照明を減らすだけで非日常的なワクワク感!
時には、蛍光灯の強い明かりを落としてみませんか。普段より少し暗いだけで陰影が美しく見えます。キャンドルを灯せばさらに非日常感がアップ。時間もゆっくり過ぎていくようです。
「特別な日じゃなくても、キャンドルを使ってみて欲しい」と言うのは、渡辺みゆき先生。「キャンドルには、灯した数だけ幸せのエンジェルが舞い降りるという言い伝えがあるんです。私はそう聞いてキャンドルにハマりました」。ほの暗さと炎のゆらぎは神経を休め心身をリラックスさせるもの。本当に幸せを運んできてくれる気がします。
今回楽しみ方を教えてくれたのは、「キャンドルハウスシュシュ」の渡辺みゆき先生。「炎を短時間で消さないで1~2時間灯し続けると、ロウと芯のバランスを崩さず最後まで使えます。」
ゆらぐ炎をおうちで楽しむ
キャンドルは食卓に魔法をかける
クリスマスや年越しなど、夜のイベントを楽しみたい時、キャンドルは素敵な脇役になってくれます。特別な食卓に似合うデザインも色々。シンプルなキャンドルも、グラスに塩や砂を敷いて花やドライフルーツをトッピングすればイベント仕様に変身します。
炎を眺めるだけの時間があっても素敵
アロマやお風呂のキャンドルも魅力的ですが、キャンドルハウスシュシュのスタッフは眠る前に楽しんでいるとか。癒し効果がある上、炎の熱でお部屋もやんわり温まるのだそうです。ベッドから離れた棚の上など、安全で安定した場所で灯し、消したことを確認してから眠りに就くのが鉄則。心配なら、炎を再現したLEDキャンドルという手も。
精巧なツリーの形が美しいクリスマスツリーキャンドルXL 3,200円、S 2,500円
ペーパーキャンドルホルダー(グラス付) 952円
ウィンドウライトエレガンス M 700円・中はシンプルな2×3ピラーキャンドル 400円/手前のイニシャルキャンドル 650円/個※砂・ドライフルーツは別売り
キャンドルを作ることを楽しむ
【材料】
土台用:ロウ(パラフィンワックス+パルバックス10%)100g
化粧用:パラフィンワックス120g/パルバックス60g/ポプリ1皿/食用油少々
ランタンの中にいれるカップキャンドル(4時間用)1個
【道具】
セルクル型/ミニホイッパー/円柱型/はし/スプーン/湯せん用鍋/片手鍋/IHヒーター
1.土台:80℃で融かした土台用のロウをホイップしてセルクル型に詰め、冷やし固めておきます。
2.融かしたパラフィンワックスと細かくしたポプリを片手鍋に入れ、湯せんで少し煮込みます。油を塗った円柱型の真ん中に土台をいれ、その周りに、融かしたろうを一気に流し込みます。
3.土台の上にのったポプリは見えなくなってしまうので、円柱型の横から見えるように、はしで土台のまわりに詰めていきます。
4.ポプリを飾り終えたら、冷ましながらランタンの形を作ります。スプーンでカップの壁にろうをかけるように、真ん中が凹んだ形に整えていきます。
5.ランタンの内側を融けにくいパルバックスでコートします。融かして柔らかめにホイップしたパルバックスをカップに入れ、周囲が7mm厚になるようにスプーンで形を作ります。
6.手指とスプーンを使って、底を平らに、内側を滑らかに整えます。20~30分冷やし、カップから外して完成。
手作りキャンドル体験教室カルチャーコース(全9種)は毎日開催。スタート時間10:00、12:00、14:00、16:00 制作時間90分 ポプリランタンは1個2,000円
他に随時スタートのクイックコース(全5種)もあります。※体験内容は予告なく変更になる場合もあります。
※この記事はaruku2015年12月号に掲載したものです。価格や内容は取材時のものです。