
●宿泊料金
1泊2食付き16,500円~
●チェックイン・チェックアウト
・チェックイン/15:00
・チェックアウト/10:00
●貸切温泉/
あり(45分2,750円)
●日帰り入浴/
大人1,200円(※毎週日曜11:30~15:00、最終受付14:00)
共同浴場のお風呂文化に浸る
熱くて優しい飯坂温泉の共同浴場。伝統と日常が交差する湯の街
かのヤマトタケルが湯治したという伝説が残り、江戸時代には松尾芭蕉が旅路で訪れ、昭和の全盛期には日本屈指の賑わいを誇った飯坂温泉。由緒正しい名湯でありながら、庶民の暮らしに身近な存在という側面も見逃せません。そんな名残を最も強く感じられるのが、温泉街に点在する共同浴場です。
「昔は自宅にお風呂がない家庭も多く、地元の人たちにふだん使いの銭湯として利用されていました。今でも、手ごろな料金で入れることや早朝から営業していることもあり、地元の人にとっては欠かせない存在です」。観光協会会長の柳沼公貴さんが、飯坂に共同浴場が定着した経緯を教えてくれました。現在営業中の共同浴場は8カ所と県内最多!昔ながらのお風呂文化に触れられると、最近では共同浴場目当ての観光客も増えているそうです。
熱さにこだわるワケがある⁉
共同浴場の最大の特徴は、お湯がかなり熱いということ。湯口の温度は一番低い鯖湖湯でも約47℃、最も熱い大門の湯は約70℃のお湯が供給されているというから驚きです。また、大半の共同浴場にはシャワーがなく、浴槽のみのシンプルなつくりであることも押さえておきたいポイントです。「豊富な湯量の温泉に源泉かけ流しで入るのが共同浴場のスタイル。
毎年、番付が作られるほど熱さにこだわっていて、熱くないと入った気がしないという地元の人の声も多いんです。最近では、観光客の方向けにぬる湯を備えた共同浴場もあり、特に波来湯にはシャワーが唯一あるので、初めての方におすすめですね」と柳沼さん。想像以上に熱いけど、入るうちにその熱さがクセになるのが共同浴場の大きな魅力です。
お風呂を通して交流を楽しむ
暮らしに密着したお風呂文化が築かれた背景に、「泉質が関係しているのでは⁉」と柳沼さん。「飯坂温泉のお湯は人肌に近い弱アルカリ性の単純泉で匂いやぬめりといったクセはありません。それなのに、お風呂上りはぽかぽか感がずっと続きます。毎日入って飽きないことも、日常使いの共同浴場が定着した一因だと思います」。
地域住民にとっては生活の一部であり、観光客にとってはエンタメ性あふれる飯坂温泉の共同浴場。最近では、「熱いでしょ?」「(ホースで)ちょっと水足しな」と、両者の交流が生まれる光景も目にするそうです。あつ~いお湯に浸かってみれば、体はもちろん、心までじんわり温まることでしょう。
飯坂温泉のおすすめ共同浴場
全体マップ
鯖湖(さばこ)湯
飯坂温泉で最も古く、全国でも愛媛の道後温泉に次ぐ歴史を誇る木造建築の共同浴場。現在の建物は平成に入ってから改装されたものですが、明治時代の湯治場の趣をそのまま残したヒバ造りの佇まいは風情満点です♪
SHOP INFO
鯖湖湯
福島県福島市飯坂町湯沢32
営/6:00~22:00
※2025年2月1日より6:00~21:00
休/月曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市観光開発株式会社
波来(はこ)湯
飯坂温泉駅から最も近く、設備も充実。共同浴場ビギナーはまずはここから!
★ぬる湯あり・シャワーあり
SHOP INFO
波来湯
福島県福島市飯坂町十綱町30
営/6:00~22:00
※2025年2月1日より6:00~21:00
休/火曜
入浴料金/大人300円、こども150円
※2025年2月1日より大人500円、こども300円
問合せ先/福島市観光開発株式会社
導専(どうせん)の湯
住宅街に溶け込む共同浴場。地元気分を味わいたい方におすすめ!
★ぬる湯あり
SHOP INFO
導専の湯
福島県福島市飯坂町湯野導専25-5
営/6:00~22:00
※2025年2月1日より6:00~21:00
休/金曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市観光開発株式会社
仙気(せんき)の湯
「仙気(疝気)=下腹部の痛み」に効くことから命名。ぬる湯があるのも◎。
★ぬる湯あり
SHOP INFO
仙気の湯
福島県福島市飯坂町湯野愛宕前35
営/6:00~22:00
※2025年2月より月水金6:00~13:00、火木土日13:00~21:00
休/木曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
お問合せ先/福島市観光開発株式会社
大門の湯
見晴らしの良い高台に位置し、熱さ番付では仙気の湯と並んで横綱に君臨!
SHOP INFO
大門の湯
福島県福島市飯坂町大門1
営/6:00~22:00
※2025年2月より月水金6:00~13:00、火木土日13:00~21:00
休/木曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市飯坂支所温泉地振興課
天王寺穴原(てんのうじあなばら)湯
温泉街からは少し離れたところにある穴場的な共同浴場。
SHOP INFO
天王寺穴原湯
福島県福島市飯坂町湯野湯尻25-5
営/6:00~22:00
※2025年2月より月水金6:00~13:00、火木土日13:00~21:00
休/水曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市飯坂支所温泉地振興課
十綱(とつな)の湯
飯坂のシンボルである十綱橋から名付けられた一番新しい共同浴場。
SHOP INFO
十綱の湯
福島県福島市飯坂町下川原36-7
営/6:00~22:00
※2025年2月1日より月水金13:00~21:00、火木土日6:00~13:00
休/金曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市飯坂支所温泉地振興課
八幡(やはた)の湯
けんか祭りが行われる八幡神社の近くにある共同浴場。
SHOP INFO
八幡の湯
福島県福島市飯坂町馬場20-1
営/6:00~22:00
※2025年2月1日より月水金13:00~21:00、火木土日6:00~13:00
休/火曜
入浴料金/大人200円、こども100円
※2025年2月1日より大人400円、こども200円
問合せ先/福島市飯坂支所温泉地振興課
※この記事はaruku2025年1月号に掲載したものです。価格(税込表記)や内容は取材当時のものです。